仲間づくりがキーワード！登坂利枝さん

初めまして、コサイトウです。3歳の娘とパパと3人で調布に暮らしています。もうすぐ待ちに待った幼稚園入園で、自分の時間ができるのがとっても楽しみ。どんな風に過ごそうかしら？

そんな話をコサイト編集長のタケナカさんにしたら「いろんなことを頑張っているご近所ママたちを取材してみない？参考になると思うよ」とお誘いが！

取材なんて初めてだけど、知りたがりのわたしにはぴったり。久々にワクワクしちゃう。

ということで、今回は佐須にお住まいの登坂利枝さんのお宅にお邪魔しました！

ご自宅でお菓子とパンの教室「honey drop」を主宰している登坂さん。中1と小5の姉妹のママであり、聞けばクックパッドの料理教室もされているそう。もしかして初回からスーパーママのところに来ちゃったのかも…どきどき。

預け合いの仲間「チーム佐須」

登坂さんは、子どもが生まれたら家で仕事がしたいな、となんとなく考えていたそう。もともとお菓子作りが好きだったから、それを家で教える仕事を始めようと7年前から本格的にお菓子の専門学校での勉強を開始。
つまり、ママになってから新しい仕事にチャレンジしたというわけです。すごーい！

でも…勉強に行っている間まだ小さかったお子さんのお世話はどうしていたの？

「地域に子どもを預け合える仲間を作りました。上の子が通っていた星美幼稚園で仲良くなったママ友です。いろいろおしゃべりしているうちに、“このまま子育てに振り回されるだけの人生はいやだよね”って意気投合したの。」

そうよね、子どもはいつか巣立つものね。その時、一緒に自分も飛び立てるように、まだ子どもに手がかかる今のうちから準備を始めたいと、すぐに預け合いが始まったそうです。

「もちろん、この仲間ができるまでには、気が合いそうなママを必死で探しましたよ」

登坂さんはこの預け合いの仲間を「チーム佐須」って呼んでいて、とても仲が良さそう。なんだかうらやましいな。うちは、パパやじいじばあばを頼れないときは、たいてい１人でなんとかするか、諦めるしかなかったもの。

「コサイトウさん、頼れるお友達はいる？」

「ママ友はたくさんいるけれど、子どもを預けられる人は…1人しかいないです…」

「でも、1人はいるのね。大勢いなくても1人いてくれるだけで心強いわよ」

「そっか、そうですよね！」

なんだか安心しちゃった。私も登坂さんみたいに、自分のやりたいこと見つけて頑張りたいな。

「ポイントは“10年後の自分の姿を常にイメージする”ことかな。私は、やりたいことがはっきりしていたから頑張れた。もちろんたくさん寄り道もしたし、子育てがつらい時期もあって苦労の連続。今だって、もがいている最中ですけれどね（笑）」

レッスンにお邪魔しました

週に2～3回のオリジナルレッスンに加え、「クックパッド料理教室国領教室校」としてもパンとお菓子のレッスンを開催している登坂さん。その様子をちょっとのぞかせてもらいました。

お話を聞いた時のニコニコした表情とはガラッと変わり、すっかり「先生」のお顔。生徒さんに的確なアドバイスをしつつレッスンを進めます。この日は土曜日だったので、レッスン中も登坂家の子どもたちが出かけていく物音が聞こえてきて家族の気配も感じられます。おうちでの仕事って、オンオフの切り替えが難しそうだけれど、こんな風に仕事と家庭がやんわり繋がっているのは心地いいかも。

どんな1日を過ごしているの？

朝6時に起床。7時15分までに食卓につくのが登坂家のルールだそう。朝食後、家族を送り出して8時15分から9時までが、登坂さんのゴールデンタイム。1人でゆったり朝食をとることで気持ちをリセットします。9時からレッスンの準備を始めて11時からレッスン開始。15時くらいに終了したら、その後は事務作業。そして18時から夕食の支度です。

忙しい日でも、手の込んだものを毎日作っているのでしょうね。

「いえいえ、30分でパパッと済ませちゃいます。だって、レッスンで頑張っているから、夕食まで凝ったものを作ったら疲れちゃうもん」だって。

子どもたちはそれぞれ習い事や部活動で忙しく、帰宅時間はまちまちなので、いる人だけで夕食をとります。

ところで、レッスンでも調布産野菜を使っていると言ってたけど、普段のお買い物はどちらに？

「深大にぎわいの里にある“調布のやさい畑”さんにはよく行きます。あ、これから行くけど、一緒にコサイトウさんも行く？」

わーい、喜んで行きます！