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ふしぎしんぶん

2017年10月21日 公開

 コサイト編集長の竹中です。

 

突然ですが、「ふしぎしんぶん」の193号が届きました。毎月1回発行されているということは、年間12回発行だから…単純に割り算してみたら、16年も発行を続けているということに驚きますが、さて「ふしぎしんぶん」って?

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作っているのは田中幸さんと結城千代子さん。お二人とも科学者であり、田中さんは晃華学園の理科の先生、結城さんは昨年まで晃華学園マリアの園幼稚園の園長先生をお勤めでしたが、もともとは物理がご専門で、中学高校などの教科書執筆に長年携わっている方。

 

実は、マリアの園幼稚園の取材を通して結城さんと知り合い、「科学をもっと身近に、楽しく」という思いからこの「ふしぎしんぶん」を作っているとお聞きしました。幼稚園や小学生ぐらいの親子がこの「ふしぎしんぶん」をきっかけに身近な物事に対して、楽しく、科学的な考え方や見方に触れることができる、とても素敵な新聞で、私はすっかりファンに!

 

いったいどんな新聞かって?

 

えーとですね、たとえば今月のテーマは「ひがつくふしぎ(火がつく不思議)」です。全4ページで、1ページと4ページは子ども向け。テーマに沿ったクイズなどもあります。中面は大人向けに書かれていて、かなり読み応えのある内容です。今は簡単に火をつけられるけれど、マッチさえなかった時代、人間はさまざまな工夫をして火を起こしていました。摩擦を利用してより手軽に発火させるマッチって、実はすごい発明だったんだ!と「ふしぎしんぶん」を読んで初めて知りました。

 

日頃何気なく見ているもの、使っているものの「しくみ」は案外知らないものです。「ふしぎしんぶん」では毎月いろいろなテーマで身近な物事と科学を結びつけたお話がわかりやすく掲載されています。たとえば、先月のテーマは「ストローのふしぎ」でした。ストローでジュースが飲めるのは、私たちが「大気」の中で暮らしているから。そんな目線は持ったことがありませんでした。科学的にものを見るって楽しい!

 

そんなわけで毎月「ふしぎしんぶん」を読むたびに目からウロコな私。ゴリゴリの文系で生きてきたけれど読めば「科学って面白い、もっと知りたい!」と思えるのがうれしいのです。

 

子どもには無限の可能性がありますね。親子で楽しく科学を感じ、仕組みを知る機会があれば、関心も広がるかもしれません。

 

「ふしぎしんぶん」はネットでも読むことができますが、コサイト編集部がある「カフェaona」のチラシコーナーにも毎月少しずつですが置いてあります。無理を言ってお願いして毎月最新号が届きます。

読んでみたい!気になる!という方は、aonaにいらしたときにぜひお持ち帰りくださ〜い。

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