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商店街とつながる、広がる!「すこっぷ」の子どもたち

2018年10月13日 公開

調布市布田の商店が立ち並ぶ一角にある、児童発達支援施設「すこっぷ」では、地域の人たちとのつながりを大切にしています。

 

とくに3歳から6歳までの子どもたちが参加できる、大人気「クジラクラス」のプログラムでは、多様な人たちが関わり、子どもも大人もワクワクするような企画が次々に実施されています。

10月13日には、地元商店街が協力して体験ワークショップが開催されました。

 

すこっぷの子どもたちは2チームに分かれて出発!旧甲州街道に面した「小野田青果店」さんと、布地を販売している「いづみや」さんへ向かいました。小野田青果店では、お店スタッフの「ぴかちゅう」さんが講師としてお出迎え。Tシャツがピカチュウなので、子どもたちにもわかりやすい!

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店頭に並べられたテーブルには、美味しそうな野菜や果物たちがたくさん並んでいます。配られた画用紙とクレヨンを使って、さっそくお絵描きがスタート。

子どもたちはそれぞれ、気になる野菜や果物を手にとってみたり、画用紙の上に置いて形をなぞってみたり。

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「子どもたちの自由な発想に、僕のほうがインスパイアされますね。たとえばこのシール(産地や銘柄のシール)も、かぼちゃの周りにぐるーっとたくさん貼り付けたり、野菜や果物をいくつも積み上げてみたり」(小野田青果店・ぴかちゅうさん)

 

商店街の八百屋さんが、子どもたちにとって少し身近に感じられたひとときでした。

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続いて向かったのが、布地販売の「いづみや」さん。ここでは持ち寄ったTシャツを、ハギレでカスタマイズします。好きな布を選んで、好みの形に切って、接着剤で貼り付けます。紙と違うから、切るのも貼るのも集中力が必要ですね。はさみを使って、布地を小さく切る子、いろいろな形の布をTシャツに貼り付ける配置を試行錯誤したりと、こちらもみんな夢中です。

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店主のあらいさんは、新選組の衣装でお出迎え!

「すごく楽しんでもらえているようで嬉しいです。ちょうど孫と同じ年の子どもさんもいて…」

目を細めて子どもたちの様子を見守る店主のあらいさん。日頃商店街を利用していない人にも、お店のことを知ってもらえる機会にもなる、と喜んでおられました。

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折しもこの日は、上布田商栄会の福引大会の真っ最中。すこっぷの一行はこの会場で、上布田商栄会のみなさんからラムネをごちそうしてもらいました。蓋の開け方がわからない子も、お友だちの真似をして上手に開けたり開けられなかったり。

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さあ、そろそろお開きかな…というタイミングで、ラグビーボールを持った男性が。この方はイタリアンダイニングBarry’s店長の金子さんです。オーストラリアでラグビー選手として活躍後、現在はレストランの店長として、そしてラグビーの普及活動にも熱心に取り組んでいる方。

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蓮慶寺通りで通行止めになっている広いスペースを使って、ラグビー体験会が急遽始まりました。

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転がるとどこへいくかわからないラグビーボール。まずは2チームにわかれてリレーを楽しみました。ラグビーボールがバトンの変わり。セットされたポールの下をくぐってぐるりと回って次のお友だちへとつなぎます。

続いてはキャッチボール。アイコンタクトをしてちょうどよい加減で投げなければ、相手は受け取れません。さて、上手にできるかな?

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思いがけないラグビー体験が嬉しくて嬉しくて、全身で喜び、楽しみ(ときに泣いたりして)、充実の半日プログラムは、今度こそ、ここでお開きとなりました。

 

児童発達支援施設の表現療育は、多様なプログラムが実施されています。0歳からの集団療育ラッコクラスの子どもたちも、3歳になったら参加できると今から楽しみにしているとか。発達が気になる、特性がある子どもたちに寄り添った独自の療育は、保護者からの支持も高く、人気です。気になる方は、まずはすこっぷへお問い合わせください。

 

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