調布子育て応援サイト コサイト

調布市の行政、民間の子育て情報が一つに。 子育て中の人とまちをつなぐポータルサイト

釣り三昧

2015年11月25日 公開

コサイト編集部員、受験生母のるーさんです。

 

11月は中学3年生にとっては、息づまる月です。
中学校生活の成果が判定され、自分の将来をおぼろげながらにでも決めなければいけない月なのです。人生初の、と言ってもいい岐路に立たされる15歳がいる我が家も、なかなかにハードな日々を送っていますが、そんな毎日が訪れる前には、受験生といえども楽しい夏の日々がありました。私の気分を変えるために、今回はこの夏息子がハマった釣りについてお話ししようと思います。

 

急 に「釣り竿を買って!」と言い出した息子に付き合って、GWに釣り道具屋さんに行きました。ものすごく細くて、すぐ折れそうな釣り竿が何万円もするのに驚 きながら、まずは謙虚に、何でもそろっている初心者セットを購入。友達のお父さんに若洲海浜公園に連れて行ってもらい、初堤防釣りをしてきました。
釣果は、かわいい鯵(?)らしきもの3匹でした。

鯵

夏休みには相変わらず「釣りがしてー」という息子に付き合って、秋川の鱒釣り場へ出かけました。釣りが好きなのにもかかわらず、餌のブドウ虫がつけられない息子は、イクラでチャレンジです。初めは漫然と糸をたらしていただけなので、まったく釣れませんでした。鱒釣り場とはいえ、餌を垂らす場所、餌の動かし方、引くタイミングなど、川釣りは魚との心理戦のようなのです。その後、アドバイザーのご指導もあり、3時間でなんとか6匹釣ることができました。

鱒釣った鱒は家に持ち帰り、塩焼にしました。自分で釣った魚は、格別の美味しさです。日頃はあまり魚を喜ばない息子ですが、「おいしい!」と感激の様子で、2匹を一気にたいらげました。

 

9月には、釣り好きの友達のお父さんが船釣りに誘ってくれました。八景島沖でのカサゴ釣りです。前もって「しおり」を作っていただいたりして、なんだか気合が入っています。カサゴは夏の魚らしく、9月はもうシーズンが終わりのほうらしいのですが、「一緒に行った人の中では一番釣れたんだよ!」といって4匹を持ち帰って来ました。

カサゴ食べるにはかわいそうなぐらい小さなものもありましたが、せっかくの命、煮付けにしていただきました。息子が釣ってきたと思うと、美味しさは格別です。

 

釣りは、成果を持って帰れる、男子の狩猟本能が満たされるいい趣味だなあ、と思います。また、そういう経験をさせてくれる、親じゃない大人とのかかわりも息子にとっては大きいのでしょう。そういったつながりを持てたことが、私にとってはありがたく、うれしい、釣り三昧の夏だったのでした。

ページトップへ