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おでかけ日和

第23回
寒くたって大丈夫!深大寺周辺で暖かく遊ぼう ~神代植物公園大温室と深大寺門前~

2017年1月20日 公開

はー2月も目前、寒い寒い!冷え症で11月には既に足の指が霜焼けになっていた5歳児の母、編集部員ナベです。

 

子どもの冬の外遊びに付き合うのが、年々しんどくなっているのは歳のせい?ではないにしても(笑)、ママパパ共通の悩みだったりしませんか?

 

ということで今回は暖を求め、霜焼けの足を引きずって深大寺方面へ。冬だけでなく一年中快適な屋内スペースにも初潜入してきましたよ!

 

 

広々とした屋内でぬくぬく

 

 

「室内で暖かく過ごせるよ」と、他の編集部員情報を頼りにまずは神代植物公園へ。正門から入って右手にあり、昨年リニューアルしたという大温室へ早速向かいました。

おでかけ日和 神代植物公園大温室

こ、こんなに大きな建物だとは想像もしていませんでした…娘がどこに立っているのかわからないくらいです。ここで突っ立ていても風が冷たいので、中へGO、GO!!

 

一歩中へ踏み入れると、そこは暖かい別世界。

おでかけ日和23 神代植物公園大温室

真冬だというのに温室内は23度!こりゃ、眼鏡もカメラのレンズも曇る訳です。二人とも、早速ダウンコートを脱ぎました。

 

一年中室内はこの温度に設定されていて真夏もこの温度とのことなので、夏は逆に涼しくて快適なのでしょうか!?ぜひ真夏にも来て確認してみようと思いました。

 

 

温室の中を探検し始めると、娘が一言「あの実、食べられるの?」

おでかけ日和23 神代植物公園大温室▲パパイヤの木です

 

まだ実が青いので食べられませんから~残念!展示されている植物だから売り物でもありませんっ。普段はスーパーなどでしか見かけない南国の果物が、実際に木になっている様子を見ることができるのは温室ならではですね。

 

 

やはり、うちの娘は「花より団子」タイプ?いえいえ、こんな一面も見られてうれしかったのが次の温室「ベゴニア室」。おでかけ日和23 神代植物公園大温室▲ベコニアの花を浮かべて展示。水が流れているので花がくるくると動いています。触ってもよいそうですが、大事に扱いましょうね

 

よかった、花にも興味を持ってくれた…。ベコニア室では、鉢植えの植物を展示しているだけでなく「見て、嗅いで、触って」植物を体感できるよう様々な工夫がされています。花より団子タイプの娘も楽しそう…!

 

 

続いて「熱帯スイレン室」へ。ここでは、母親の私がついつい盛り上がってしまいました。だって、この葉っぱって、もしかしてリアル『親指姫』の体験ができてしまうのでは!?

おでかけ日和23 神代植物公園大温室▲解説板には、実際に子どもが葉に乗っている様子が掲載されています

 

パラグアイオニバスの葉は、冬場は小さいですが夏には大きくなり、小学校低学年くらいまでの子どもなら乗ることができるとのこと(実際に乗るイベントを毎年夏に開催)。あぁ、私も子どもに戻れるものなら、この葉に乗ってみたい…。

 

 

なかなか見応えのある大温室。いろいろな植物の花や葉っぱの形が何に見えるか娘と一緒に考えたり、サボテンの種類名を読むのに私が四苦八苦したりと遊んでいるうちにお腹がギュルル。

 

一度大温室を抜け出し、公園内の売店で軽食をテイクアウト。温室内にある展示休憩室に戻ってお昼にすることとしました。

おでかけ日和23 神代植物公園大温室▲休憩室トイレにはオムツ交換台も。キッズチェアの貸し出しもあります

 

風は吹いていないし、太陽の光が注ぎ込む暖かいこの空間はまさに楽園!飲み物や軽食の自動販売機もあり、親子連れからシニア層まで、皆さん思い思いに過ごしていました。お弁当持参の人もチラホラ。

 

さて、温室で身体もすっかり温まりました。少し公園内の屋外も散策した後は、深大寺の「暖かスポット」へ!

 

 

深大寺で出会う窯と湯気

 

 

次なる暖かスポットは、深大寺門前。陶芸体験できるお店も、窯があるからあまり寒くないらしいと事前情報を得ていたので、早速探してみました。

 

神代植物公園の深大寺門から歩いて約5分、このお店でしょうか!?

おでかけ日和 深大寺窯▲「むさし野深大寺窯」というお店、陶芸体験と書かれたのぼりが目印です

 

お店の前には、陶磁器や干支の土鈴などがたくさん並んでいますが、今回のお目当ては体験の方。店内に入っていくと、白い素焼きのお皿や置物が数十種類あり、購入すれば店内で色付けした後、その場で焼き上げて持ち帰れるとのこと。

 

そんな気軽に体験できるのならと、私も娘もそれぞれ好きなお皿を選んで、色付け開始!

おでかけ日和23 深大寺窯

真っ白なお皿と絵筆を前にして、自由に何かを描くのがすごく難しく感じました。子どもの頃は、白い画用紙を渡されたら何を描きたいかすぐに思いつき、いつまでも描き続けていられたのに…。

 

とりあえず「あの絵」でも描くか…と、自分の絵付けはさっさと終了。店内のストーブにあたりながら待っている間、娘が一心不乱に大作(?)を描き続けている姿がとてもまぶしく見えました。

 

 

ようやく娘の大作も完成したようなので、店員さんに焼き上げをお願いし、窯へ入れる瞬間を見せてもらうことに。

おでかけ日和23 深大寺窯

うわ~暖かそう!!いや、熱そうだわこれは。

 

焼きあがるまでの時間は20分。その間に周辺をお散歩しようと外に出ると、早速お隣のお店から流れてくる湯気に引き寄せられる娘…。

おでかけ日和23 深大寺 そば 八起

▲お隣の店の正体はなんとお蕎麦屋さん!「八起」

 

湯気の正体は、その場でふかしているそばまんじゅう!甘酒などもあり、他のお客さんに混ざってついつい購入。お店の前のベンチでいただきました。ホカホカであったか〜い。

 

そうこうしているうちに、あっという間に焼き上がりの時間。じゃ〜ん完成!

おでかけ日和 深大寺窯

私が絵付けした小皿も無事完成。コサイト編集部は、今年もママパパ、プレママプレパパのお役に立てる調布市とその周辺の情報をじゃんじゃん発信するぞ!の思いを込めて、ロゴを見ながら描いてみました♪

 

帰宅後、自分が作ったお皿を使って早速おままごとを楽しむ娘。

おでかけ日和23 神代植物公園大温室

神代植物公園で拾った松ぼっくりなども、おままごと道具に変身!日頃、冬場の外遊びは親の私のほうが寒さに耐えるのに必死。足元のこんな可愛らしい自然の恵みに気づくこともほとんどなかったなぁと反省しました。

 

身も心も温まり、何だかおうち遊びも充実した、そんなおでかけでした!

 

 

【所要時間】

10時頃に神代植物公園に到着。大温室をはじめ、園内を少し散策し、お昼過ぎに深大寺へ移動。13時頃からむさし野深大寺窯にお邪魔し、途中で八起へ。その後周辺を散策した後、15時過ぎに深大寺を出発して帰路につきました。

執筆者 コサイト編集部員ナベ

コサイト編集部員ナベ

調布生まれ調布育ち、幼小中高校全て調布市内の学校を出た調布市民歴30数年。とはいえ、自宅から離れた調布市内のことは意外とまだまだ知らなかったり…?妖怪好きの5歳娘と一緒に、ママチャリで今日も調布市内を駆け巡っています。

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