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作品展から見えてくる、子どもたちの成長

2020年12月9日 公開

寒さが深まってきた11月29日、調布多摩川幼稚園で作品展が開催されました。園庭も含め、園全体が会場。感染症対策のため、事前に配布されたチケットに記載された時刻に従って、少人数ずつ入場しました。

 

作品を見るのと同時に、その出来上がりまでの過程や、子どもたちの発達の筋道を知ってもらうことも大切にしている調布多摩川幼稚園の作品展。

例年は子どもたちの写真や説明もたくさん掲示していましたが、じっくり見ようとするとどうしても会場が混み合ってしまいがち。今回は掲示をやめ、「作品展通信」を定期的に発行することで、全学年の造形活動の様子を事前に保護者に伝えました。

 

▲展示方法にも先生たちのセンスが光ります

 

年少組の造形で大切にしているのは「作って遊ぶ」こと。空き箱で作ったカメラやライオンのお面は、ちょっとヨレていたり、テープで直した跡があったりするものも。自分のつくったものに愛着を持って、めいっぱい遊ぶ子どもたちの姿が浮かんでくるようです。

 

▲大人の背より大きいキリンも!

年中組では、グループで大型動物を制作。動物園遠足で見てきた動物を、仲間と相談し合いながら作り上げます。出来上がった動物にエサをあげてお世話をしたり、背中に乗って遊んだり…完成後も、子どもたちはさまざまに活動を楽しんでいます。

 

▲「お客さんは、どう回るかな?」動物の配置もみんなで相談

ミニチュア動物園を作ったのは年長組。仲間と試行錯誤しながら、協力して一つのものを作り上げることができるのは、今までの暮らしの中で身につけてきた力があってこそ。世界でひとつの「クラスみんなの動物園」には、話し合いの積み重ねで生まれた工夫やこだわりが詰まっていました。

展示が終わったあとの子どもたちからは、「今度は年中さんを招待したいな」「小さな自分を作って中に入ってみたい!」という声。作品展が終わっても、子どもたちの活動は続いていきます。

 

どの作品にも、エピソードがたくさん!

作品展までの日々の様子は、ようちえんブログ(外部リンク)でも紹介中しています。ぜひご覧ください。

 

まち情報ページでは、園長先生のインタビューも掲載中。併せてぜひご覧ください!

 

 

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