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チームで働くってどんな感じ?実際のところ、聞いてみました

2017年4月10日 公開

非営利型株式会社Polarisの運営する「セタガヤ庶務部」では、まとまった時間働くことが難しい子育て中の女性が「小さくても働き続けること」が出来るよう、一つの業務をチームで請け負うことによって、業務量を自分のできる範囲で調節したり、一緒に働く仲間を見つけられる工夫をしています。所属するメンバー間の交流を図るため、不定期に交流会も実施されています。

その中でも今回は「アッセンブルチーム」と呼ばれる、封入や折込み、梱包のような機械ではできない、人の手で行う作業のことを主業務にしている皆さんのお茶会を取材しました。

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具体的にはどんな仕事をしているの?

チームの皆さんは、クライアントのオフィス内で、現在は主に段ボール製の什器(お店で販売に使用するディスプレイ用の台や棚)の作成をしています。

「お店ですぐに使えるように、段ボールにシールを貼ったり、POPをラミネート加工したり…工作のような細かい作業をしています」

「商品の袋詰めやラベル貼りなどもしています」

普段あまり使わないカッターを使用する作業は、初めのうちは恐る恐るということもあるそうですが、すぐに慣れてしまうとか。2時間くらい作業に没頭していると、ストレス解消になってむしろスッキリするといった声もありました。

実は、庶務部の他の業務も行っている方が多いというチームの皆さん。素早く手を動かしながら他業務の情報交換もしていて、また一歩を踏み出すきっかけになりやすいそう。

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▲「シール貼りなら○○さん!」「次のシフトまで間があると腕がなまる(笑)」

次々と飛び出すエピソードに大盛り上がり

 

家庭と仕事の両立は?

アッセンブルチームのメンバーは、お子さんが幼稚園や学校に行っているというお母さんたち。仕事は午前中だけで、仮に作業が全て終わらなくても残業や持ち帰りの仕事はないことから、特に負担には感じないとのこと。

「オフィスの一角で作業をしているので、ある程度大人の話がわかる年齢の子どもでないと難しいかもしれませんが、幼稚園や学校の長期休暇中は一緒に連れて行けるので助かっています」

急な子どもの体調不良でもチームのメンバーがシフトを交代してくれたり、わからないところをSNSで質問して共有できたりするのも、働きやすさにつながっているようです。

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お茶会は終始和気あいあい、あっという間にお開きの時間になりました。

 

セタガヤ庶務部ではアッセンブルチームやイベントの託児スタッフのように現場に出向くものから、データ入力や音声起こしといった在宅が中心のものまで、多岐にわたる業務を行っています。

気になる方はまず説明会への参加がおすすめです。

非営利型株式会社Polarisの取り組みについては、まち情報ページも是非ご覧ください!

 

 

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