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海外渡航前の予防接種 どこに相談したらいい?

2017年6月13日 公開

調布市医師会では、「海外赴任が決まって、数か月後に家族全員で引っ越す」「夏休みに海外旅行へ行く」など、海外へ渡航する市民からの予防接種についての問い合わせにも対応しています。

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相談の中で特に多いのが、「狂犬病」について。

 

「狂犬病とは、イヌ、キツネ、コウモリなどに噛まれて感染する病気。発症すると脳炎を引き起こし、ほぼ100%死に至る病気です。狂犬病の予防接種については、海外で動物に噛まれた後に発症を予防するために打つのが一般的です。しかし、狂犬病の流行地(詳細はFORTHのHPに載っています)に1カ月以上渡航する場合は、渡航前に予防接種を受けることをおすすめしています。ただ、調布市内で噛まれる前に狂犬病ワクチンを接種する場合、ワクチンメーカーから特別に取り寄せなければならないので、かかりつけの医療機関にご相談いただくか、東京検疫所に問い合わせていただくようお伝えしています。なお、日本国内における人への狂犬病感染は1956年を最後に発生していないので、国内で犬に噛まれても狂犬病を発症する心配はありません」(調布市医師会 貫井清孝先生)

 

渡航先の感染症流行状況や必要な予防接種についての情報は、厚生労働省検疫所FORTH、または、東京検疫所に掲載されています。
市内で海外渡航前の予防接種が受けられる医療機関についての問い合わせは、調布市医師会でも対応していますので、042-483-8648までお問い合わせください。

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