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地域の人たちとデイキャンプ!すこっぷの表現療育

2018年4月11日 公開

児童発達支援施設「すこっぷ」では、体験の幅を広げたいという思いのもと、表現療育「クジラクラス」(3〜6歳)を実施しています。

 

今年度も充実のプログラムが期待されるこのクジラクラスの1回目は、なんと野外でのデイキャンプ!4月7日土曜日、調布市深大寺南町にある「深大寺自然広場内通称かに山キャンプ場」で行われました。

 

クジラクラスからの参加者は親子6組。すこっぷの先生たちも一緒です。実はこの日のデイキャンプは、かに山を中心に活動している市内団体「多摩ともだちひろばの会」のみなさんとの共同開催。同会では月に1回程度、子どもたちに野外遊びを通じて多様な体験ができる場を提供しており、すこっぷの利用者がそこに参加したという形です。

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デイキャンプでは1家族が1品持ち寄りがルール。ほかにもかまどで火を起こし、薪をくべ、煮たり焼いたりという野外料理も行い、参加者で美味しくいただきます。そんな体験そのものを「表現療育」プログラムの1つとして体験するというわけです。 

薪割り、落ち葉拾い、木登り、ハンモック、かまどの小さくなってきた火を団扇であおいだり、枯れ葉や枝を足してみたり…。とくに、かまどの前は大人気。子どもたちは離れようとしません。

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あまりにも楽しすぎて、「もう終わりだよ」と言われてもなかなか切り替えられず、泣いてしまったりという場面もありました。しかしそれもが、広々とした自然の中でのこと。いつしか新しい楽しみを見つけるとまた夢中になって、おだやかな笑顔に。自然の中には楽しみがいっぱいですね。 

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ハンモックも大人気。乗るときに靴も靴下も脱いだ勢いそのまま、キャンプ場内の広い敷地を裸足で走り回るお子さんの姿も。「実は裸足で地面を歩くなんて考えられないほど、手や足の感覚が敏感なのですけれど…走ってますね〜(笑)」とお母さん。思いがけない変化が見られた瞬間でした。

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すこっぷの表現療育の一コマを受け持つことが決まり、今回、多摩ともだちひろばの会の活動とつなげたのは、調布企画組の長尾純平さん。地域の人たちをつなぎ、イベントなどを行う中で誰もが楽しく暮らせる地域づくりを目指しているのだそう。多様な体験を大切にするというすこっぷの思いを受けて企画されました。

 

すこっぷでは表現療育だけでなく、親子が集団で参加する「ラッコクラス」(0〜2歳)や、個別の「イルカクラス」(3〜6歳)も実施しています。詳しくはすこっぷのページをご覧ください。

 ★食事シーン

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