みんなが見ている人気ページはこれ!

コサイトマガジン2019年1・2月合併号配布中!その内容をちょっとだけお見せします♪

 

みんなが見ている人気ページの中でいろいろなジャンルからピックアップしてご紹介♪

 

●畳スペースに赤ちゃん連れいっぱい

天然木のおうち空間とあったか家庭料理の親子カフェ「aona

 

●遊びを通じて想像力を豊かに

個性豊かな玩具や遊具を楽しむ屋内ゆうえんち「Magical T-Pot

 

●プレイセンター活動と助産師相談会

妊娠中から産前産後まで。親子の居場所「プレイセンターにしのがわ

 

●自宅で着付け・ヘアメイク♪

晴れの日に着物を。「媛~えん~ 出張着付けヘアーメイク

 

●家族みんなで通えると評判!

イヤイヤ期でも気兼ねなく子連れで行ける美容室「nat’s

 

どれもやっぱり気になっちゃう!詳細はそれぞれのまち情報ページへGO!

 

子連れで国際交流!保育ボランティア募集

じゃんけんぽん! 楽しそうなかけ声とともに自己紹介をしているのは、フィリピン、インド、中国、韓国、ロシア、ウズベキスタンなどさまざまな国から来て日本に暮らす「だっこらっこくらぶ」のみなさんです。去る10月11日、調布市文化会館たづくりの一室。年に一度のお楽しみ会の真っ最中で、それぞれのお国のじゃんけんやダンスを披露しながら、終始笑い声やおしゃべりが絶えない様子です。

 

「だっこらっこくらぶ」は未就園児をもつ外国籍の人が、子連れで参加できる日本語教室。「調布市国際交流協会」のボランティアスタッフがマンツーマンで日本語を教え、その間、別のボランティアが子どもの面倒を見ています。普段は国領駅前にある、調布市子ども家庭支援センター「すこやか」で木曜の午前10時~正午に活動をしています。

 

「調布国際交流協会」では、随時ボランティアスタッフを募集中。学習ボランティアは現在代講要員のみの募集ですが、保育ボランティアは空きがあります。

 

慣れない土地で子育てをしている外国籍の方には、同じように子育てをしている方のボランティアがたいへん喜ばれています。子連れで参加でき、さまざまな国の方と交流するチャンス! あなたもボランティアスタッフに登録してみませんか。

・調布市文化会館たづくり 

https://cosite.jp/town/facility/tadukuri/489/chofushougai

・調布市国際交流協会 

https://cosite.jp/town/facility/kokusai/kokusaikouryu/chofu/36243

・だっこらっこくらぶ(外部リンク)

https://cifa.tokyo/japanese/

 

実は色々♪ 調布の「子育て広場」情報

友達が欲しいなと思ったら… ご近所の「子育て広場」情報をまとめてみました。

調布児童館の子育てひろば

子育てに関する悩み・疑問など専門の相談員が話を聞いてくれます。相談内容については、秘密を厳守し、内容により適切な専門機関を紹介してもらえることもあります。

相談事業のほか、乳幼児対象の事業をはじめとして、さまざまな講座の企画、地域のお母さんたちや児童館で会った仲間でつくる自主サークルの支援などを行っています。詳しくは下記のリンク先を確認するか、各児童館子育てひろばに直接お問い合わせください。

調布市児童館の子育てひろば

 

 ●調布駅あたり

調布市子ども家庭支援センター すこやか

プレイセンターちょうふ

 

●布田駅あたり

子育て支援 ぷくぷく・ポレポレの家

 

 ●富士見町あたり

こんぺいとうひろば

 

●狛江

プレイセンターにしのがわ

コラム「コサイトウが行く!」更新

調布で子育て中の人にインタビューしたコラム「コサイトウが行く!」を更新しました。

 

今回は、深大寺エリアにお住いの堀井法子さんにお話をお聞きしました。

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今回のキーワードは「共感」。なぜ堀井さんは、共感を大切にしているのでしょうか?詳しくは、「コサイトウが行く!21 子どもたちが私の世界を広げてくれています 堀井法子さん」をご覧ください。

子どもたちが私の世界を広げてくれています 堀井法子さん

コサイトの住人、コサイトウです。

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今回は、深大寺エリアにお住まいの堀井法子さんにお話を聞いてきました。
寺院やそば屋が立ち並ぶ風情ある街並みに、涼やかな木陰を作り出してくれる緑が鮮やかに生えますね~。夏のお散歩コースとしてもよさそうです。

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生粋の「調布っ子」

 

ママが大好きで、取材中もぴったりくっついていた5歳の次男くんは、市内幼稚園に通う年中さん。ご親戚もこの辺りにいらっしゃるということは、堀井さんも調布っ子かしら?

 IMG_6169▲ご親戚が経営する料亭「柏亭」さんに撮影協力をいただきました。

 

 

「そうなんです、私も私の母も同じ幼稚園の卒園生です(笑)」

 

長男くんも、もちろん卒園生。

 

「私の卒園アルバムを見ると、自分も息子たちと同じ制服を着ていて感慨深いです」

 

そんな堀井さん、幼稚園の保護者で運営するサークル活動に今夢中なんですって。

 「次男が年少の頃に手芸部に入って、年中になってからはコーラス部も兼部しています」

 

どんな風に楽しんでいるのか聞いてみましょう。

 

 

私の「好き」をたっぷり味わうひととき

 

 

長男くんの幼稚園時代は、次男くんのお世話に手がかかり、自分の時間を持つことが難しかったそう。次男くんが幼稚園に通うようになってようやく、自分が好きなことに没頭する時間を持てるようになりました。

 

もともと手芸が好きだったと堀井さん。

 

「ミシン作業が大好きです。祖母がいろんなものを手作りする人で、祖母の手作り品に囲まれて育った影響が大きいかもしれませんね」

 

息子くんたちの手提げバッグがこちら。長男くんが描いた恐竜の輪郭を切り取ってアップリケしてありますよ~!

 

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ちゃちゃっと作れる器用さ、とってもうらやましいわ~。

 

妊娠中にはまっていた手芸用テープを使った雑貨作りへの情熱も、手芸部に入って再び燃え上がってきました。「一緒にやってみようよ!」と初心者ママたちに声をかけて、手芸部の輪をどんどん広げていきました。時には堀井さんが先生になって、ママたちにやり方を教えることも。講師としてお仕事にもなりそうですね~。

 

「教えるより、友達と作品作りの魅力や楽しさを一緒に共感したいっていう気持ちが強いです。『この部分、すっごい難しいよね!』とか『この色使い素敵だね!』って盛り上がるのが楽しいんです!」

 

手芸部では他にも、バザーの出品に向けて先輩たちの着られなくなった制服を利用してミニチュア制服を作ったり、クリスマスシーズンにはリースを作ったりと、作品もバラエティ豊かです。子どもを早めに寝かしつけて、黙々と手作業をするのもまた楽しいんだって。

 

 

意外とハマっちゃった未体験ゾーン

 

今年からはコーラス部にも所属。ピアノを担当している友人の誘いに乗ったら、いつの間にやら幼稚園の誕生会での出し物で、センターで誰よりも楽しく歌っていたそう。歌も前から好きだったんですか?

 

「いえ、特には(笑)。でも、やってみたら子どもたちも園長先生も喜んでくださって、ああ楽しいな、嬉しいなって思ったんです。周りの人に楽しいと思ってもらえるのが嬉しいんですよね」

 

 

そしてさらに、幼稚園のサークル以外でハマっているのが、ネオホッケー!アイスホッケーの室内版のようなスポーツです。たまたま参加したスポーツイベントで体験してみたら、見事親子でドはまり。長男くんが通う市内小学校には1年生から大人まで参加できるネオホッケークラブがあって、平日と日曜の週2回ほど練習があります。

 

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時には堀井さんもご主人も一緒にホッケー!もちろん、スティックの収納袋もお手製です。

家族で一緒にスポーツを楽しめるって、いいですね。コサイトウはつい、めんどくさいな~なんて思ってしまうタチで、一緒にやるよりやっている姿を座って見ている方がいいな、なんて思っちゃうけど。

 

「見ているとつい口出ししたくなるじゃないですか。でも、やらずに色々言うよりは、実際にやってみて『さっきの試合では、あそこがちょっと難しかったよね』と共感したいんですよね」

 

お子さんと同じ目線で、物事を見たいと堀井さん。お子さんの心に寄り添った対応が素敵です。

 

ママに似たのか、長男くんも好奇心旺盛です。ネオホッケーだけでなく、テニスとスイミング、そしてバイク好きのパパに教わり、週末はモトクロスバイクの練習に力を入れているんだって。

 

image1▲長男くん、決まってる~!(堀井さん提供) 

 

 

「気づいたら、子ども用のバイクが家にありました(笑)」

 

親子で一緒にいられる時間は、長い人生の中のほんのわずかなんですよね。パパもママも、子どもと同じものに夢中になれたら、そのわずかな時間をお互い心から楽しく過ごせるだろうな~。子どもに合わせるのが難しければ、自分の趣味に子どもを巻き込むっていうのもアリかも!

 

IMG_6193▲「帰ってきた~!」長男くんにかけ寄る次男くん。

 

 

と、ここでちょうど帰ってきた長男くんに突撃インタビュー!どのスポーツが一番好き?

「モトクロス、かな。パパがやさしく教えてくれるから」

わぁ、パパもきっと嬉しいね。

 

 

たくさんの人に支えてもらって、今の自分がいる

 

 

取材中、「ご主人と、息子さん2人の4人家族ですね」と確認したら、次男くんが「ちがうよ、うちは5人家族だよ」と教えてくれました。

 

生後7カ月で虹の橋を渡っていった長女ちゃんは、長男くんより2歳年上のお姉ちゃん。重い心臓の病気を抱えてこの世に生まれてきました。生まれた直後、顔をゆっくり見る間もなく別の病院に緊急搬送されたなんて…大変でしたね。

 

「娘の入院中、同室のパパママたちにどれだけ救われたか。ご自身のお子さんの状態も決してよいとは言えないのに、長女のことを心から心配してくれました。辛いよね、心配だよね、と共感してくれるだけで気持ちが楽になりました」

 

今でも夏になると、病院の屋上で酸素ボンベを担ぎながら見た、長女ちゃんとの最初で最後の花火を思い出します。

 

「今度、入院中に知り合った仲間が誘ってくれて、その花火大会を見に行くんです。今でも交流があって、強い絆で繋がっている、いわば戦友です。この人たちのおかげで、辛い時期を乗り越えられました」

 

幼稚園や学校で長男くんや次男くんが描いた家族の絵には、必ず長女ちゃんも描かれているそう。会ったことはないけれど、「僕たちの大事なお姉ちゃん」という気持ちが、特に教えたわけでもなく自然と生まれていたといいます。

 

「長女に天国で会えるのを楽しみに、今をしっかり生きていきます」

 

辛い気持ちを思い出させてしまいましたね。すみません…。

 

「いえ、娘を通して知り合った仲間や、看護師さんとの楽しかった思い出もあるから大丈夫ですよ」

 

と、また笑顔の堀井さんに戻りました。

 

取材を終えて

 

楽しい気持ちは、共感することでさらに倍増して、辛い気持ちは共感してもらえることで楽になる。堀井さんは身をもって体験しているから、今の生活でも「共に感じる」ことを大切にしているのですね。

わが子たちが見ているものを一緒に見ようとする姿勢は、めんどくさがりのコサイトウにとってすごく刺激になりました。私も、娘と一緒に楽しめるものを見つけてみようと思います。

 

 

子どもの「やりたい」ができる場、「失敗」から学べる場(後編)

調布市に児童館が設置されて50年。子育てをとりまく状況は刻々と変わっています。そして何より、子どもたちの様子も以前とは随分変わってきたとのこと。インタビュー前編では「児童館は自分がやりたいことを実現できる場でありたい」ものの、実際には「やりたいことがわからない」子どもが増えているというお話にドキッとしました。いったいなぜ?

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「失敗したくない」「自信がない」

 

大川 私が気になっているのは、自信のない子どもたちが増えているということ。「失敗したくないからやりたくない」と言うんですよ。実体験が少ないから自信が持てない。私たちは、だからこそいろいろな経験をしてほしいと思っています。

 

コサイト 失敗を怖れて、やってみようと思えない…。

 

大川 そうだと思います。でも失敗をしてこそ学べることって多いですよね。

 

コサイト 確かに、成功体験だけしかないと失敗したときのダメージも大きいでしょうね。児童館では、やりたいことがわからない子どもたちに対して、どのように接していらっしゃるのですか?

 

大川 実は最近、富士見児童館では「おおちゃんのお店」っていうのをやっています。ちょっとした工作などをするのですけれど…。

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コサイト 楽しそう!

 

大川 「ヒマな子しか来ちゃダメ!」という約束でやっています(笑)。

 

コサイト ええ?それはまた、ユニークなルールですね。

 

大川 とにかく体験してもらいたいという思いでやっています。たとえば何か道具を使って工作をしていると失敗したり、道具をうまく使えなかったりという経験ができますね。ハサミ一つでも、危なくてつい親が手を貸してしまうこともあるでしょう。

 

コサイト ああ、私は子どもが彫刻刀を使っていると怖くて。だから見ないようにしています(笑)。ときには小さいケガもあるのだろうと覚悟していますけれど。

 

猪股 道具の使い方だけでなく、子ども同士のコミュニケーションも同じです。

 

コサイト と言いますと?

 

猪股 人間関係って口で説明してもわからない部分が多いでしょう。友だちとのやりとりの中で「ちょっと言い過ぎちゃったかな」「どうしたら伝わるかな」といったことは、失敗しながら学ぶものです。

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コサイト 友だちや児童館の先生との距離感もはかりながらですね。

 

猪股 先程もお話ししましたが、子どもたちは児童館の職員をニックネームで呼んでいます。でも、ただフレンドリーだということではなく、越えてはいけない一線もあるのです。

 

大川 子どもはいろいろな人との関わりの中で、自分の存在を感じます。児童館はそれを肌で感じられる場所だと思います。

 

「遊び」と「勉強」。大事なのはどっち?

 

コサイト ところで児童館はさまざまな「遊び」を体験できる場所ですが、保護者はどうしても遊びより勉強のほうが大事と考えがちです。どちらを優先させたらいいのでしょう?

 

大川 私は、子どもの育ちに遊びは欠かせないと思います。子どもを豊かに育む様々な要素が遊びの中には詰まっているのですよ。たとえば友だちとの遊びは、ルールは厳しくて結構シビアです。そんなルールを自分の中に落とし込み、折り合いをつけるという高度な技が求められますからね。遊びで育つ社会性は子どものうちにこそ身につけておきたいところ。大人になってからでは大変ですよ。

 

コサイト コミュニケーション能力など、社会性がバランス良く総合的に育つためにも、遊びは必要だということですね。

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▲児童館に来たら守らなくてはならないルールもあります。

 

大川 コミュニケーションだけではなく、手の器用さとか想像力とかそういったものが総合的に養われるのが「遊び」です。子どもの遊びってしょっちゅうルールが変わるので、もたもたしていられない…。

 

コサイト 今の私にはついて行けそうにありません(笑)。

 

大川 そこが子どもの凄いところ。柔軟な子ども時代だから、何でもすぐに体得できるんです。

 

猪股 だから、10歳頃までの子どもにとっての「遊び」はとても大事。

 

コサイト 心も身体も成長する時期だからこそ、遊ばなくては。

 

猪股 学校で学習したことと遊びもつながっています。たとえば「鬼ごっこ」。逃げるために速く走ろうとする…そのときに学校の体育で習った走り方につながりますね。さらにルールを把握して「自分が鬼だったらどうやって捕まえようか」「どんな動きをしようか」「逃げるときはあっちだな」と瞬時に考えて動いたり駆け引きしたり。頭も身体もフル回転で使います。学校での勉強と遊び、両方が大事だというのは、たとえばそういうことなのです。

 

コサイト 「遊び」は子どもの成長発達に無くてはならないものなのですね。

 

猪股 遊びの中にあるバランス、調整、加減、折り合いを経験することは、勉強と同じぐらい重要だと思います。

 

大川 児童館ではいろいろな年齢の子どもが一緒に遊んでいます。お互いが存在を認め、さりげなく面倒を見たり、工夫をしたりする。子どもはそうやって育つのだと思います。

0127_260▲蔵書もたっぷりな児童館の図書コーナー。

 

児童館のこれから、児童館職員のこれから

 

コサイト 児童館も開設から50年という節目を迎えました。これからは、どのような方向へ向かって進むのでしょうか。

 

猪股 子育て支援においては、妊娠中から18歳ごろまでの「切れ目ない支援」が求められています。その中で、今後の児童館はまさに支援の拠点としての役割を担っていくことになるでしょう。乳幼児期の親子に対しては「子育てひろば」をこれからも継続して運営していくこと。昨年からは、地域の助産師さんも来てくれるようになり、ちょっとした相談などもできるようになりました。児童館によってばらつきはありますが「子育てひろば」の専用室がある館もあります。そして小中学生にとっての児童館は、居場所の一つでありたいと思います。

 

コサイト 選択肢の一つなのですね。

 

猪股 はい。そして子どもたちが児童館を居場所として選んで来てくれたときに、どう応えることができるか。職員がプロとしてどう関わるかが大事です。

 

コサイト 職員のみなさんは子どもたちと遊ぶこともお仕事ですが、決して楽なことではないと思います。

 

猪股 そう、かなりエネルギーが必要です。何しろ遊びは楽しくなければ意味がありませんから、本気で一生懸命「遊び」ます。私たちは遊びの楽しさを伝えられる職員であらねばなりません。

 

コサイト 子どもと本気で遊ぶには、根気と体力も必要でしょうね。お二人はけん玉もお上手だそうで。

 

猪股 上手いですよ〜(笑)。私たち職員が本気で楽しみながら、しかもちょっとカッコイイところを見せたりすると、子どもたちも「やってみたい」と思ってくれます。そういうことが大切なのです。

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▲「私たち、けん玉はわりと上手なのよ」

0127_458▲大川館長は成功! 猪股館長は…!?「緊張してダメだわ〜」とのことでした(笑)。

 

 

(ひとしきり、けん玉でおおいに盛り上がるお二人)

 

コサイト ふ〜、お二人がなぜこんなにエネルギッシュなのか、わかったような気がします(笑)。本気で遊んでいる、遊べるからなんですね!

 

猪股 それから…実はずっとあたためている夢もあります。

 

コサイト それはまたどんな?

 

猪股 勝手に考えているだけなのですけれど…「カフェテラス構想」です。児童館が地域のおじいちゃんやおばあちゃんも集える場となるよう、テラスに椅子とテーブルを出して、お茶を出せたらなあと。地域の方たちとつながる機会にもなります。まあ、今はまだ実現にはほど遠い状況ですが。

 

大川 わ〜、猪股さんがカフェを出すなら、隣に「おおちゃんの店」を出そうかな(笑)。

 

コサイト 各児童館に地域の人が気兼ねなく集えるカフェを併設!実現したら最高です。

 

大川 私も、地域とのつながりをもっともっと広げていきたいと思っています。石原小学校エリアには地域の方々が運営している「子ども食堂」もありますので、ここではそういう団体との連携も深めていく必要を感じています。困ったときに児童館に行けば何とかしてもらえるようでありたいと。

 

コサイト セイフティネットを作っていきたいということですね。

 

大川 はい、ですから職員にはそういう子どもたちをきちんと見る「目」もまた求められていると思います。児童館は、楽しいイベントがたくさんというだけの場所でもダメだと思うんです。さまざまな事情を抱えている子どもたちに丁寧に寄り添い、支えるためにも地域とのつながりは大事にしていきたいと思っています。

 

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児童館単体での取り組みにとどまらず、お二人の思いは子どもたちのために、地域のために…という、より広範囲に目を向けたものでした。

 

さあ、いよいよ4月は新入学の季節です。「よく学び、よく遊べ」ですね。そして地域で安心して子どもを遊ばせたいと思ったら、児童館もぜひ積極的に利用してみてください!

 

(撮影・赤石雅紀 取材・竹中裕子)

 

子どもの「やりたい」ができる場、「失敗」から学べる場(前編)

調布市内には、11の児童館があります。赤ちゃんが生まれてすぐに利用できるのが、児童館の「子育てひろば」。赤ちゃんから幼児までが楽しく遊んだり、相談員さんに悩み事を聞いてもらったりできる場として知られていますね。

午後になると小学生が遊びに来たり、ときどき「おまつり」が開催されたり、働く親の強い味方「学童クラブ」も併設されています。

調布市は児童館が設立されて50年。時代とともにあり方も少しずつ変わっています。そこで今回は富士見児童館へお邪魔し、つつじケ丘児童館の猪股久美子館長と、富士見児童館の大川貴子館長のお二人にお話を伺いました。

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コサイト 4月の新入学を前にあらためて「児童館」がどんな場所なのか、気になっている保護者も多いようです。今日は館長のお二人に「児童館とはどのようなところなのか」をお聞きしたいと思います。まずは猪股久美子さん、自己紹介をお願いします。

 

猪股 つつじケ丘児童館の館長をしています。大学では社会福祉を学び、その後ずっと児童福祉の世界で仕事をしてきています。つつじケ丘児童館に異動してきたのは昨年の4月。以前は、市内あちこちですが東部児童館は3回、国領児童館には2回行きまして、2回目は9年間もいました。だから小学校の入学式に出席して出会った子と、中学校の卒業式でまた会えたりしました(笑)。

 

コサイト 地域の子どもたちの成長を見守ることができるお仕事ですね!続いて大川貴子さん、お願いします。

 

大川 私は短大卒業後、幼稚園教諭として働いていました。何となく「違う」という感覚があって、調布市の児童館職員に応募したという経緯があります。児童館で働き始めるまで半年ほど時間があったので、保育園でアルバイトをしました。そこで0歳児の保育に携わる機会をいただき、保育の基本を学ばせてもらったと思っています。調布市内の児童館はスタートが国領で東部にも行きました…いつも猪股さんの後を追いかけるように異動しています。いつも猪股さんからカギを受け取っているような(笑)

 

猪股 そういえばそうだったわね(笑)

 

大川 そして富士見児童館にやってきて2年、というわけです(笑)。

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児童館ってどんなところ?

 

コサイト 児童館にはいろいろな役割がありますね。

 

猪股 児童館には「子育てひろば事業」「学童クラブ事業」と「児童館事業」という3つの大きな柱があります。「子育てひろば」では、妊婦さんから未就学の子どもとその親が集い、楽しく過ごしています。親子で児童館に来て遊んで、ママ同士がおしゃべりしたり、悩みを聞いてもらったり。自分の子どもより少し大きな子の様子をみて「あと2カ月すればうちもああなるのかな」などと先を見通すこともできたり。

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コサイト 調布市は「子育てひろば」の活動が盛んですから、「児童館の子育てひろばに通った」ママは多いと思います。でも児童館は乳幼児期だけではなく、小学生もやって来ますね。

 

猪股 小学生から18歳までの子どもが自由に来て遊ぶことができる施設でもありますからね。

 

コサイト 各児童館発行の「児童館だより」を見ると、毎月たくさんのイベントがあって充実していますよね。工作だったり、けん玉大会だったり、サッカーだったり…。

 

猪股 私たちは子どもたちの育ちを応援したいという思いから、さまざまな企画を提供しています。自由参加のもの、申し込み制のものなど本当に盛りだくさんです。また、児童館を利用している子どもたち有志の組織「児童館メンバーズ」というものもあります。メンバーズの子どもたちが「こんなことやりたい」と意見を出し、スタッフと一緒に考える会議を毎月1回開催しています。たとえば各館の「児童館まつり」も、メンバーズの子どもたちが中心になって運営しています。

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コサイト 子どもたちの自主的な活動なのですね。そして学童クラブもあります。

 

猪股 学童クラブ事業は、市内11の児童館すべてに併設されています。学童クラブ単体で運営しているところ(※1)との違いは、児童館には学童クラブ以外の子どもたちも遊びに来ること。そういう意味では、オープンな学童クラブだと言えます。

 

大川 ここは学童クラブの部屋なのですが、学童クラブの子どもたちはここへ来てランドセルを置くとすぐに別の部屋や庭に飛び出して行ってしまうので、いつもガラガラ(笑)。

 

コサイト 児童館は学童を利用している子もしていない子も、一緒に遊べるんですね。

 

大川 それに、学童クラブに通っていると職員と顔なじみにもなりますから、学童クラブに来なくなっても、気兼ねなく児童館に遊びに来やすいみたいですね。

 ※1 調布市の学童クラブは、児童館併設型以外に19箇所あり、それぞれ民間法人が運営しています。

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ニックネームで呼び合う意味

 

コサイト そういえば…実はうちの娘も児童館の学童クラブにお世話になっていたのですが、娘がスタッフの皆さんのことをニックネームで呼んでいたので驚いたものです。すごく親しみを感じたというか…。

 

大川 実は、ほぼ全国どこの児童館でも、同じようにニックネームで呼び合っているのです。ちなみに私は「おーちゃん」と呼ばれています。まあ本当は怖い人だと思われているんでしょうけど(笑)。

 

コサイト あはは(汗)、そんな…。

 

猪股 私は「くうちゃん」です。

 

大川 保護者の方たちの中には「先生なのに◯◯ちゃんと呼ぶのは違和感がある」とおっしゃる方もいらっしゃいますけれど。

 

コサイト 確かに、そういう印象もあるかもしれないですね。

 

大川 日頃、子どもたちは評価されることの多い学校という場で頑張っています。児童館に来たときぐらいは、そういうことがないようにしたいと思っているのです。でも、だからといって「なあなあ」な関係というわけではありませんよ。たとえば、言葉遣いはちゃんと指導しています。叱られることだってありますけれど、でも甘えることもできるという側面もあるのが、児童館における職員と子どもたちとの関係です。私たちは先生ではありませんから。子どもと一緒に育ち、支援する仲間なのです。

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「やりたい」がわからない子どもたち

 

コサイト 年上の人はきちんと敬い、礼儀は守る。でも先生ではなくて一緒に過ごす仲間だという考え方が根底にある…児童館は子どもたちの心が安らぐ場でもあるということですね。

 

猪股 学校や習い事は、どうしても上から「やりなさい」と言われたことをやることが多いと思います。だから児童館では「自分がやりたいことが実現できる場」でありたいと考えています。たとえばケーキを作ってみたいという子がいれば、私たちは「じゃあ、やってみようか」と一緒に考えます。工作でも何でも同じ。子どもが「やりたい」と言うことに寄り添える場でありたいです。

 

コサイト 子どもの「やりたい」ができる場は、今や少ないのかもしれないですね。

 

猪股 そう感じています。ただ、気になっているのは「やりたい」ことが見つけられない子どもが増えているという現実です。やりたいことがある子は話が早いのですが。

 

コサイト 何をして遊んだらいいのかがわからないと?

 

猪股 「遊ぼう」と言われて「じゃあ何して遊ぶ?」と返すと「わからない」と答える子どもが増えた印象があります。何となく友だちと遊びたいけれど、何かしたいけれど、何をしていいのかわからないのです。中には遊びを提案しても「やりたくない」と言う子もいます。

 

コサイト やりたいことはわからず、提案されたことは「やりたくない」と…。

 

猪股 「やってみないとわからないでしょ、やってみようよ」と誘っていますけれどね。もしかしたら、いろいろな楽しい経験、体験が少ないのではないかなと思います。だからこそ、児童館では楽しいことをたくさん提供していきたい。もちろん押し付けではなく、です。それが児童館の役割だと思っています。スタッフもスポーツや工作などそれぞれが得意を持っています。いろいろなスタッフが寄り添うことで、子どもたちの「楽しい」体験を増やしていけたらいいなと思っています。

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「やりたい」がわからない子どもたちが増えている…ドキッとしますね。勉強も習い事も大切なことをたくさん学べるけれど、子ども時代の「遊び」もとても大切。インタビュー後編では「遊び」の重要性についてじっくりと聞いています。ぜひお読みください。

 (撮影・赤石雅紀 取材・竹中裕子)

ママは家庭の「有能社員」!? 森明日香さん

コサイトの住人、サイのコサイトウです。

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今回は、つつじケ丘に住む森明日香さんにお話を聞いてきました。小1と幼稚園年少さんの女の子2人のママ。今年1月から週3日ほどのお仕事を始めたそうで、「仕事が楽しいです!」とニコニコ嬉しそう。

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「実は、コサイトでハローワーク府中『調布国領しごと情報ひろば』にあるマザーズコーナー担当者のインタビュー記事を見て、すぐに相談に行ったんです。とんとん拍子で、条件に合う会社に就職が決まりました!コサイトのおかげです~」

 

わぁ、そうなんですね~。コサイトの情報がお役に立てたなんて嬉しいな♪

 

森さん一家は転勤族で、昨年4月につつじケ丘に引っ越してきました。

 

「主人が学生時代に京王線沿線に住んでいたので、家探しも自然とこのあたりになりました」

 

大阪で結婚してから、千葉・福岡・高松・大阪、そして東京と5回も住まいが変わっているそう。調布の印象は?

 

「東京って冷たい人が多いと勝手に思い込んでいたのですが、幼稚園ママたちもみんな優しいし、地域に溶け込みやすいし、とっても住みやすいです!」

 

全国あちらこちらの地域で暮らした経験のある森さんに気に入ってもらえて、コサイトウもうれしい♪それでは、森さんの暮らしぶりについて聞いていきましょう。

 

マルチタスクをこなす日々

 

ご主人は朝早く出勤し、帰宅も遅い仕事。しかも夫婦ともに実家は遠方という状況。普段は森さん一人で家事と育児を担当しています。大変そうですね…。

 

「年末に、子どもが胃腸炎にかかって大変な時に給湯器が壊れたんです!半日がかりで、お鍋にお湯を沸かして湯船に移しました。我ながらよく頑張ったと思います(笑)。ところが、そのうち自分も風邪を引いて絶不調になって、それでも夫は不在だから自分ひとりでなんとかするしかなくて」

 

それでもなんとか乗り切ったというのだから、母は強し。

 

「ママって、誰もが日々マルチタスクをこなしていると思います。家庭が会社だとしたら、すごく有能な社員だと思いません!?」

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本当にそうよね。コサイトウも今朝は、洗濯機を回しながら娘と夫の朝食と身の回りの世話をして、隙を見てゴミ捨てに行って。2つも3つも同時進行で、確かにマルチタスクをこなしているって言えるわよね。ママって大変ですね。

 

とにかく外へ出る。人とつながる

 

平日はなかなか家族で過ごす時間が取れない分、土日はみんなでお出かけしているそうですよ。

 

「近隣では仙川の街が好きで、家族でよく行きますね~」

 

また、週に1度はPTAのバレーボール練習で汗を流しています。

 

「近隣小・中学校のバレーボールチームとの合同練習もあるので、一気に知り合いが増えました!最近では、ライフ(近所のスーパーマーケット)に買い物に行くと、誰かしら知り合いに会うようになりました(笑)」

 

森さんより年上のママが多いバレー仲間たちは、行動的で子育ての経験値も高く、地域情報にも詳しいので、とっても頼りになるのですって。

 

「私もあんな風に生き生きしたママでいたいなあって思える、憧れの存在です」

 

まだ調布在住1年未満なのに、家族のケアに、家事育児の切り盛り、仕事に自分の趣味も楽しんでいて、すごいなあ。

 

転勤妻 私の流儀

 

現在は家の近所で週3日だけ営業として働く森さん。仕事を探し始めたのは、転勤で調布に引っ越してきてから3カ月ほど経った頃からでした。

 

「私、転居して3カ月は、家族のケアと生活の地盤づくりに徹しようと決めているんです」

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生活環境や仕事内容が変わって、お嬢さんたちもご主人も緊張した日々が続きます。だから森さんは、子どもたちの話をじっくり聞いてあげたり、ご主人にやさしくしてあげる(笑)など、家族が新しい環境に慣れるまで見守ります。日中は、調布市内をあちこち歩いてまわって、病院や買い物スポットを探すなど、まちの様子をリサーチ。さすが、昔も今も営業職が大好きとあって、行動的ですね~。夜や休日には「リサーチ結果」をご主人に報告。ご主人も、森さんを通して調布のまちや人を知るのが楽しみなようです。家族にとって敏腕秘書的な存在でもあるんですね。

これまでの経験から、どこでも3カ月くらい経つと、家族が落ち着いてくることが分かってきました。今回の転居でも、春に引っ越してきて家族が通常運転になった夏ごろから、自分がやりたいことに向けて行動を開始。働くことを視野に入れ始めたのもこの頃からでした。

 

「有能社員」であるがゆえの失敗

 

日頃から会話も多く、とっても仲が良い森さんご夫婦。でも一時は会話もなくギクシャクしていた期間もあったのですって。「その原因を作っていたのは自分だった」と、当時を振り返ります。 

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お嬢さんたちもまだ小さく、今よりずっと子育てが大変だった頃のこと。ご主人は新しい勤務地でも相変わらず早朝から深夜まで働き詰めの毎日で、疲れている様子でした。

 

「子育ては私の『業務』だと思っていたので、育児での不満や辛さすらも自分ひとりで解決しなくては、と思い込んでいたんです」

 

仕事で疲れている夫に余計な心配をかけてはいけないという気遣いから、育児の悩みを夫に話すということすら思いつきませんでした。森さんが寝た後にご主人が帰宅するなど、すれ違いの毎日で、会話がほとんどなかったといいます。

 

「それがいけなかったんですよね。きっと、家のことを何も報告や相談をしてもらえず、疎外感を感じていたんだと思います」

 

これではいけないと気づいてからは、ご主人が帰るまで起きて待っていて、仕事の話を聞いたり、子どもたちの様子を伝えるよう心掛けました。すると夫婦の会話が増えてきて、家族全体の雰囲気もぐっと良くなりました。

IMG_2689 ▶神代団地内にある公園で自転車の練習をすることが多いそう

 

家族は「業務」をこなす会社じゃなくて、一緒に暮らし、生きていくチームだものね。会話はチーム維持には不可欠ですね。

 

新しい環境になじむワザ

 

これだけ転居経験もあるので、新しい土地になじむワザもそれはお見事です。出会いの季節である春に向けて、森師匠にコツを伝授していただきましょう。

 

「小学校や幼稚園で知り合う人に、私○○から引っ越してきたんです~、と自分のことを最初に伝えます。そうすると、『あ、私も○○に住んでたんです~』という人が1人はいるんです。そこから、人脈を広げていくんです(笑)」

 

さすが師匠!森さんは過去に住んでいた町がたくさんあるので、引き出しもたくさん。共通項が1つでもあると、途端に会話が弾むことってよくありますよね。住んでいる場所に限らず、「自分のことをまずは相手に伝えて、会話の糸口を探す」のがコツだそうですよ。

ちなみに、ママ友とランチをしたり、家を行き来して交流したりといったお付き合いはあまりせず、程よい距離感を保つのが森さん流。一か所だけでなく、学校や幼稚園、サークルなどいくつかの場所で人とのつながりを作り、幅広くお付き合いをすることで自分の世界を広げていくのもポイントです。

 

取材を終えて

 

家事や仕事を切り盛りしつつ、家族の様子に常に気を配り、合間を縫って自分の時間も楽しむ。本当に、ママの役割って大変です。辛い時だってあるし、時には逃げ出したくなることもあるけれど、いわば辞めることができない「永久就職」みたいなもの。
自分が決めたこの道を、明るくたくましく乗り切っていく森さんの姿から勇気をもらえました。みんな、頑張っているんですよね。私も頑張るぞー!それでは次回もお楽しみに。