ちょっと待って! 車内への子どもの置き去り

この夏も、車内に置き去りにされた乳児が熱中症で亡くなるという悲しい事故が起きてしまいました。この事故を受け、調布市医師会の貫井清孝先生(ぬきいこどもクリニック院長)から、注意喚起のメッセージが届きました。

 

熱中症とは、さまざまな原因によって体温調節ができなくなり、体すべての細胞が「やけど」状態になってしまうこと。重症化すると、多臓器不全に陥ってしまうこともあります。

人間の体には「熱を作る力(細胞の呼吸、筋肉活動等)」と「熱を逃がす力(呼気への排熱、発汗など)」がありますが、高温の環境で無風では、熱を逃がすことができません。とくに乳幼児は体温調節機能が未発達のため、高温の中ではすぐに体温が上昇し、死に至ることもあるのです。

「JAF(日本自動車連盟)が、真夏の車内温度について、実験を行っています。外気温35℃の炎天下に、室温25℃の車両を駐車。エンジンを停止すると、窓を閉め切った車内の温度は、5分で5℃上昇。あっという間に熱中症の危険度を判断する『暑さ指数(WBGT)』の危険域に達していました。30分後に45℃、3時間後には55℃を超える暑さに。窓を3cm程度開けていても30分後は40℃、3時間後は45℃に達する車内温度。これはもう、子どもが生きられる温度ではありません」(貫井先生)

 

フロントガラスを覆うサンシェードも温度上昇を防ぐ効果はなく、この状況では、水分をとって汗をかいて、扇風機を回して汗を蒸発させても、熱中症を免れることはできません。

 

「厳しい言い方をしますが、いかなる方法をとっても夏の車内に子どもを放置することは、子どもの命を奪うことと同じことだと考えてください。お願いです。車内への子どもの置き去りは絶対にしないでください」(貫井先生)

 

 

「よく寝ているから」「ちょっとの間だけだから」という思いが頭をよぎることもあるかもしれません。しかしながら、季節を問わず、車内への子どもの置き去りによる悲しい事態が発生しているのも事実。「子どもを残して車を離れる危険性」を忘れずに行動したいですね。

いつもの体調不良…ではない!? 知っておきたい合併症

熱や嘔吐・下痢、咳や身体のだるさといった子どもの体調不良。
「疲れちゃったかな」「いつものことだよね」と様子をみていたら…あれ、なんだか普段と違う?

 

「『合併症』という言葉を知っておくといいですね」と語るのは、調布市医師会の貫井清孝先生(ぬきいこどもクリニック院長)。

「合併症」とは、「ある病気が原因となって起こる別の病気」の意味で使う、医学用語です。「糖尿病に腎症を合併する」や「インフルエンザに肺炎を合併する」のように使われます。

たとえば神経細胞に感染する病気である水ぼうそう。頻度は低いですが、脳炎を起こす可能性があります。おたふくかぜは、睾丸炎や卵巣炎を起こすことも。

 
よくある病気でも、まれにとはいえ重症化の可能性も…。あらかじめ合併症についても「知っておくこと」が大切ですね。そこで、どのような症状が出るのか、またどのような点に気をつけたらよいのか、貫井先生にお聞きしました。
 
 
●ウィルス性胃腸炎
冬だけでなく、1年中流行している病気になったウィルス性胃腸炎。その中でも、ロタウィルスによる胃腸炎はノロウィルスによる胃腸炎よりも嘔吐、下痢の期間が長く、血液中の電解質の異常や脳症を起こすことがあります。ぐったりして動きが悪い、けいれんが出現するようなことがあれば大きな病院を受診してください
 
●虫垂炎
虫垂炎は腹痛、嘔吐、発熱を示す病気です。診断が遅くなると腹膜炎まで起こしてしまいます。熱が下がらない、腹痛がひどくて歩けない時はすぐ受診してください。
 
●手足口病、ヘルパンギーナ
夏場に流行する手足口病やヘルパンギーナは、複数の種類のウィルスによって起きる感染症です。日本ではまだありませんが、海外での流行ウィルスでは心筋炎を起こすものが報告されています
 
●インフルエンザ
インフルエンザはいろいろな臓器に感染したり、影響を与えたりしますが、脳炎・脳症を疑わせる一番のポイントはけいれんの出現と異常行動です。脳炎・脳症は発症から1-2日頃に出現するので、発症直後をよく見ておいてください。発症後2日くらい経って、気管支の表面の細胞がダメージを受けているところに、細菌(インフルエンザウィルスではないが更に感染すると肺炎を起こします。インフルエンザの発熱は長くても3-4日なので、それ以上熱が続いて、咳が止まらないときは、肺炎が疑われます。
 
●熱中症
これからの季節、心配になる熱中症。熱中症は体温調節が出来なくなって、体中の細胞がダメージを受けている状態です。ただ、体温が高くない場合は熱中症ではなく、脱水や低血糖かも知れません。いずれの状態でも、スポーツドリンク(電解質とブドウ糖を含む)を与えることは適切な処置となりますので、最初に行ってください。
 
●この症状がみられたら、早く病院へ!
緊急性の高い症状は、「けいれんが5分以上続いている」「けいれんを繰り返している」「1時間以上嘔吐が続いている」「血の塊のような便が出る」「暑い所で遊んだ後顔が真っ赤でぐったりしている」等です。このようなときは大きな病院の救急を受診してください。

 
「子どものことを一番よくわかっているのは、そばにいる保護者です。受診すべきか迷う場面もあるかと思いますが、親から見て、何か気になると感じたときは受診してください」(貫井先生)

 

迷ったら、「大げさ」と思わずにまず病院へ。

調布市医師会のウェブサイトでは、近くの医療機関の検索や、休日・夜間診療の案内も掲載しています。

どうしたら伝わる?タイプ別子どもへの向き合い方

あの手この手で子どもに気持ちを伝えようとするけれど、なんだか上手くいかない。空回って、つい言葉がきつくなってしまう…そんなことありませんか。

 

「子どもの特性を知ることで、その子に合った対応ができる」と語るのは、臨床心理士の竹厚誠さん。

竹厚さんが行っているアドバイスの一例をお聞きしました。

動きが多く落ち着きがない、不注意がある

どのように対応するかを考える前に、まずその子の背景に何があるのか明らかにする必要があります。例えば、身体の揺れを捉えにくい、力加減の感覚が鈍い、見たものに反応しやすい、目の前のことに集中すると周りが見えなくなってしまうなど…まずは色々な検査を組み合わせて、原因を探ります。

 

繊細な子ども

私たちが思う以上に傷つきやすく、繊細な子どもは多いです。かかわりは、基本的にポジティブに。声かけは「〇〇しないと△△するぞ!」という“罰”ではなく、「〇〇したら□□できるよ」という“賞”の方向です。前者は即効性があるのでつい使いがちですが、繊細な子どもはネガティブな体験を記憶し、それにとらわれてしまうこともあるため、長い目で見ると後者の方がよいです。

 

慣れない場所が苦手

“いつも通り”が好きで、自分のペースを崩さない子どもは、新しい場所が苦手だったりします。そのような子には、「泳げない人をプールに放り込んで強引に泳ぎ方を覚えさせる」というようなやり方は禁物。「その人が安心できるエリアを徐々に広げていく」という方向を心がけましょう。

「伝えたいことが子どもにうまく伝わらない。よくありますよね。悩ましいです。それに、子どもは親に甘えがありますし、親側にも『自分の子どもだし…』という子どもへの甘えがどこかにあって、つい怒りすぎてしまったりします。これは自然なことだと思いますが、親子ゆえに関係がこじれてしまうことはありますよね。そういうときは、思い切って第三者を介入させる方がよいです。大丈夫です、私も思春期の息子を叱りすぎてしまうことがよくありますし、結構挨拶を無視されます(笑)」(竹厚さん)

 

竹厚さんによる訪問型の発達の総合サポートサービス「こどもとおとなの訪問発達サポート Apila」では、「発達障害」に限らず、少しでも気になることがあればどなたでも相談可能。

詳しくはまち情報ページをご覧ください。

インフルエンザにかかってしまったら!?

毎年、インフルエンザの流行時期になると、「うちもいつかかってしまうのだろうか」と不安な気持ちで過ごす方も少なくないと思います。とはいえ、かからないための万全な予防策はなく、インフルエンザの予防接種はあくまでも「重症化予防」と考えるのがふさわしいとこれまでの記事でご紹介してきました。

知っておきたい!インフルエンザワクチンの効果とは?

 

それでは「インフルエンザにかかったかも?」と思った時、実際にかかった後にはどんなことに気をつけたらよいのでしょうか。調布市医師会の貫井清孝先生(ぬきいこどもクリニック院長)にお聞きしました。

 

 

Q1:インフルエンザにかかったかも?と思ったら病院にはどのようにかかればいいのでしょうか。

統計学的にみて1人のインフルエンザ患者からは2-3人へウイルスが伝染しています。流行を阻止するためには、患者に接触する人の数を制限する必要があります。

 

インフルエンザは人から人に伝染する疾患です(鳥から人に感染する新型インフルエンザを除く)。「インフルエンザにかかったかも知れない」と思う前提に、インフルエンザにかかった人のそばにいたかどうか思い出してください。その上で「インフルエンザにかかったかもしれない」と思ったら、まずは家から出ないことが大切です。病院に行くために、体が辛いのを押して電車に乗るのは避けましょう。その後熱が上がり始めて6時間経ってから、できるかぎり周りの人に接触しないようにして医療機関を受診し、「インフルエンザにかかったかもしれない」と窓口の人にお伝えください。

 

インフルエンザのウイルスは発熱の1-2日前から感染者の体から、唾液や鼻水と共に空気中に排出されています。症状がない時から感染源になっているのです。

ウイルスをまき散らさないためにも正しい診断は必要です。ここでご理解頂きたいのは、私たちが普段使っているインフルエンザの診断キットは「絶対的なものではない」ということです。体の中である程度ウイルスが増殖してからでないと検査が陽性になりません。一般的には「発熱から6時間経たないとすべて陰性になってしまう」といわれています。もうひとつ重要なことはインフルエンザに感染していないこと証明する検査方法は「ない」ということです。

 

また、医療機関を受診せずに、自力で治そうとしている方が感染源となっている可能性があります。インフルエンザウイルスに感染して無治療の場合、発熱から7日経った後も6-7割の方からインフルエンザウイルスが排出されているという報告があります。治ったと思った人が感染源になっている可能性は否定できません。感染を拡大することにもなりますので、流行期には十分な注意と配慮が必要です。

 

Q2:子どもが高熱を出しているときはどうしたらいいのでしょうか?(インフルエンザに限らず)

熱は体の中で「感染、炎症」など何かが起こっている「結果」であって、「原因」ではないことを理解してください。解熱剤や解熱湿布で「熱を下げる」のは熱で苦しんでいる子どもを「楽にさせる」ことであって、原因となる病気を「治すことではない」のです。

加えて、発熱自体は多くの病原体の増殖を抑制し、体の免疫システムを活性化させます。逆に体を冷やすと免疫システムが働かなくなり病気が悪化します。風邪をひいて熱が高い時に、水風呂に入って体を冷やすと、その時には熱は下がるかもしれませんが、翌日には病気が重症化してしまいます。

 

熱が高い(病気にかかった)ときは、体温をコントロールするために「震え(体温を上げる)」たり「汗をかい(体温を下げる)」たりします。そのための原料が必要です。汗のための水分と電解質、体温を上げるための糖分が主体になります。

薬がなかなか手に入らなかった昔は、熱が出た時に「くず湯」を作って飲ませていました。糖分と水分の補給の面では理にかなった処置だったのです。

 

●熱が高い時には以下がおすすめです。

1. 熱が高かったらまず落ち着いて、安静にする。

2. イオン水やリンゴジュースなどを少しずつ飲ませて、30分くらい経ってもう一回熱を測る。

3. あまり熱に変化がない、または熱が下がってくれば、水分補給を続け、翌日に医療機関を受診する。

4. どんどん高くなってくるようなら、診察してくれる医療機関を受診する。

(インフルエンザを疑う場合は、熱が上がり始めて6時間経ってから受診してください)

 

Q3:家庭での看護のポイントは?

熱に対する対処法は上に書きました。インフルエンザ感染症は全身に症状が出ますので、吐き気や下痢が見られることもあります。その時には水分を少量(15ml)頻回(15分おきに)与えてください。半日くらい継続すれば改善してくるはずです。

 

「異常行動」のご心配については、「異常行動で家から飛び出す」ことがないようにして頂ければ、異常行動そのものが「脳炎・脳症」につながることではないと考えてください。「脳炎・脳症」の兆候として最も重要なものは「痙攣」です。

もちろん「脳炎・脳症」ではなく「熱性痙攣」の可能性が高いのですが、インフルエンザと診断されたあとに「痙攣」がおきたら、検査、入院施設のある大きな病院に救急搬送してもらうことをおすすめします。

 

Q4:家族への感染を予防するには?

看病する人に伝染するのはやむを得ません。看病する人は誰か1人に決めましょう。ウイルスは半径1mに飛びますが、患者がマスクをすることでこの飛び散りを防ぐことができます。ちなみに周りの人が普通のマスクをしても、患者がマスクをしていない場合にはウイルスはブロックできません。

 

マスクをはずして1m以内に近づくことが1日3回あります。食事です。食卓を囲むと感染する可能性が高くなるということも知っておきましょう。

治療を開始してから4.5日でウイルスの排泄は止まるという報告がありますので、診断をうけ、治療を開始してから5日間は別室で食事をとるのが望ましいでしょう。この予防策は子どもだけではなく大人も同じです。

 

 

・インフルエンザ感染症の合併症について

インフルエンザ感染症は咳などの呼吸器症状がほとんどですが、重症になる可能性がある病気です。発熱後、丸2日間はできるだけ一人にしないなど、突発的な症状の変化にもご注意ください。

予測される合併症は、脳炎、脳症、意識障害などの神経の病気や肺炎、気管支炎などの呼吸器の病気、他にも筋痛や心筋炎などの筋肉の病気です。特に熱がなかなか下がらない、咳が止まりにくいなどの症状が続く場合にはお約束の日にち前でも受診をお願いします。

 

・休日診療・休日夜間診療所を受診するときの注意

インフルエンザ流行の時期になりますと、休日診療・夜間急患診療所には100人以上の患者様が受診され、2-3時間お待たせすることも少なくありません。待合室や薬局で別の病気をもらって帰ってしまう危険性もあります。

もし熱があるだけで食欲もあり、全身の状態が良いようならば、翌日(平日)にかかりつけ医を受診することをおすすめします。

 

休日診療・休日夜間診療所は、緊急に受診が必要な患者様に対応するために開設しております。緊急受診以外の患者様のご希望(定時処方、登校・登園許可書等文書の発行)には添えない場合があります。ご了承ください。

 

 

年末年始 急な体調不良時の緊急連絡先

年末年始のお休み中も、子どもの病気は待ってくれませんね。

 

コサイトでは、調布市の年末年始の休日診療当番医や、休日夜間休館診療所をはじめ、小児救急相談(#8000)、近隣の救急病院の情報をまとめています。

 

もしものときの緊急連絡先一覧

 

ぜひご活用ください!

 

楽しみがたくさんの年末年始ですが、子どもの事故には十分気をつけましょう。とくに小さい子どもは何でも口に入れてしまうことがありますので、誤飲には十分ご注意を。また、やけどや転落、お風呂場で溺れてしまう事故などにもいっそう注意しましょう。

 

 

お薬手帳は1冊にまとめる?医療機関ごとに別々にする?

毎年4月、10月は「お薬手帳を活用しましょう」声かけ強化月間です。

調布市民の健康を下支えする「調布市医師会」では、お薬手帳の携帯と活用をすすめています。

 

さあ、ここで質問です。

お薬手帳は1冊にまとめたほうがいい?それとも医療機関ごとに別々がいいのでしょうか。

 

お薬手帳とは、調剤薬局などで手に入るもの。薬の「処方内容」「調剤日」「調剤薬局名」「処方せん発行医療機関名」「薬剤名」「薬剤の用量・用法」「日数」「ジェネリック医薬品か否かなど」「副作用歴」「アレルギー歴」や「主な既往症」について、細かく記載できるものです。

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薬局で薬をもらう時に書いてもらい(シールをもらい)、日にちの順に手帳に貼っておきます。その手帳は次の医療機関(同じ医療機関とは限りません)受診の際、医師に見せてください。医師はその内容を参考にして診療をします。

 

ですから、お薬手帳は「1冊にまとめる」のが正しい使い方です。

 

お薬手帳の役割は主に、次の3つが上げられます。

 

1. 飲み合わせや重複をチェックし、副作用や飲み合わせのリスクを減らす。

2. 副作用歴、アレルギー歴、過去にかかった病気などの情報を伝えることができる。

3. 旅行や災害、急に具合が悪くなった時に、自分が服用中の薬の情報を正確に伝えることができる。

 

 急な引っ越しで、今までかかっていた医療機関から紹介状をもらわないまま、転居先の医療機関にかかったときでも、お薬手帳があればこれまでの治療経過や使える薬、使えない薬がわかります。

 

「最近、子どもが医療機関にかかる時に、鼻水は耳鼻科、湿疹やアトピー性皮膚炎は皮膚科、熱がでたら小児科のように『かかる科」を分けているご家庭を多く見かけます。しかし、たとえば鼻水を止めるお薬やかゆみを止めるお薬は抗ヒスタミン剤に分類され、重複して内服すると副作用が出る確率が高くなります。他にもお腹がゆるくなりやすい抗生物質もあります。時には飲んでいる薬が原因で新たな症状が出現してしまう事もあります。今まで使っていた薬の情報が判ると、その先の治療方針を立てるのに役立ちます。処方箋を提出する調剤薬局は自分で選ぶことができ、お薬手帳は全国どこでも使えるので、1冊にまとめて、保険証と一緒に携帯することをおすすめします」(調布市医師会 貫井清孝先生)

 

初診もOK!しおり小児科の予約システム

布田にあるしおり小児科では、予約の方を優先した診察を行っています。インターネットから患者登録を済ませた上で、予約を行うシステムです。初診の場合でも登録は可能です。

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 予約がない場合、待ち時間がかかることがあるので、待ち時間短縮のためにも予約がおすすめとのこと。当日の診察予約も枠が空いていれば予約できます。

診察・予防接種・健診、またはキャンセル等もインターネットにて受け付けています。

しおり小児科のホームページ(外部リンク)には予約登録の方法が詳しく掲載されています。

 

どうぞご確認ください!

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国領駅前「ぬきいこどもクリニック」の予約システム

可愛らしいピンク色のゾウが目印の国領駅前にある「ぬきいこどもクリニック」。小児科・アレルギー科の専門として平成11年に開院して以来、保護者の話を聞くことを大切にし、親子に寄り添った診療を心がけているという貫井清孝先生。

 

診察や予防接種は初診の方もインターネット予約が可能。親子の待ち時間の負担をなるべく少なくできるよう、努めています。

 

インターネット予約はこちら。

 http://www.anssam.com/yoyaku/nkcymb/rsv_top.asp

QRコード

 

  コサイトでは地域活動にも積極的に関わる貫井先生の子どもたちや調布への熱い思いがあふれるインタビューも掲載中。ぜひご覧ください!

 

 

ノロウイルスについて正しく知ろう!

インフルエンザによる学級閉鎖が相次ぐ(調布市発表学級閉鎖の状況)など、インフルエンザのニュースが目立ちますが、毎年冬を中心に多くの感染者を出す感染性胃腸炎も注意が必要です。調布市医師会の貫井清孝先生(小児科)に、ノロウイルスの特徴や、感染後の対処法についてお話をうかがいました。

 

「感染性胃腸炎を引き起こす原因となることが多いノロウイルスは、ウイルス量が少なくても感染・発症してしまうため、一気に感染が広がりやすいという特徴があります。また、ノロウイルスには実はたくさんの種類があり、たとえ1つの型に感染後免疫ができていても、別の型のウイルスに感染すると、また発症してしまうというのもやっかいな部分です」

 

感染力が強いこと、いったん感染しても、またかかってしまう可能性があるというノロウイルス。予防だけでなく感染を広げないためには、どうしたらいいのでしょう。

 

「ウイルスは空気中にある水分子にくっついてウイルスが拡散するので、室内で吐いた場合は、そこに居合わせた人も感染しないよう、処理する人以外はすぐにその場を離れる、窓を開けるなどしてください。嘔吐物の片付けにも注意が必要です。ノロウイルスは、85度以上の熱湯で1分以上加熱するか、次亜塩素酸ナトリウムを含む塩素系の漂白剤を使用することで死滅させることができますが、アルコール消毒では効果がないといわれています。また、嘔吐物がついた衣類やシーツなどを洗濯する場合は、その前に必ず十分な消毒処理を行うのが鉄則。そのまま洗濯すると、汚染されていなかった衣類まで汚染されてしまい、二次感染に繋がることもあるので十分に注意しましょう」

 

日本小児科学会予防接種・感染症対策委員会の『学校、幼稚園、保育所において予防すべき感染症の解説 2017年4月改訂版』では、登校(園)の基準は下記の通りとなっています。

 

ノロウイルス、ロタウイルス感染症:急性期が最も感染力が強いが、便中に3週間以上排泄されることもある。症状のある間が主なウイルスの排泄期間なので、下痢、嘔吐症状が消失した後、全身状態のよい者は登校(園)可能であるが、手洗いを励行する。

 

私たちにできることは、まずは手洗いですね?

 

「はい。たとえば、おむつ替えの場所の工夫や、おむつ替え処置をした大人の手洗いは念入りに。さらには、トイレ後の手洗い、食前の手洗いなどの日常生活の中での丁寧な手洗いを心掛けることで、感染を予防することが重要です」(貫井先生)

 

 

国領駅前「ぬきいこどもクリニック」のインタビューを掲載!

可愛らしいピンク色のゾウが目印の国領駅前にある「ぬきいこどもクリニック」。小児科・アレルギー科の専門として平成11年に開院して以来、「子どもたちを守りたい」という気持ちで親子に接している貫井清孝先生。

 

「調布っていいところだなと思ってもらいたい。次の世代にもっと調布をいいところにしたいと思ってもらいたい!」

 

こんな思いで地域活動にも積極的に関わる貫井先生の子どもたちや調布への熱い思いがあふれるインタビューはこちらから。院内を見学したレポートも合わせてぜひご覧ください。