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「誰でも働ける職場を」コミュニティ工場株式会社

2017年8月18日 公開

調布駅からほど近い、甲州街道沿いに立つビル「ネクストバトンビル」内に、菓子類を製造する工房「コミュニティ工場株式会社」があります。

 

コミュニティ工場株式会社は、大手生活雑貨メーカーのノルコーポレーションと、地域商社MNHの創業者である菅喜嗣さんが設立。地域や社会の仕組みと合わず就労の場が持てない人たちのため、働く機会を作ることを目的に立ち上げました。ひきこもりなどの若者を支援している認定NPO法人育て上げネット(以下育て上げネット)や、非営利型株式会社Polarisと協働し、助成金に頼ることなくビジネスとして事業を成立させるべく運営しています。

 

現在働いているのは、地域で子育て中の女性たちや育て上げネットを通して働くようになった青年たち。小さな菓子工房では、小ロットの菓子類を生産。スタッフは商品開発や製造までトータルな業務に携わっています。

 

コミュニティ工場株式会社と共同で事業を発案、実践している株式会社MNHの小澤尚弘さんに伺いました。

「子育てでキャリアが途絶えてしまった女性は、幼稚園の送迎や長期休暇などもあり、いきなりフルタイムで働き出すのは難しいのが実情です。ひきこもりの若者、障害を持つ方たちなどもまた同様です。そんな会社の都合に合わせて働くことが難しい人たちにこそ、働く場を提供したいという思いから、この事業を立ち上げました」 

 

製造過程はライン生産ではなく、一人ひとりが最初から最後まで関わることができるので、単純作業にはならないところも魅力。「自分で作ったものを売る」ということを実感できます。

 

このコミュニティ工場に勤務している嶋本暁紀子さんと、青木裕子さんは、Polarisのメンバーでもあります。子育てしながら働き方を模索している中で、この仕事と出会いました。

「夏休みなどの長期休暇や、子どもの習い事などの都合もスタッフ同士がシフトを調整して働くことができるので助かります」(嶋本さん)

「製造する商品は毎日変わりますし、新製品の試作などもあり、単調ではないところが刺激的です。社内の風通しもいいので、ものを言いやすい雰囲気なも気に入っています」(青木さん)

と、とても楽しそうな様子。

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企業の都合に合わせるのではなく、その人それぞれの状況に合わせて働くことができる仕組みを創ることが、「誰もが働ける社会」の実現につながります。コミュニティ工場株式会社は、そのさきがけとなることでしょう。

 

 

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