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地域の人とつながり、広がる体験@すこっぷ

2020年8月19日 公開

発達に特性のある子どもたちだからこそ、多様な体験を積み重ねることで、しっかりとした土台が作られる…。そんな考え方を元に都度子どもたちに寄り添った療育を行っている「すこっぷ」。

コロナ禍にあって、リモートでの療育も行ってきましたが、最近では感染予防対策を徹底しつつ、保護者や地域の人たちの理解・協力を得て、少しずつ「地域活動」を実施しています。

 

すこっぷの「地域活動」は、地元の人達がそれぞれの得意を活かしたユニークな企画が盛りだくさん。たとえば「すこっぷ」がある地域の商店会「上布田商栄会」の皆さんとも連携し、お店を回ってワークショップを体験したり、仕事の裏側を見せてもらったりしています。

 

こちらの写真は2年ほど前の秋の活動から。

▲2018年10月の地域活動では地域の八百屋さんへ。
▲商店会の人のはからいでラグビー体験も!(2018年10月)

 

今年はコロナの影響もあって、予定していた地域活動ができなくなっていました。しかし、8月には感染予防を最優先にしつつ「すこっぷ近くの街の人」と題して再び活動をはじめています。

この活動の対象となるのは、異年齢グループの「土曜くじらクラス」。8月に入ってすぐ行われた1回目には、紙の鳥でやじろべえ、紙コップでけん玉づくりを行いました。

 

「地域の方たちのご協力を得て、やじろべえやコマ、けん玉や紙風船など、動きを楽しめるおもちゃをいろいろ体験できました。子どもたちにとっても新鮮だったようで、とても楽しそうでした」(児童発達支援管理責任者・羽柴優美さん)

また、別の日には水墨画体験企画も開催。講師は昔遊びの講師と同じ、上布田商栄会のみなさん。子どもたちもみな夢中で取り組んでいる様子です。

8月下旬には、地域の児童遊園(公園)まで出かける予定も。外出する活動は、グループで移動する上で必要な交通ルールや公共マナーを学ぶ機会にもなります。

「自分の足で歩いて街を知り、移動することで距離感や方向などの理解(頭の中の暮らしの地図づくり)を親子で体感するチャンスになるとも考えています」(羽柴さん)

 
このような活動は、地域とのつながりを大切にしている「すこっぷ」だからこそ実現できている独自のプログラム。すこっぷの療育が気になる方は、コサイト内にあるまち情報ページもぜひご覧ください。

 

 

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