2020年11月15日、白百合女子大学では小学生のためのフランス語講座「プチテコ」が開催されました。「プチテコ」とは、毎年、クリスマスの季節に開催されているイベントで、小学生が学内の教室でフランス語に触れることのできるというもの。フランス語フランス文学科の先生、大学院生や学生が開催のために工夫を重ね実施してきました。今年度は感染症防止のため、初めてのオンライン開催に。
今回は参加者やスタッフも少人数に絞り、パソコンの画面越しで小学生と一緒にフランス語を使ってプログラムを進めました。
今年度のテーマは「フルーツ」。ゲームや歌を通して8つのフルーツのフランス語を学びます。数字の聞き取りや発音をレッスンした後、好みのフルーツを手に入れてタルトを作るロールプレイを体験。画面を通して先生や学生、大学院生が持つパネルを選びながら子どもたちはみんな無事にタルトを作りあげることができました。
最初は緊張していた様子の子も、いつしか笑顔に。「通信障害などの心配もあったのですが、問題なく無事に開催できほっとしました。学生たちが心を込めて作成した教材を手に、元気よく発音をする小学生の姿に私たちも元気をもらいました」(フランス語フランス文学科 大塚陽子准教授)
「プチテコ」を主催する「白百合女子大学フランス語教育研究会」では、学生が中心となってイベントを企画開催しています。
白百合女子大学では、毎年さまざまなイベントが開催されていました。今年度は、感染防止対策のため多くの活動ができなくなりましたが、例年は子育て支援を目的とした乳幼児向けのベビーマッサージやリトミックを実施したり、小学生向けの研究や工作などを行ったり、せんがわ劇場と連携したイベントなどを開催。近くの小学校とも交流するなど地域に根付いた活動を行っています。
調布の街で地域の人々とつながりながら学びを続ける白百合女子大学。活動の様子はコサイトまち情報にも掲載しています。ぜひご覧ください!