調布市では、新型コロナウイルスワクチン接種の体制が発表されました。
接種は医療従事者、高齢者、基礎疾患を有する方、高齢者施設への従事者という順に行われ、費用は無料。医療機関での個別接種、市が調布駅前広場に設置する特設会場(仮設プレハブ)で行う集団接種のほか、高齢者施設に入居している方については、嘱託医や協力医、かかりつけ往診医などによる施設接種が予定されています。
個別接種は市内およそ90の医療機関で、おおむね週3000回の接種を。さらに特設会場でも週あたりおおむね3000回程度の接種を想定。調布市での高齢者向けの接種期間は、おおむね3カ月程度を予定しています。
長友貴樹市長は特設会場での集団接種について「会場内では高齢者の移動をできるだけ少なくし、予診から接種後の健康観察まで同じ場所で座ったままでいられる調布市独自の接種方式で実施します。接種する医師に動いていただく方式であることから、医師の皆様にはご負担をかけることになりますが、高齢者にとっては、予診から接種、副反応確認まで移動することがないため、安全かつ安心した接種体制を確保できると考えております。さらには、予診や接種を担当する以外の医師に全体をフォローしていただくことを含め、手厚い体制を整備する予定としています」と話しています。
新型コロナウイルスワクチンの接種は、16歳以上の人が対象で、原則として居住地(住民票所在地)の市町村で実施。接種券等は郵送で送られてくることになっており、個別接種を希望する場合は希望する医療機関へ申し込み、集団接種の場合は調布市が受け付けます(コールセンターまたはインターネット)。
「16歳未満の方については使用経験が足りないことから現在対象外になっています。それ以外の方の接種体制については、引き続き、調布市と協議しながら進めていきます。多くの市民の皆さまが安全に安心してワクチン接種を受けられるよう、市と医師会が中心となって準備を進めております。皆さま方のご参加、ご協力をよろしくお願い致します」(調布市医師会会長の西田伸一会長)
ワクチンについての問い合わせは、調布市が3月上旬に設置するコールセンターまで。
※この記事は「調布地域メディア連携プロジェクト」の一環として配信しています。