調布多摩川幼稚園の年中組にお子さんが通っているAさん、Bさんにお話を伺いました。
コサイト お二人とも、上のお子さんが調布多摩川幼稚園の卒園児とのこと。園選びの決め手は?
Aさん 遊びを重視している園に入れたかったことと、実際に園を見学したときの印象ですね。どの先生も、とてもにこやかに迎えてくださって。上の子はやんちゃな子だったので、心配で…と伝えたときも「大丈夫ですよ」と。とにかく「子どもを受け入れてくれる」姿勢を随所から感じました。
Bさん 子どもの気持ちに寄り添って、認めてもらえるって本当に大事ですよね。私は先生が泣いている子に対して、腰を据えてじっくりと向き合っている姿をたまたま目にして、1人1人こうやって丁寧に接してくれているんだなと思い、「ここにしよう」と決めました。また、非認知能力(数値では測れない生きる力)を大切にしているところも決め手でした。
先生が、どの子どもとも向き合っている
コサイト 実際に入園してみて、いかがでしたか。
Aさん 「大丈夫」の言葉通り、年少のときにしっかりと受けとめてもらったことで、年中になる頃には落ち着いていました。私も必死な時期だったので、先生が子どもを否定せずに受け入れてくれたことが、本当にありがたかったです。
また、担任でなくても、先生方が子どもたちの状況をほぼわかっていて、話が伝わるのがすごいなと。どの先生が担任になってくれても嬉しいねと、クラス替えのときが楽しみなくらいでした。
Bさん 先生方はみんな「子どものための幼稚園」という共通認識がしっかりベースにあって、全員が子どもたちのために、考えて動いてくれているのが伝わってきます。日々の準備や保護者宛のお手紙なども、とにかく手間を惜しんでいらっしゃらなくて。私はつい「先生、ここまでするの大変じゃないですか?」と聞いてしまうのですが、「もっとやりたいくらいなんです!」と楽しそうに答えてくださる先生に、もう脱帽です…。
楽しい?大変!?保護者のかかわり
コサイト 行事等で、保護者の出番はどのくらいありますか?
Bさん 行事自体と、それに伴う準備等で集まることもあるので、保護者の出番は多めだと思います。
Aさん 私は世話人(※)をやっています。やる前は大変なイメージがあったのですが、実際やってみたら、そこまで負担感はありませんでした。参加していくうちに慣れたというか…関わって知ると、変わっていくのかも。
※調布多摩川幼稚園では、クラス委員にあたる係を「世話人」と呼んでいます
コサイト 「ワンパクルーム(預かり保育)」はお使いですか?
Aさん 私は保育後の預かり保育を利用して、週2、3日パートで働いています。就労者は前月の中頃、優先的に申し込みができるので、その後でシフトを調整。人数の枠にゆとりがあるので、預けられないということはほぼないですね。今年度から長期休暇中の預かり保育も増えるので、程良いペースで働けそうです。保育前の朝の預かりも使いやすいと、他の保護者から聞いています。
Bさん 私もたまに利用しています。ワンパクルームは異年齢保育なので、「おにいちゃんおねえちゃんたちと遊べる!」と子どもは利用する日を楽しみにしています。通常保育とは違う遊びができるのも嬉しいみたいです。アプリで受け入れ可能人数がすぐわかるので、使いやすいですね。
あえて「幼稚園」を選んで思うこと
コサイト 下のお子さんが入園されて、現在はいかがですか。
Aさん 下の子の入園を機に仕事を始めましたが、仕事と子どものこと、半々くらいで心地よいペースで働けています。実は私、上の子のときに保育園を希望していたのですが、入れなくて。でも幼稚園に入園して、その魅力を知って、振り返ってみると「これでよかったな」と。子どもは幼稚園でめいっぱい遊んできているので、帰宅後はのんびりでOK!と思えるのもいいですね(笑)。
Bさん 下の子の入園後に、園から少し離れたところに引っ越しをしました。そこで改めて感じたのは、ちょっと遠かったり、親の出番が多めだったりしても、「子どものためなら、やっぱりここがいいな」ということ。あえて選びたくなる魅力があります。
コサイト 「子どもをしっかりと見て、受け入れてくれる」という、お二人が園に寄せている信頼がひしひしと感じられました。ご協力、どうもありがとうございました!
調布多摩川幼稚園の年中組にお子さんが通っているAさん、Bさんにお話を伺いました。