調布市緑ケ丘にある白百合女子大学で今年も子育て支援ルーム「りすぶらん・あんふぁん」の前期プログラムが実施されました。地域の乳幼児とその保護者のための「子育て支援活動」を目的として、大学の先生の指導の下、学生が中心となりイベントを実施しています。
2022年前期では0歳から3歳までの乳幼児とその保護者が対象の「りすぶらん・あんふぁん」を企画。「みんなでいっしょに“げきあそび”~そら~」「おはなしのもり」「みんなでいっしょに“げきあそび”~うみ~」の3種類のプログラムが実施されました。
第1回「みんなでいっしょに“げきあそび”~そら~」では発達心理学科の学生とせんがわ劇場DELのメンバーが「そら」をテーマに、学生さんが作った手作りの「羽」に親子で装飾をして仕上げたり、絵本の世界を想像したり。身体や音を使って物語の世界を楽しむ時間を過ごしました。
第2回「おはなしのもり」では初等教育学科の学生が企画。「東京子ども図書館」の小野寺愛美さんによるおはなし会が行われました。わらべうたや手遊び、大人向けの素話(絵本や紙芝居などを使わず物語ること)などの他に、学生さんによる手遊びなど盛りだくさん。子育てが初めてというお母さんは「絵本選びのポイントやコミュニケーションの取り方などを知るきっかけになりました」の感想も。
第3回「みんなでいっしょに“げきあそび”~うみ~」では学生さんが事前に制作した「海の生き物」をシールやクレヨンで仕上げ、絵本にあわせ体操や、照明を効果的に使った演出を楽しみながら「うみ」を分かち合いました。
学生さんにとっても、子育て中の親子の楽しそうな様子を目の当たりにすることで、新たな発見や気づきがたくさんあったとのこと、事前準備や当日の見守りなど、白百合女子大学での学びを存分に活かす機会にもなりました。
白百合女子大学では、後期もさまざまなプログラムでの開催を予定しています。「りすぶらん・あんふぁん」のほか「エデュテイメント大学」でも参加者を募集していますので、ぜひ詳細を白百合女子大学HPやコサイトイベント情報でチェックしてください!