こんにちは。子どもたちの卒園を機に、今年こそ断捨離をしたい編集部コガです。
さて、街中で「ギャー!」と泣き叫んでひっくり返っている子どものそばで途方に暮れているお父さんお母さん方、毎日お疲れ様です。以前、私もブログ「我が家のイヤイヤ大魔王」で、イヤイヤ期真っ盛りの2歳の息子のことをつづりました。
あれから4年の年月が経ち、ブログを読み返してみると、正直なところ「実際の生活はもっと壮絶なものだったな~」と思います。朝起きてイヤイヤのスイッチが入った息子、何か悪い魔物にとりつかれたように何時間も怒り泣き、そのまま泣きつかれて寝たかと思いきや、30分後に目を覚ますとさっきの怒り泣きの続きがまた何時間も始まるという…今思い出してもちょっと気が滅入ってしまうような日々を過ごしていたのです。
今思えばですが、あの時の私は「ヘルプ」が必要な状態だったのだと思います。
優しくなだめてみたり、怒ってみたり、何をしても息子の怒りが収まらないので、せめて少し離れようと洗面所のドアを閉めて一人になろうものなら、壊れるんじゃないかという勢いで泣き叫びながらドアをガンガンと叩く息子…。仕方なく扉を開け、涙と鼻水でぐっちゃぐちゃの顔になっている息子を前に、「いつまで続くの~?こっちが泣きたいよ~」と本当に涙が溢れてきて、ご近所迷惑なのは百も承知で、開いた窓から息子の泣き声を聞いた誰かが、どこかに通報してくれないかな…とまで思い詰めていました。
そのような状態だったので、息子を心から「かわいい」とは正直思えず。よく言う「寝顔を見て反省」なんて、そんな余裕すらもないほど毎日必死に過ごしていました。けれど当時はやはり「かわいくない」と言ってしまうとダメな母親認定されてしまいそうで、怖くて人に言うことができませんでした。
さて、そんな息子もこの春1年生になりました。もちろん個人差はあるので、みんながそうなるとは言えませんが、あの頃のわたしに言ってあげたい!「大丈夫、息子とってもかわいいよ!」と。「いつ頃から楽になった!」という明確なラインはないけれど、この4年間で最悪な状態はいつの間にか脱し、毎日オリジナルギャグを言って笑わせてくれる家族のムードメーカーに息子は成長しました。
ただし、異様なほどの負けず嫌いな性格で、公園でのドッヂボールなどに負けるとすぐに泣いてしまうところにはいまだに手を焼いています…トホホ笑。日々の大変さはまだまだあるものの、「飴とムチ」で言うと、私にとっての「飴モード」な時間が4年前からは想像ができないほど増えました。
いつの間にかひざの上に乗ってきて「飴モード」な息子。
「いつまでこうやってギューってさせてくれるの?」
と聞いてみたところ、
「ぼくが15歳!いや、大人!いや…おじいさんになるまで!」
とのこと。甘~い(?)一言に思わずにんまり。
まだまだ子育ては続いていくので、これからも山あり谷ありなのは百も承知!ですが、何年後かに待ち受けている思春期に構えつつ、「お母さん大好き」とたくさん言ってくれる今の息子の姿を目に焼き付けておきたいと思います。