現在、世界の糖尿病人口は4億人を超え、2045年には6億人を超えるとされています。中でも日本が位置するアジア・太平洋地域の患者数の増加は深刻で、2014年では全世界の約1/3の糖尿病患者がこの地域に集中しています。
日本でも、糖尿病と糖尿病の可能性がある人の合計は約2000万人に上り、早急な対策が迫られています。私たち子育て世代にとっても、決して他人事ではありませんね。
このような状況を踏まえ、国際連合(国連)は、「糖尿病の全世界的脅威を認知する決議」を2006年12月20日に国連総会議で採択するとともに、11月14日を「世界糖尿病デー」に指定し、世界各地で糖尿病の予防、治療、療養を喚起する啓発運動を推進することを呼びかけました。日本でも、各地で著明な建造物をブルーにライトアップして、街頭での啓発活動を実施しています。
そして調布市でも「ちょうふブルーサークル運動実行委員会」・調布市医師会などが協力し、2023年11月11日(土)から11月19日(日)までの17時から21時まで(実施時間・期間は施設ごとに異なります)世界糖尿病デーのシンボルカラーである青い照明で建物や施設を照らす “ブルーライトアップ”を様々な施設で実施しています。(調布東山病院、調布市医師会館、たづくり西館保健センターほか)
美しく青く染まる建物を眺めながら…自分や家族の健康を考え、糖尿病の予防に向けた一歩を踏み出してみませんか。