日々の子育ての中ではちょっとした心配や不安はつきもの。
「ちょっと気になるけど、誰に相談したらいいのだろう?」
「こんなこと相談しても大丈夫かな?」
と思うことがあるかもしれません。
そんなときに頼れるのが、調布市の「子ども家庭センター」です。
2025年4月、調布市では妊娠期から18歳未満まで、すべての妊産婦と子どもとその家庭を切れ目なく支えるしくみとして「子ども家庭センター」が新たに設置されました。
この記事では、その目的や役割、どんなことが相談できるのかをご紹介します。
「子ども家庭センター」って何?
設立の経緯と目的
これまで調布市には
●妊娠から出産・乳幼児期の健康や発達・子育ての相談を行う「保健センター」
●子育てに関するあらゆる相談に対応する「子ども家庭支援センター すこやか」
の2つの相談窓口がありました。
新しく誕生した「子ども家庭センター」は、これまで相談者に対して個別に対応していた2つの窓口が、同じ組織でつながったものです。同じ組織となることで、これまで以上に両機関が同じ目標を持って、連携し、きめ細かな支援を行えるようになりました。
「施設」ではなく「しくみ」
「子ども家庭センター」というと建物を思い浮かべるかもしれませんが、実際は市役所に設けられた組織です。窓口(来所)はこれまで通り2か所にあります。
●母子保健担当(保健センター)
妊娠から出産・乳幼児期の健康や発達・子育てに関する相談
●親子相談担当(子ども家庭支援センター すこやか)
子どもとその家庭や妊産婦に関する不安や悩みの相談,虐待やヤングケアラーに関する相談
この2つをつなぎ、家庭を総合的にサポートするのが「子ども家庭センター」です。
「子ども家庭センター」ができて何が変わった?
これまで個別に動いていた2つの窓口が「子ども家庭センター」というしくみでつながることで、次のようなメリットが生まれました。
●母子保健と児童福祉、それぞれの専門性を活かせるようになった
●妊娠期から子育て期にわたって、切れ目のない一体的な相談支援を行えるようになった
「どこに相談したらいいかわからない」
そのようなときは「子ども家庭センター」に相談すればOK。あなたとお子さんに合う支援を一緒に探してくれます。
母子保健担当~妊娠期から就学前のサポート(保健センター)
妊娠から出産、乳幼児期の健康や発達、子育てに関する相談窓口です。

どんな相談ができるの?
・はじめての妊娠や出産で不安
・妊娠したけれど,どんな手続きが必要?どんなサービスが利用できる?
・出産後、体調や気持ちが不安定でつらい…
・授乳やミルクの量、離乳食の進め方を教えてほしい
・赤ちゃんがなかなか寝てくれない/泣き止まない
・体重が増えない
・ことばがでないことが心配、発達の進みがゆっくりのように感じる
・予防接種のスケジュールが複雑で混乱する
・下の子が生まれて上の子の赤ちゃん返りがひどい
・育児が大変でついイライラしてしまう ほか
相談にのってくれるのは?
助産師・保健師・看護師・栄養士・歯科衛生士など、妊娠期から子育て期をサポートする専門職です。家庭訪問や関係機関との連携も行いながら、安心できる子育てを一緒に考えてくれます。

主なサポート内容
・妊娠届出・母子健康手帳の交付(ゆりかご調布面接)
・もうすぐママ・パパ教室
・こんにちは赤ちゃん訪問
・産後ケア事業
・乳幼児健診
・子どもの予防接種の案内
・子ども歯科相談室
・妊娠から出産・乳幼児期の健康や発達・子育てに関する個別相談 ほか
どうやって相談するの?
電話・メール・来所・オンラインなど、ご希望の方法で相談できます。必要に応じて、面談や家庭訪問を行ったり、関係機関へおつなぎすることもできます。
来所には事前予約がおすすめです。まずはお気軽にご連絡ください。
利用者の声のご紹介
実際に母子保健担当窓口を利用された方のお声をご紹介します。
・「保健センターでやっている『スキンケア教室』を利用しました。会場にマットが敷かれてあって赤ちゃんを寝かせてよい環境で助かりました。 途中でぐずる子がいても後ろの方にスペースが確保されていたので、安心して受講できました。 クリームの量は実物で、子どもの洗い方は映像などで具体的に説明してもらえたので、わかりやすく、家に帰ってからやってみようと思えました。 質問タイムがあって心配なことが解消できました」
・「産後の自分の体調や子どものことについて、こんなこと聞いてもいいのかな?と思いながら相談してみましたが、こころよく教えてくれて安心できました」
母子保健担当からのメッセージ
妊娠期から乳幼児期の子育て期は生活が大きく変わる時期です。喜びもあれば、戸惑ったり悩むこともあります。ご家庭ごとの様々な悩みに寄り添いながら、子育てを応援したいと思っています。お気軽にご相談ください。(保健師)
母子保健担当
場所:調布市保健センター(文化会館たづくり西館)内
TEL:042-441-6081(8:30~17:00)
Email:kokasen@city.chofu.lg.jp
休館日:土曜日・日曜日・祝休日、12/29~1/3
親子相談担当~育児・家庭・子どもの発達や行動など~(調布市子ども家庭支援センターすこやか)
家庭や子どもの生活・発達・行動、親子関係など、成長段階に応じた幅広い相談窓口です。保護者だけでなく、子ども本人からの相談も受け付けています。

どんな相談ができるの?
・子どもが学校に行きたがらない、朝になると体調を崩す
・友達とのトラブルや、いじめが心配
・言葉がゆっくり、落ち着きがないなど発達が気になる
・きょうだいげんかが絶えない、関わり方に悩む
・反抗期で会話にならない、家庭内で衝突が増えている
・離婚や別居、再婚など家庭環境の変化をどう伝えればいい?
・経済的に不安があり、子育てが苦しい
・夜遅くまで一人で過ごしてしまうなど、生活リズムが乱れている ほか
相談にのってくれるのは?
社会福祉士・保育士・臨床心理士などの専門職が、家庭の状況に合わせた支援を行います。必要に応じて学校・福祉・医療など関係機関と連携し、継続的にサポートしてくれます。

具体的なサポート内容
・個別相談(来所・電話・訪問・オンライン)
・心理相談
・子どもの居場所・家庭支援につながる支援調整
・関係機関(学校・福祉・医療)との連携支援 など

どうやって相談するの?
電話・メール・来所・オンラインなど、ご希望の方法で相談できます。
来所の場合は、事前予約がおすすめです。必要に応じて面接や家庭訪問、他機関への紹介などを行います。
親子相談担当からのメッセージ
「子育て相談」というと、ハードルを高く感じられる方もいらっしゃると思います。実際は「ちょっと聞いてみようかな」「ちょっと話してみようかな」から、はじまる「ちょっとの相談」もたくさんあります。一人ひとり悩みは違いますので、私たちは一人ひとりに寄り添い、皆様の子育てを応援します。ぜひ、すこやかに来てみてください。皆さんの子育てを応援する職員がお待ちしています。(親子相談担当 相談員)
親子相談担当
TEL:042-481-7731(9:00~17:00)
Email:soudan@jigyodan-chofu.com
休館日:第3土曜日とその翌日、1/29~1/4
どちらに相談したらいいかわからないときは、上記窓口のどちらに電話しても相談内容を伝えれば、内容に応じて担当窓口を案内してもらえます。

まずは相談してみよう
子育ての毎日は、うれしい時もあれば「どうしよう…」と思う時もあるものです。でも、ひとりで抱え込まなくて大丈夫。子ども家庭センターは保護者の心強い味方です。
「ちょっと聞いてみようかな」と思ったら、まずは電話や来所で気軽に相談してみてください。話してみることで、安心や新しい気づきにつながるかもしれません。






