子どもが2人とも小学生になって、うれしさみしいshinoです。
我が家では、3年ほど前から千葉県鴨川市に棚田を借りてお米を育てています。
といっても、5月から10月までの間に月に1度ほど田んぼに出向き、「プチ農業体験」をするというお手軽なもの。
農家の方から、「わざわざ遠くからきて、今時やらない手植えをしにくるなんて、変わってるなあ」と言われるのですが、東京っ子はこうでもしないと田んぼに入る機会がないですもんね。
こーんなに山盛りのアマガエルちゃんに会えるのも田んぼならでは。子どもたちは田植えもそこそこに、アマガエルやらイモリやらを獲るのに必死。泥だらけになって遊んで毎回楽しそうです。
私自身も東京育ちですが、幼い頃は毎年夏になると母親の実家がある田舎へ遊びに行き、様々な自然体験をしていました。ブドウの袋かけを手伝ったり、イノシシを見に山に入ったり。
大きくなるにつれ田舎から足が遠のき、高尾山遠足ですら憂鬱になるくらい登山が苦手だったのに、学生時代は1週間近く北アルプスを縦走するほど山に夢中に。親はもちろん、自分でも驚きました。
でも今思えば、幼い頃の田舎での体験のおかげで山や自然が好きになって、人生の選択肢が増えたと思うのです。山を通じて夫にも出会えたし(笑)
これから自分の意思で様々なことを選び取っていく子どもたちに、少しでも広い世界を見せてやりたい。
正直、車で3時間弱もかかるので毎回しんどいのですが(笑)子どもがイヤというまで、田んぼに通おうと思います。