※この記事は2016年のゲゲゲ忌の様子を、当時ご紹介したページです。
水木しげるさんの命日「ゲゲゲ忌」を前に、布多天神社では「ゲゲゲ横丁」なるイベント開催中!
午前中に催されたセレモニーには、水木しげるさんの奥様である、武良布枝さんも。境港から駆けつけたというキャラクターたちの前、お天気にも恵まれて多くの人達が集まる中でご挨拶。
「今日はまさに妖怪晴れですね」と布枝さん。「何度、布多天神社にお参りしたことでしょう」と思い出を語ってくださいました。
亡くなってから1年。思い出は?
「すべてです。思い出が尽きることはありません。今だに『いなくなってしまった』と思えないのです。本当に気取らない、自然体でした。『100歳まで俺は生きるぞ』と言っていたので、ちょっと早かったかな。今日も木の上にいるような気がします。今日のようなイベントを開催していただいて、本当に感謝しています」(布枝さん)
布枝さんによれば、水木しげるさんは調布のこの土地を本当に愛していたのだそう。とくに今回のイベント会場となっている布多天神社は「わが庭のごとく」でした。
26日、27日の両日開催されている「ゲゲゲ横丁」。境内には記念撮影スポット、出店でにぎわっています。
26日午前中には子どもたちが参加するとお菓子がもらえる「下駄飛ばし」も人気でした。
生前の水木しげるさんは、調布の商店街にもよく姿を見せていましたが、そんなお店の一つ「真光書店」も、ゲゲゲ横丁に出店中。水木しげるさんの本がずらりと並びます。
「水木先生はほぼ毎日、いらっしゃってました。ご自分の本が大好きで、よく購入してくださったものです」(真光書店・矢幡秀治さん)
境港からやってきたキャラクターたちは、駅前や商店街を練り歩き。週末はぜひ布多天神社の「ゲゲゲ横町」へどうぞ!