調布市民の健康を下支えしている調布市医師会では、タバコの有害性について市民に広く知ってもらうため、さまざまな活動をしています。
現在、調布市医師会のホームページにて「調布のあんしん禁煙MAP」を掲載しているのも、そんな活動のひとつ。

▲アイコンをクリックすると詳しいお店の情報が見られます。（調布市医師会ホームページより）

 

これは、喫煙者・非喫煙者双方のタバコによる健康被害をなくすことを目指して、医師会会員も参加、活動している団体「ちょうふタバコ対策ネットワーク」が作成したもので、実際に店内禁煙であることが確認できている店舗のみ掲載しています。

 

調布市医師会の荒井敏先生（調布市医師会タバコ対策小委員会委員長）は、「壁などの仕切りがなく、喫煙可能の座席と禁煙の座席を分けただけの分煙では、完全にタバコの煙を排除することは難しい」と言います。

 

「例えば、自宅でカレーを作っている時、換気扇を回していてもカレーの香りが部屋中に漂いますよね。タバコの煙もそれと同じ。同じ空間で排出された煙は、エリアが分かれていても空間全体に漂っているのです」

 

また、喫煙後30分間は、呼気にタバコの有害物質が含まれていると言われています。たとえ別の場所で喫煙したとしても、その直後に子どもと接するだけ有害物質を吸い込んでしまうことになるのです。

タバコの煙が気になる方、子連れで安心してお店を利用したいという方は「調布あんしん禁煙店MAP」をぜひご活用ください。