4月から新学年。給食が始まる新一年生や幼稚園生活がスタートする年少さんはもちろん、どの年齢の子でも食事のマナーは気になりますね。新たな学年に上がるタイミングは新しい習慣を身につけるにはもってこいの時期。「親子で学ぶマナー教室 noblelily」にて講師を務め、2児の母でもある佐藤夕さんにお箸の持ち方や練習についてお話を聞きました。
お箸の練習を始める時期の目安は?
「チョキの指」「2の指」ができるようになってからがおすすめです。難易度が高い「チョキの指」ができるようになると、少し器用になって指に力がついてきた証拠です。
お箸の練習にはどんなお箸がおすすめ?
子ども用の矯正箸を利用するご家庭も多いと思いますが、長期間の使用はあまりおすすめしていません。とても簡単に持ててしまうため、普通の箸への移行がかえって難しくなってしまう場合があるからです。もし利用するなら「数週間まで」など期間を決めて使用し、普通のお箸の練習をスタートするとよいでしょう。お箸を持つ感覚を育てるにはもってこいのお箸です。
お箸の練習のタイミングは?
お箸の練習なので、つい食事の時間に練習してしまうと思うのですが、食事時間以外の時間に練習することをおすすめしています。
食事の時間ですと、つい親も「早く食べ終えて欲しい」とイライラしてしまったり、子ども自身もなかなか食べられなくてストレスになってしまいます。わが家では、おやつの時間にグミを使ってゲーム感覚で練習しましたよ。
佐藤さんは仙川近くの自宅にて「お箸の持ち方レッスン」を開講されています。京都で大人気のマナー講師・奥田理恵先生が発案した指導法、奥田式訓練法で楽しく練習できるので、マナーが気になる大人からお箸を持ち始めたばかりの子どもまで大人気の講座です。コサイト編集部員がそのレッスンの一旦を教えてもらったレポート記事も公開中。
優しく根気強く教えてくれる佐藤先生の「お箸の持ち方レッスン」。手指の筋肉を鍛える方法や正しいお箸の持ち方などを子どもにも分かりやすく楽しく教えてくれます。詳細はイベント情報ページもご覧ください。