調布市立調布中学校は平成29年度に創立70周年を迎えます。この70周年を記念して「オリジナルキャラクター」が誕生。4月2日(日)に予定されている「桜まつり」でデビューすることが決定しました。
キャラクターの名前は「ふじ さくら丸」。平成28年度卒業の3年生の作品です。誕生秘話を調布中学校副校長の坂本聖二先生に伺いました。
「実は、美術の授業の一環としてキャラクター開発を行いました。70周年ということの重みや価値、キャラクターを開発することの意義、それが調布中学校の歴史の1ページとなることなどをしっかりと伝え、そこから時間をかけて生徒それぞれがキャラクターを考案しています。およそ2カ月ほどかけて作り、出揃ったキャラクターは、どれも力作で面白いものばかりでした」(坂本先生)
今回、キャラクターに決まった「ふじ さくら丸」は、調布中学校の校章にある富士山と校庭のシンボルである桜から生まれた妖精という設定。他にも、キャラクターの特徴や性格などが細かく設定されています。
「生徒たちが考えたキャラクターには、それぞれにストーリーがあります。ひとつひとつのストーリーを読むと『なるほど、そういうことか』とわかって面白いですね。生徒たちはみな熱心に取り組んでくれました。投票の結果選ばれた作品は1つですが、自分の学校のことを改めて考える、よい機会になったのではないかと思います」(坂本先生)
「ふじ さくら丸」の正式デビューは、4月2日(日)に調布中学校で開催される「桜まつり」。敷地内には120本もあるという桜を楽しむ地域のお祭りです。校舎前エリアに地域の方たちが食べ物や飲み物などのお店を出店。誰でも自由に参加できるイベントです。取材した3月30日の段階では、桜はちらほらと開き始めたところでした。当日どれぐらい咲くのか、楽しみですね。
調布中学校の見事な桜と、新キャラクター「ふじ さくら丸」。ご近所の方は、ぜひ2日(日)の「桜まつり」にお出かけください。
桜まつり
日時 2017年4月2日(日)10時から14時まで 雨天決行
場所 調布中学校校庭
プログラム
調布中学校生徒によるアトラクション(和太鼓・吹奏楽・野点)
模擬店多数出店(販売は11時から)