病院が閉まっている休日の夜に子どもの熱が上がってきたり、容態が悪化したり。「このまま様子を見ても大丈夫だろうか?」と判断に迷った時、頼りになるのが「休日夜間急患診療所」です。
調布市が開設し、調布市医師会と業務委託契約を結び運営しているもので、小島町にある調布市医師会館内に診療所が設置されています。
市民の急な病気に備えて、約70名の医師会会員が輪番制で診療。平成29年7月からは外科の診療が無くなり、内科・小児科系の診療のみを行うことになりました。
基本は医師1人、看護婦2人、事務1人の4人体制ですが、年末年始やインフルエンザの大流行時には医師2人体制での対応になります。
休日夜間急患診療所はあくまで応急的な治療を行うことを目的としているため、点滴やレントゲン検査等はできません。また、担当医師の専門外の病気や、診療所では対応できない症状の場合、外科疾患の問い合わせがあった場合には、慈恵第三病院または杏林大学病院他を紹介します。要望があれば、直接来院した人も含め紹介状を書くこともできます。
「早急に処置や治療が必要かどうかは自己判断せず、まずは休日夜間急患診療所(042-484-1455)までお電話でお問い合わせください。必要な方がスムーズに受診できるよう、緊急性のないと思われる方や症状が長引いている方は、日中にかかりつけの医療機関を受診するようお願いします」(調布市医師会 貫井清孝先生)
受診時は保険証、医療受給資格証など忘れずに持参して下さい。