秋ですね〜。子どもが元気いっぱい走り回るにはちょうどいい季節!そこで、今回の「おでかけ日和」では、編集部員のイシカワが4歳の娘と府中の森公園と、敷地内にある府中市美術館へ行って来ました。思い切り遊んで、親子でアートにも親しめるお得なコースをご紹介します。
まずはパン屋さんでランチを購入
府中の森公園は京王線東府中駅から徒歩10分。駅を降りて甲州街道を横切るとそこは見事な銀杏並木。ほどなく府中の森公園への案内看板を見つけました。
「もうちょっとしたら銀杏も黄色になるかな~」なんておしゃべりしながら歩いていくと、通り沿いにかわいらしいパン屋さんリュヌシアンを発見!パンを買ってピクニックランチをすることにしました。
店内に入ると焼き立てパンのいい香り。お店の方おすすめのかぼちゃを使った総菜パンや甘いパンなど購入。「早く公園に行こう!」と娘にせかされ、いざ公園へ!
広〜い芝生と、充実の遊具を満喫
府中の森芸術劇場の前を通り過ぎると、公園の入り口が見えてきました。「公園だ!」と一目散に走り出す娘(笑)。そして、草木の香り、緑の世界に癒やされる私。
とりあえずお腹もすいたし、まずはピクニックランチができる「大きな広場」(芝生広場)へ。途中でカモがたくさんいる池に寄り、噴水のある「花の広場」を抜けると、目の前は広くなだらかな芝生の丘!
▲「カモさんこっちおいで~」の声に近寄ってくる(ように見える)カモたち
▲広~い芝生!!「大きな広場」です。あっという間に娘の姿は豆つぶに…。
娘は丘を駆け上がり、てっぺんから「ここでピクニックしよう!」と呼んでいます。早速シートを敷いて、まだほんのりあったかいパンをモグモグ。自然の中で食べるのは気持ちいいなあ。
季節感たっぷりの公園を満喫
お腹が満たされると、すぐ近くにある遊具のあるエリアへ走り出す娘。向かう途中で帽子をかぶったドングリを見つけると、早速どんぐり拾い開始です。あっという間にコップいっぱい集まりました。
砂場やすべり台、ブランコ、シーソーなどのみんな大好きな定番遊具に加え、大型遊具が充実の遊具エリア。平日の午後でしたが、赤ちゃんから小学生くらいの子どもたちでにぎわっています。
▲夏は水遊びが楽しいじゃぶじゃぶ池♪(水を張るのは夏季のみ)
テラスが気持ちいい美術館カフェ
たっぷり1時間半くらい遊んだので、このあたりで一旦休憩。美術館のカフェ「ロンタン」へと向かいました。
気持ちよさそうだったので、テラス席にしました。飲み物やスイーツのほか、軽食メニューもありました。少し肌寒い日でしたが、娘はソフトクリームをオーダー!元気だなぁ。
あらためて府中市美術館へGO!
おやつに満足したところで、母の秘かな思いを実現すべく美術館の方へ立ち寄ることにしました。受付の方によると1Fは無料エリアなので、公園で遊んだ親子が立ち寄って休憩していくことも多いそう。全館バリアフリーで、ベビーカーの貸し出しもあるなんて子連れにはありがたい!
この日はフィンランド・デザイン展の会期中でした。エントランスにはカラフルなかわいらしい椅子(通常は長椅子がおいてあるそう)たちが並び、スタンプでオリジナルのポストカードが作れるエリアもありました。私もスタンプをペタペタ、手描きでコサイトの住人を描いてみました!
こちらは公開制作室(観覧無料)です。この日は室内に張り巡らされたテグス糸の上を複数のカラフルなボールがコロコロと転がる完成作品が公開されていました。「公開制作」ではいろいろな作家さんが作品を制作する様子を見たり、作家さんご本人から制作の秘密を聞けたりするそう。制作公開期間や作家さんの来館日は美術館HPで確認できます。
府中市美術館では、さまざまなテーマで子どもから大人まで楽しめるワークショップなどを企画。また、毎年夏休みに作品を鑑賞したり、お絵描きや工作などを楽しめる子ども向け展覧会が開催されています。来年の夏休みは早めにスケジュールをチェックしなくちゃ!
子連れで美術館メインのお出かけはまだハードルが高いけれど、ここなら公園のすぐそばだから気軽に寄れるところが嬉しいですね。たっぷり外遊びも楽しんで、アートな雰囲気にも浸ることができて、まさにスポーツの秋&芸術の秋を満喫した1日でした。
【所要時間】
東府中駅に着いたのが12時30分。パン屋さんに寄りながら、府中の森公園に13時到着。ランチを食べて15時ごろまで遊び、美術館内のカフェや1Fスペースで16時30分ごろまで滞在しました。美術館のトイレは広くてベビーカーの利用もOK。東府中の滞在時間は約4時間でした。
コサイト編集部 イシカワ
調布に住んで約1年半。すっかり女子っぽくなった4歳娘に日々女子力を鍛えられています。幼稚園生活もあと1年半。親子でめいっぱい楽しみたいと思います。