去る9月16日、調布の老舗スイミングスクールであるアクラブ調布（旧称　調布金子スイミングスクール）にて「ASフェスティバル2018」を開催。日本代表選手も多く在籍するアクラブ調布所属の小学生から大学生までの計34名のアーティスティックスイミング選手たちが、それぞれの華麗な演技で、集まった150人あまりの地域の人たちを大いに魅了しました。

 

　▲8月の第41回 全国JOCジュニアオリンピックカップに出場した小学生たちによるチーム演技

 

今年の春に、なじみのある従来の呼称「シンクロナイズドスイミング」から名称変更した「アーティスティックスイミング」。小学生選手たちの元気いっぱいハツラツとした明るい演技から、上級生に上がるにつれ、優雅さや華やかさ、たおやかさ、妖艶さなどといった表現をより前面に打ち出した芸術的な演技となっていきます。

 

　▲8月に行われたた日本アーティスティックスイミングチャレンジカップ2018  ハイライトルーティンにおけるリフト

 

所属選手最年長は大学4年生の3名。リオデジャネイロオリンピックにて銅メダルを獲得し、今年8月に行われた第18回アジア大会チーム演技で第2位を記録した小俣夏乃選手、今年4月に行われた第94回日本選手権デュエットで優勝した河野みなみ選手と大澤友里子選手で、全員が日本代表選手です。

 

世界トップクラスで活躍するお姉さん選手たちが身近に存在する環境で、年少の選手たちのやる気はさらに刺激されるとのこと。

 

 　▲所属選手全員で披露した演技。最前列中央が小俣選手

 

アクラブ調布ジュニア水泳教室に通う小学1年生の女の子は、「私が普段泳いでいるプールで、人を飛ばしたりするこんな演技ができるだなんてビックリした。みんなかっこよかった！」と、初めて生で観たアーティスティックスイミングの迫力に興奮を隠しきれない面持ちで語ってくれました。

 

 

「普段アーティスティックスイミングの演技を生で観る機会はなかなかないかと思います。このような場で、選手たちが織りなす演技を水しぶきを直接感じ取っていただき、引き続き選手たちを応援していただけますとありがたいです」と、閉会の挨拶をする小島晶子ヘッドコーチ。

 

アクラブでは、所属している競泳・アーティスティックスイミング選手の活躍を公式Facebook（外部リンク）で都度紹介しているそうです。

 

 

また、アクラブ調布では、地域の人たちに向けたこのようなイベントを定期的に開催しているとのこと。9月29日（土）には、家族で楽しめる「アクラブ祭り」を開催予定。秋のひととき、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。