5月18日(土)、京王線調布駅から西調布駅間の鉄道敷地の一部を活用して作られた公園「鬼太郎ひろば」が開園。コサイト編集部も、早速取材してきました!
朝10時からのオープニングセレモニーには、開園前から楽しみにしていた地域の親子が多数訪れ、鬼太郎やねこ娘、ねずみ男などキャラクターも登場。大変な盛り上がりを見せました。除幕式に続いて長友市長、水木しげるさんの奥様である武良布枝さんほか関係者の皆さんのご挨拶、キャラクターの登場、ブラス・アンサンブルによる演奏などがありました。
調布市は、名誉市民・水木しげるさんが50年以上も暮らし、多くの作品を生み出した「水木漫画の生まれた街 調布」でもあります。「鬼太郎ひろば」は水木プロダクションの協力も得て作られました。
広々とした園内には、鬼太郎の家を模した滑り台や、一反もめんのゆるやかな滑り台、ボルダリングが楽しめる「ぬりかべ」など鬼太郎のキャラクターがそこここに。ワクワクしますね。
缶バッジが作れるコーナーはたくさんの親子が行列を作っていました。
また、西調布側のフェンス近くからは、京王線が走行する様子を間近に見られるとあって、電車好きな子どもたちは大喜び。地下トンネルから出てくる車両、入っていく車両が次々!迫力満点です。
鬼太郎ひろばは、整備にかかる費用の一部に、調布市初のクラウドファンディングで集まった寄付金があてられています。また、株式会社東映アニメーションからは鬼太郎像の寄付を、水木プロダクション株式会社からは、水木しげるさんが実際に育てていたとう「カイヅカイブキ」という樹木も寄付されました。
水木プロダクション代表の原口尚子さんによれば、このカイヅカイブキは、水木しげるさんが仕事場のベランダで「窓から木々の緑が見えるように」とプランターで育てていた小さな樹木なのだそう。
鬼太郎ひろばには4本のカイヅカイブキが植えられています。公園内にあるカイヅカイブキを4本とも見つけられるかな?
好天に恵まれ、セレモニー終了後も、たくさんの家族連れが思う存分公園を楽しんでいました。
※公園周辺は住宅地です。また、入り口は鶴川街道側に面しているため、小さなお子さまと遊ぶ場合は、目を離さないよう注意しましょう。公園では、ルールを守って楽しく遊びましょう。