調布市が実施している「セカンドライフ応援キャンペーン」では、ただいま協賛企業、団体を募集しています。

「セカンドライフとは、これまで生活の中心だった仕事や家事、子育てなどに区切りがついたことで始まる新たなライフステージのことです」と話すのは、調布市福祉健康部高齢者支援室の八木憲一さん。担当部署は「高齢者支援室」ですが、この事業は高齢者に限らず、さまざまな年代の人たちにも当てはまると考えているのだそう。

 

たとえば子育て世代でも親の介護が始まったり、仕事をやめて地域で暮らし始めることもありますね。調布市では「セカンドライフ」をより大きな枠組みで考え、暮らしやすい地域づくりを進めていこうとしています。

 

もちろん、主な目的は高齢者が地域で「自立」した暮らしが営める環境整備。具体的には「見守り活動」「活動場所の提供」「（買い物や家事代行などの）生活支援サービスの実施」「（健康相談などの）介護予防活動の支援」などについて、地域の企業や団体独自の取り組みを「見える化」しようとするキャンペーンです。

 

すでに多くの企業が「見守り活動」では協賛しており、活動場所を提供している企業や、世代間交流をうながす活動を提供する団体も。

「さまざまな企業・団体に協賛していただくことで、住み慣れた地域で安心して自立した生活がおくれるようになることを目指しています」（高齢者支援室・藤島秀雄さん）

 

本事業では、介護をする家族の支援となるような「認知症カフェ」や「ケアラーズカフェ」の場や事業を提供する企業や団体も募集中。高齢者にとっても子育て世代にとっても、地域で支えるムードが醸成されることで、暮らしやすくなることでしょう。

 

協賛企業や団体からのお問い合わせは、調布市高齢者支援室福祉担当計画係まで。

電話　042-481-7149　

Email　kourei@w2.city.chofu.tokyo.jp

 

※協賛企業・団体の詳細は調布市ウェブサイトをご覧ください。