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「たたいてあそぼう」! 子どもと楽しむ音楽祭

2019年7月21日 公開

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6月23日(日)から6月30日(日)まで開催された「調布国際音楽祭2019」。

期間中は調布駅前やグリーンホール、文化会館たづくり、深大寺や市内のカフェなど、調布のまちのいたるところで「ここでしか聴けない」上質の音楽があふれました。

 

赤ちゃんや子どもにも一緒に音楽を楽しんでもらいたいと、キッズコンサートも充実。今年はクラシックの名曲で観客を笑顔にするデュオ“スギテツ”による、ワークショップ&コンサートに、打楽器の魅力が満載の「たたいてあそぼう2019」、テレビでもおなじみのねんドル・岡田ひとみさんのねんど制作×コンサート(ピアノ演奏はいっしょに育て隊にも登場!の森下唯さん)の、3プログラム・計5公演が実施されました。

 

その中で、6月30日(日)に調布市グリーンホール小ホールで行われた「たたいてあそぼう2019」に、4歳長男と2歳次男と一緒に参加してきました!

 

 

2013年から毎年開催されている「たたいてあそぼう2019」は、桐朋学園大学打楽器科有志メンバーで結成された“アンサンブルYTE”による参加型のコンサートです。

 

学生有志なので、メンバーの交代もありつつ続いてきたアンサンブルYTE。かつてのメンバーの中には、現在世界で活躍する演奏家も。メンバーの得意分野や個性を生かしながら、編曲から演出まで趣向を凝らしたコンサートを作っています。

 

▲開場10分ほどで、客席前方のマットスペースはいっぱいに

 

子どもたちが「早く始まらないかな」とそわそわするなか、ついに出演者のみなさんが登場!

やったね、始まったね…と子どもたちの方を見てみると、既に次男は演奏に合わせて、早くも手拍子を開始(笑)

長男はキラキラ回り始める頭上のミラーボールや、曲に合わせて赤や緑に変わる照明に大興奮していました。

 

▲よく知っているお話が始まった、と思いきや…!?
 
 
ステージ横のスクリーンに写し出される、「ブレーメンの音楽隊」のお話になぞらえて、出てくる動物にちなんだ楽曲が演奏されていきます。
物語のおかげで、聴いたことのある曲はもちろん、知らない曲でも「へー、こんな曲があるんだね!」と興味津々の長男。
 
 
ただ、お話が進むにつれ……蜂? カエル!?
予想できない展開に、「次はなにが出てくるのかな?」と子どもたちは思わず前のめり気味に。
特にアフリカゾウ(!)が仲間に加わったときに登場した、ジャンベというアフリカの打楽器。力強いリズムにつられて、長男は思わず自分の膝を叩き出していました。
 
 
打楽器と一口に言っても、小さなものから大きなものまで種類はさまざま。全身を使って太鼓を叩いたり、大きなマリンバの周りをぐるぐる回りながら演奏したり…音の奏で方もそれぞれで、目が離せません。
打楽器のリズムや音の振動が身体で感じられるのも、生演奏ならではでした。
 
 
▲音楽祭を支えるボランティア・チームCIMFのみなさんの姿も
 
 
ラストは茶筒でできた太鼓や、手のひらサイズのマラカス、洗濯板のギロなど、手作り楽器が子どもたち一人一人の手に配られ、みんなで大合奏!
 
 
コンサートの説明に「いっしょにたたいて、いっしょにわらって」とある通り、「子どもたちと音楽の楽しさを共有したい」という桐朋学園大学打楽器科のみなさんの思いが伝わってくるような、あっという間の45分間でした。
 
 
「もう終わっちゃうの?」「帰ったらこの楽器作ってみたい」と興奮冷めやらぬ子どもたちと、「来年はどんなコンサートか楽しみだね」と話しながら会場を後にしました。
 
 

調布市文化・コミュニティ振興財団では、音楽祭のほかにも、親子で楽しめるコンサートやイベントを多数開催中。保育サービス付きの公演・講座を多数開催しています。

7月28日(日)には、コンサートデビューにもおすすめ♪の「子どものための音楽とおはなし はじめてのコンサート」が開催されます。

 

子どもと一緒だからこそ楽しめるイベントもたくさん! ぜひ、チェックしてみてくださいね。

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