暑くなってきましたね!早く梅雨明け宣言してほしいと願うコサイト編集部新人moaiです。
我が家には負けず嫌いの小学2年生の女子がいます。間もなく年に一度のピアノの発表会があり、もっぱら練習中。
▲右手のメロディーを歌いながら演奏中。
娘はピアノを始めて2年半、今回が3回目の発表会です。初めての発表会は、きちんと椅子に座れるか、曲を忘れないか、お辞儀ができるかと心配で、無事に終わったときにはホッとしたものです。
そして2回目の発表会。数曲の候補の中から娘が選んだのは、少し難しめの曲。「こんな難しい曲弾けるのだろうか」と私が先に不安になってしまいました。練習を始めるとなかなかうまく弾けない娘。自然とピアノから遠ざかります。焦る私は、
「ピアノの練習はしたの?」
「早くやりなさいね」
「そこ間違ってるよ」
などと、言ってはいけないワードを並べまくります。
「お母さんがうるさいから弾けないんだよ!」と、ついには泣きながら言い返されたこともありました。
険悪なムードのまま当日を迎えたものの、娘は演奏に集中できず、消化不良のまま2回目の発表会も終了。ああ、ちょっと言い過ぎましたね、私。
そこで今年は、家での練習も先生とのレッスンもなるべく見ない、口を出さないことにしました。娘との約束は「毎日練習すること」と、これだけです。
チャラチャラっと1分しか練習しなくても、がまんがまん。ピアノの先生には「私が口出しするとバトルになるので、何も言わないでいようと思います」と伝えたところ「今のところ大丈夫ですよ」とのことでホッとしました。
口を出すのをぐっとがまんし続けて2カ月。ゆっくりでもほんの少しずつ、上手くなっているような気がします。家で練習していてうまく弾けると「お母さん聴いて」と言ってくるようになったので、私も笑顔が増えたような…。
本人が「ピアノをやりたい」から始めた習い事。親心もあって、つい口を出してしまいがちだけれど、子どもの成長のためには見守ることも大事だと気付かされました。3年目の発表会まであと少し、娘の晴れ舞台が楽しみです。