産休明けの編集部員かわちです。次男が生後3カ月を迎え、長男の幼稚園も無事決まったので、先日復帰しました。
まず、生活面。聞かれれば「少しは落ち着いたよ」と答えていますが、本当に少ししか落ち着いていません(苦笑)。次男よりも、イヤイヤ期の出口がまだ見えない長男に手がかかってます。弟のいる新生活に複雑な思いがある中で、色々と頑張ってくれているのはわかっているのですが…ついイライラしてしまい、反省の毎日です。
ではどんな風にお仕事に復帰したかと言いますと…取材や会議など、外に出る仕事の時には、長男は一時保育か家族に任せ、原稿は基本的に夜、子どもが寝た後で。簡単なメールやデータ入力作業などは、日中のスキマ時間を使ってやることもあります。5分10分のコマ切れの作業でも、積み重なるとそれなりにはかどります。現在は次男がまだ人に預けにくい状況なので、なるべく在宅でできる仕事を中心にしていますが、おおむね復帰前と同じような感じで働くことができています。
産後大きく変わった部分もあります。それは、周りの人への頼り方。今までは、一時保育などのサービスを利用することはあっても、基本的に協力を仰ぐのは夫のみ。
「自分の子どもなんだから人に頼っちゃダメ」という思いがどこか頭の片隅にあったのですね。でも次男妊娠から出産までの過程で「一人じゃ無理だ、無茶を通そうとすると子どもに影響がでる。適切にヘルプが出せるようになればいいんだ」と思えるようになり、好意に素直に甘えられるようになりました。というわけで、現在は仕事や子どもの通院などで、自分の両親、夫の両親、時には友人にも協力してもらっています。
迷いや不安が全くなかったかというと嘘になりますが、子どもたちのおかげで少し肩の力が抜けた今の自分なら、工夫して仕事ができるのでは…と、復帰を決めた次第です。時間のやりくりには頭をフル活用する必要がありますが、結果、長男への感謝の念が増え、イライラが少し軽減しました(笑)。
▲自分よりずっと低い子どもの視線に、気づかされることもたくさん
やりたいことが思うようにできず、悶々としたりする日もありますが、周りの人に話をして、理解してもらったり、手を貸してもらったり。単身でガンガン動き回ることはできないですが、ままならない今の状況だからこそ、感じることやできることもあるはず。そんな風に考えながら、今夜もパソコンに向かっています。