昨年末から編集部に仲間入りしたクロキです。生まれも育ちも調布の夫と結婚してから調布に暮らし始めて約8年。程よく都会で程よく田舎な調布が大好きで、小学校１年生の息子と２歳の娘が大きくなってからも、「地元が好き！」と思ってもらえる街であるようにと願いながら、コサイトのまち情報の取材に奔走中です。

母親という仕事にお休みはないから、子育ては楽しいけれどイライラもツキモノ。いつもニコニコと太陽のような母でありたいのですが、なかなかそうもいかないのも現実だったりします…。我が家では、子どもたちが家に揃う18時過ぎから寝るまでは、勝負の時間。「宿題やりたくない〜！」が口癖の息子に、ついつい言ってしまう「早くしなさい！」という言葉…。そして、「おふろはいりたくない！」と騒いでいたかと思えば、いざお風呂に入ると、おもちゃに夢中になって出てこない２歳の娘に、これまた「早く出なさい！」…。

あぁ、「早く」という言葉をできるだけ口にしたくないのに、怒りたくないのに、母は子どもたちを早く寝かさねばと焦って時計ばかり見てしまうのです…。

でも、どんなに怒って眉間にしわが寄り気味になってしまっても、私には、穏やかな気持ちで眠りにつける魔法の道具があります。

それは「絵本」。

たとえ遅くなってしまったとしても、おやすみ前にみんなで並んで絵本を読む時間を欠かさないようにしています。だって、絵本の世界に入り込むと、ささくれだった心も気づけば穏やかに、何よりみんなでぎゅっと体を寄せ合って１つの絵本を見ているだけで、幸せな気持ちになるのです。 歳も離れ性別も異なる兄妹ですが、１つの絵本を一緒になって楽しんでいます。（あ、楽しんでいるのは私も…）

 ▲いま２人にブームの絵本たち。

出産するまで絵本にまるで興味のなかった私ですが、子どもたちのおかげですっかり絵本好きになり、図書館に通いつめては、たくさんの絵本を借りてきています。市外の方いわく、調布市の図書館の蔵書は本当に充実していて、かなり恵まれた環境だとか。

まだまだ知らない絵本はたくさん。今度の週末は、どんな絵本に出会えるかな〜？出会った絵本から、子どもたちとどんな会話がうまれるかな〜？そう思うだけで、ワクワクです。