編集部員のぶんじです。

季節は確実に進み、さわやかな風にゆれるコスモスに目が留まるようになりました。

今回は、我が家のお味噌汁の話。

我が家に子どもは３人。中学２年女子、小学５年女子、年長さん男児がおります。もう、適度にいい年齢になってきましてエンゲル係数も急上昇中。なのに、お椀はご覧のとおり小さなお椀。実は離乳食完了時からずっと変わっていないのです。なぜなら、３人ともお味噌汁がイマイチ苦手。大きなお椀にするとノルマも大きくなるというので、大人用にはしたくないと拒否されています。ごはん茶碗は大きいのに！！

思い返せば、私も子どものころお味噌汁は「食べなければならないもの」でした。

お味噌のつぶつぶが気になったり、具が嫌いな野菜だと心の中でそっとため息をついたものです。気持ちがわかるだけに、私も強引に大きなお椀にしようとは思っていません。

今、私はお味噌汁が大好き！

実家に帰ると朝ごはんに母親が作るお味噌汁がなにより体にしみます。出汁を取った汁に定番のとうふはもちろん、じゃがいもとわかめ、大根、小松菜、一口飲めば「はぁ～」と幸せのため息。いつか、３人の子どもが大きくなって家を出て生活するようになったときに、そんな風に私のお味噌汁を食べてほしい。私のささやかな願いです。

今夜もお味噌汁の具にビクビクしている（特に次女、野菜嫌いなので）３人にお供えのように小さなお椀が並びます。残さないで全部食べなさいよ！