もーすぐ春ですねぇ、既に花粉がツラいでずー♪ヘックション!!
春は全く気取れない、花粉症歴22年目を迎えた編集部員ナベです(涙目)。
「花粉が多く飛ぶ昼間の外出は、なるべく控えましょう」だなんて、小さい子がいるママにとっては無理な話じゃありません?
ということで、花粉にも負けず、編集長のダメ出しにも負けず、今日も編集部員は、子どもの送り迎えに、取材に、スーパーへの買い物に、コサイトのネタ探しに、調布中をママチャリで駆け巡るのであります。
▲飛田給での取材へ向かう途中、西調布駅近くのコンビニの軒先で見つけた「お宿」
調布に住んで30年以上経ちますが、意外にもまだまだ通ったことの道がたくさんあって、取材の度に新しい調布の風景に出会えるのが、ひそかな楽しみだったりもします。
とは言え、フルに充電しても2日間でバッテリーを使い切ってしまうこともあるほどハードに乗り回されている私のママチャリ。
ある雨上がりの日、取材先へ急いでいたら、濡れた葉っぱの上にママチャリが乗り上がって、スリップ…危うく転ぶところでした。
「んー、何か最近愛車の調子がよろしくないなぁ…」と、子どもを乗せたままのママチャリを押しながらトボトボと歩いて向かう先は、この愛車を購入した、家からほど近くの自転車屋さん。
自転車のライトが点かなくなったとき、鍵がかかりにくくなったとき、ちょっとしたことだけど自分では対応できないトラブルは、いつもこの店で直してもらっています。私にとっては、まさに我が愛車の「かかりつけ医」的存在。何でもないときでも、立ち寄れば部品をサッとお掃除してくれたり、タイヤの空気を入れてくれることも。今回は愛車の調子がイマイチなので、まずはこちらで相談してみることに。
「おじさーん」と店の奥に声をかけると、「何だい、どうしたの?」と自転車屋さんの親父さんがひょっこり登場。
「最近何か自転車の調子が悪いくて…今日は転びそうになっちゃった」「おう、それは大変だったねー」とおもむろに愛車のあちこちを触りながら、しゃがみ込む親父さん。連れてきた4歳の娘も、つられて一緒にしゃがみこみます。
「あーれ、まただいぶタイヤの溝が消えてきたね。そろそろタイヤを交換したらどう?これじゃあ、ブレーキの効きが悪いよ」「…だから、ブレーキの効きが悪かったんだ!」
そう親父さんに提案されて、その場でタイヤ交換をしてもらいました。いやー、自動車と違って、自転車には車検のような乗る人以外に本体の状態を見てもらえる機会がないので、なかなか気が付けないものですね。
ということで、3年間お疲れ様、愛車の前輪タイヤ君!
タイヤ交換作業中は、親父さんと私でお話しタイム。
「この辺もよぉ、ぜーぶん変わっちまったな。あそこんとこよぉ、新しくクリニックができるんだと」
(訳:この辺も随分変わってしまったね。あそこに新しいクリニックができるんだって)
「そうなんだ、おじさん。でも、おじさんはずっといつでも頼りになるよ」
調布で古くから話されている独特のリズムで話す親父さん。私との会話の途中にも、店の前を通りがかったご近所さんから、「よっ、今日も寒いな!」と声をかけられています。
さぁ、タイヤが新品になった私の愛車さん。またいっぱい私と娘を乗せて、こんないい味出してる地域の人との出会いを見つけに調布中を走り回ろうね。
ママチャリユーザーのママパパ、今日も一日安全運転を!(自戒を込めて笑)