生まれたときには既に住宅街となっていた調布で生まれ育った編集部員ナベです。
だからかどうかはわかりませんが、昆虫が大の苦手です。まだ脚のある昆虫は許せるんです…脚のない昆虫がどうも生理的に受け入れられないのです。ごめんね、虫たちよ…。
そんな私が出産したのが娘。女の子だったら、虫とかきっと無縁だ、ラッキー!
しかし、その考えは甘かった模様。
ある日、4歳の娘の一時預かりをお願いしていた先にお迎えに行くとビックリ。なんとカブトムシの幼虫と思わしき物体が、私をお出迎えしてくれました。
近くで開催されていたお祭りの出店で、カブトムシの幼虫の掴み取りをやっていたらしく、もうその様子を聞いただけで、全身の血の気が引いた私。
私の表情が一瞬にして曇ったことを素早く察知した保育士さん、「どうしましょう…幼虫、お持ち帰りしますか。こちらで育てることもできますが…」。「持って帰る!」
私が丁重にお断りしようとする前に、娘の一言でまさかのお持ち帰りが決定しました。娘はルンルン、私はゲッソリ…。
これはもう、カブトムシを飼った経験のあるパパに相談するしかありません。パパ、助けてー!
▲大きさ比較のため、カブトムシの幼虫とほぼ同じ大きさの単2電池を置いてみました。
すると、パパが「カブトムシの飼育なら俺に任せろ!」と言わんばかりに、ホームセンターで買ってきたのがこの巨大飼育箱と30リットル(!?)の腐葉土。
ちょっと豪邸過ぎる気がするのは私だけでしょうか…。
娘は毎晩寝る前に、幼虫が眠っている腐葉土に霧吹きで水を吹きかけます。「やっほー、また明日ねー!」って、犬や猫じゃないんだから…。
そして、朝はパパと一緒に霧吹き。ちなみに、こんなに水分を与える必要があるのでしょうか。
気にはなっていますが、インターネットで検索すると、グロテスクな幼虫の画像や絵が私の目に飛び込んでくるのが嫌なので、検索は絶対にしません!(どなたか、教えてください!)
「私のおうちに、カブトムシがいるのー」と、会うママ会うママに自慢げに話す娘。
「虫、嫌いなんでしょ、大変ね…頑張ってね」と私を慰めてくれるママ友たちが、今の私の心の支えです。