編集部員のさいとうです。6歳娘は4月からついに小学生になってしまいました。1年以上前から「何が起こるか分からないから不安…」と思っていた私。ついに小学校生活が始まってしまったことで、逆に様子がわかってきて今は少し不安が減ってきました。
一番の壁「登下校」
産まれてから今まで、外に出かける時は親や大人と一緒が基本だった娘。朝一人で学校に行き、帰りも一人で家に帰ってくる。とにかくこの「登下校」がちゃんとできるかが不安でした。娘が通う学校には集団登校はありません。近所のお友達家族と相談して、新1年生同士4人で一緒に登校する約束をしました。学童に通う予定の娘は、入学式の前にまず学童に行って集団下校で帰ることができなくてはなりません。
初!集団下校
学童初日は親も一緒に学校内にある学童へ。でも、その日から娘は集団下校で帰宅です。初日なので学童入口前で私も待機。学童の先生も自転車で一緒に付き添ってくれていました。娘の帰る方向の班は、学童で一番上級生にあたる3年生が数人います。列の一番前も一番後ろも3年生がしっかり歩いてくれていて、これはかなり安心しました。
ただ、学区の一番端っこにある我が家。だんだん子どもたちが帰宅していき、最後の最後は一人になってしまうことがわかりました。でも、その一人になるエリアは家から徒歩3分以内。マンションの上階に住む我が家は、ベランダから帰宅を見守ることができます。
探偵気分の毎日
学童の登校2日目は親と一緒に。集団下校は探偵のように遠くからそっと見守ろうと思いましたが、途中で気づかれてしまい、子どもたちが逃げるように走ったりして逆に危ない結果に。
3日目には「一人で行く!」と言い出したので、一人で行かせました。でも心配なので、気づかれないように学童への到着はしっかり確認。朝の掃除をしている近所の方に、「新1年生がいて…」と言い訳をしながら物陰から見守りました。集団下校も3日目からは自宅ベランダで見守ることに。
4日目にして、朝も夕方も登下校は子どもたちだけ。 なんだか早くありませんか? 親はまだ心配で朝も夕方も自宅から見守っていますが、子どもたちはもう「自分で!」の気持ちが強いみたいです。
▲マンション上階から、娘の登校の見守り。4月に入って3週間。「いってらっしゃい」の後、この姿を確認しないと私自身は安心できません。
入学式後の初登校は、学童で慣れていたこともあって初日から子どもたちだけで行かせました。でもやはり心配で、娘が通って行った後を学校まで行ってみると…。横断歩道や各所には見守りの人がたくさん立っていて、子どもたちに声をかけてくれています。これを見てまたまた安心。たくさんの地域の人に見守られて小学生たちは元気に学校に通っているんだなと、新しい街の一面を垣間見た気がしました。
一番の不安の種だった「登下校」。まだ親は不安が残り毎日見守ってしまいますが、子どもは楽しく通っている様子です。でも、一番こわいのが交通事故。一緒に歩く時間が少なくなってしまったからこそ、一緒に歩く機会にはちゃんと交通ルールについて子どもに伝えていかないといけないな…と安心はしつつ気を引き締めているところです。