調布子育て応援サイト コサイト

調布市の行政、民間の子育て情報が一つに。 子育て中の人とまちをつなぐポータルサイト

いっしょに育て隊

第1回
山本雅章さん・大島振一郎さん(調布市子ども生活部)
調布名物?調布市子ども生活部「中のヒト」たち

2015年3月30日 公開

「いっしょに育て隊」とは、地域で子育て中の人たちのことを応援し、いっしょに育てていきたいと思っている、このまち調布の人たちのこと。このコラムでは、そんな街の人たちへのインタビュー。地域の魅力を掘り起こします。

 

1回目は子ども生活部の山本雅章部長、大島振一郎次長(前任)です。この2人ただ者ではない…!

0318_212

 

認可保育園を今年度は6園、来年度は8園をオープン!

 

コサイト 山本さんは子ども生活部に来られて1年目。福祉健康部でも腕をふるっていたと伺っています。異動になりそれまでのお仕事とは違って戸惑ったのでは?

 

山本 むしろいい機会を与えられたと思っています。自分に何ができるかと考えましたね。

 

コサイト すばらしい切り替えぶりですね。いっぽう大島さんはこの部署に13年いらっしゃるそうですね。子育て関係にはもともと関心が深かったのでしょうか? 失礼ながらそんな雰囲気には見えないような強面に…すみません!

 

大島 よく言われますよ(笑)。実際、関心があったかというと、そうでもなかったですし。

 

コサイト そんな大島さんですが、在任中にはずいぶんいろいろな事業を進めましたね。

 

大島 すこやかに「虐待防止センター」を創ったり、保育園の民営化、学童クラブの待機児童対策、子ども条例の担当者だったり…。

 

コサイト 待機児童解消のため、保育園の増設もすごいスピードですね。

 

大島 切実な問題ですから、やらねばならないことです。

 

山本 調布市は、待機児童対策として今年度に認可保育園を6園、来年度は8園をオープンします。これは他地域から見てもすごい勢いなんですよね。新たな事業としては子どもの貧困対策を、調布市ではいち早く事業を進めることが正式に決まりました。

 

コサイト がんがん進めているのですね!市議会でのお2人の答弁は、もはや名物だとか?

 

大島 調布市のホームページでは市議会の様子を動画で見ることができます。 

コサイト あの…お2人で争うように手を挙げている様子を拝見しました…。そんな部はあまりないと聞いております(笑)。子ども生活部の皆さんも、お2人に圧倒されているのでは?

 

山本 この2人が子ども生活部に揃ってしまったので、部下からは悲鳴のようなものを感じます(笑)なにしろ、仕事が増えますからね(笑)。でも、それは「いろんな経験ができる」と前向きにとらえてほしいなあ。

 

コサイト そ、そうですね…!

 

山本 子ども生活部はこれまでずっと大島次長が引っぱってきました。そこへ私という補助エンジンがついてしまった。

 

大島 何を言っているんですか! 部長が主エンジンでしょう。それもジェットエンジンがね。「やると決めたらどんな手を使ってでもやり遂げる」ぐらいの思いがある強力な上司です。

 

0318_161

コサイトと子育てカフェaonaに期待しています

コサイト コサイトの創設に際しては、当初、大島次長から「日本一のサイトに」という熱いリクエストをいただいておりまして…。

 

大島 行政の発想だけでは、それほどおもしろいものはできないと思っていますからね。「調布市子ども基金」(外部リンク)をいかに有効活用するかと考えたときに、やはり民間の力を借りようと。調布に根づいている情報を、調布に暮らしている人たちが発信することで、きっと「見てもらえる」サイトになると確信したので。

 

山本 インターネットが発達していても、自分に必要な、しかも身近な地域の情報を取りに行くのにはパワーがいります。情報を取りにくい人たちにも届くような、そんな情報発信を期待しています。

0318_111

コサイト それから、コサイトを運営する私たちちょこネットは、調布駅前に子育てカフェ「aona」もオープンします。

 

山本 サイトとリアルな情報交換の場となるカフェがあるのは素敵なこと。交流があって発信されて、また人が集まって…情報の発信地、集積地になってほしいです。

 

大島 市内の未就学児の4割は保育園に通っていますが、6割は在宅です。だからこそ、「子ども家庭支援センターすこやか」やカフェaonaを含めた「こどもとフラット」などの事業にも力を入れてきました。

0318_138

山本 多様なニーズに応えられる、子育てしやすい環境を整えること、それが子育てしやすい「まちの質感」のようなものにもつながると思います。

 

コサイト 他にはない「質感」を作っていきたいです。今日は、行政の方たちに対するイメージが、いい意味で裏切られました!

執筆者

右:山本雅章(やまもと・まさあき) 調布市子ども生活部部長。趣味は旅行とお笑い。「ライブ感が好きだから、お笑いを見に劇場へ足をはこびます。テレビで見てつまらない、と思った芸人さんも劇場だとおもしろいんですよ」 左:大島振一郎(おおしま・しんいちろう) 2014年度まで調布市子ども生活部次長。現・生活文化スポーツ部副参事(産業振興担当)兼産業振興課長。休日は奥様と2人で映画を見に出かけるという愛妻家。

ページトップへ