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こどもイングリッシュ

第9回
Kids&Us Tokyo Sengawa
花開くコミュニケーション!Oliver(6歳)クラス

2019年7月4日 公開

コサイトサポーターPR]

調布市仙川にある英語スクールKids&Us。今回は主に6歳ごろの子どもたちが在籍しているOliver(オリバー)クラスを取材しました。「Oliverくん」とはこのコースで登場するキャラクターのこと。子どもたちは1年を通して、Oliverくんと楽しく英語を学びます。

 

クラスの子どもたちはみな昨年(年度途中含む)から入会しているので、既に英語のみの環境に慣れています。代表の倉敷勇人さんによれば「元気いっぱい、みんな意欲が高く活気のあるクラスです」ということですが…さて、どんな雰囲気なのでしょう。

 

8人の子どもたちとの楽しい1時間が始まりました。

 

この日の担当は、サンドラ先生。もちろん会話はすべて英語です。子ども同士が、ごくたまに日本語でやりとりすることはあっても、先生と子どもたちの対話はすべて英語です(サンドラ先生からも”No Japanese”と、子ども同士でも英語を使うよう促しています)。

 

まずは各自が専用のノートを出して、オーディオ(Kids&Usのオリジナル音源教材)を自宅で何回聞いてきたかのチェックからスタート。子どもたちはご家庭で1回聴くごとに1つずつ絵に色を塗っているので、回数は一目瞭然!サンドラ先生が子どもたち一人ひとりに声をかけます。

※Kids&Usでは、ご家庭で取り組むオーディオ学習を前提にレッスンが進んでいくため、子どもたちがオーディオを何回聞いているかは学習進捗を管理する上ですごく重要なのだそう。サンドラ先生も、生徒各自の聞いてきた回数を、専用のタブレットに記録しています。

 

先生 “Hi,Rio! Nice to meet you. How are you?”

 

Rioちゃん “I’m fine, thank you.”

 

先生 “How many times have you listened to the audio?”

 

Rioちゃん “1,2,3…. (と数えてから)I have listened six times.”

 

先生 “Oh good job! You can have a sticker!”

 

しっかり英語で会話しています。Rioちゃんは先生からシールをもらって嬉しそう。丁寧に自分のノートに貼りました(子どもたちにとっては、モチベーションアップのツールにもなっているのですね)。

先生 “OK! Everyone, can you put your booklet in your bag?”

 

子どもたちは先生の言葉に反応して、すぐにノートを各自のバッグにしまいました。そしてオーディオの歌をみんなで一緒に歌います。

 

♪Hello what’s your name? ~~ My name ~ is Ollie…♪

 

毎日、お家で楽しく聴いている曲なので、子どもたちはみな歌詞もばっちり、大きな声で、もちろん英語で上手に歌って踊ります。

 

♪How old are you? I am six!♪

基本的な表現を、楽しく繰り返し口ずさめるので、自然に覚えてしまうのかもしれません。歌っている子どもたちの楽しそうなこと!

 

ゲーム感覚で楽しいレッスン

 

続いてはお天気カードを見ながら、先生と子どもたちがゲーム形式でコミュニケーション

 

先生 “What is the weather like today?”

 

晴れのカードなら「it’s sunny」雨なら「it’s rainy」と子どもたちがひとりずつ答えます。クイズ形式なので思わず子どもたちも夢中になるのですが、全員がしっかり英語の構文で答えることができていました。

 

他にもいろいろなカードを使って、クイズやゲームを取り入れながら、レッスンは続きます。

 

たとえば自分がひいたカードにかかれている「今の気持ち」当てクイズでは、Rioちゃんがお友だちとこんな会話をしていました。体も使って、今の気持ちを表現しながら…

 

Rioちゃん “How do I feel?”

 

お友だち “Are you ill?”

 

Rioちゃん “NO!”

 

お友だち “Are you happy?”

 

Rioちゃん “Yes! I’m happy!”

カードには他にも「sad」 や「angry」 などいろいろな気分を表す絵が描かれています。先生が一つ一つの感情を表す言葉を、表情豊かにジェスチャーを交えて(もちろん英語で)説明してくれるので、子どもたちも思わず引き込まれているようです。

 

ムード(気分)に関するコミュニケーションは、このクラスの子どもたちは去年のコース(Emmaコース)から継続して取り組んでいるとのことで慣れたもの。

 

Kids&Usのカリキュラムでは、一般的なABCなどのアルファベットや、単語を単体で覚えるということは行っていないのだそう。

”What’s the weather like today?“

という問いかけに対しては、最初から

”It’s sunny”

と文章形式で答えられるよう指導しているのです。なるほど「コミュニケーション主体のレッスン」は、こういったところに表れているのですね。

 

フレーズを覚えているからできること

 

続いてStoryの時間です。この日のレッスンでは、ページごとに子どもの担当を決めました。先生がさわりを読むと、続きを担当の子どもが暗唱します。実はオーディオで毎日(家で)聴いているストーリーなので、英語の文章をそのままそっくり覚えているのです。しかし日本語ならともかく英語でもこんなに覚えられるものなんだ…と、子どもだからこその記憶力には驚かされます。

 

もちろん、子どもによっては少し自信なさげな子もいれば、自信たっぷりな子もいます。でも、どの子も先生のさりげない促しで、しっかりストーリーを語ることができました。

 

今回のstoryのテーマは、Oliverの歯が抜けて、Tooth Fairy(歯の妖精)がやってくるというもの(子どもの歯が生え変わる時に行う、海外特有の習慣とのこと)。子どもたちの関心をそらさない工夫はもちろん、教材やアクテビティが対象年齢の子どもたちにぴったり合わせてあるので、自然と興味が持てるのでしょう。

 

最後に「数」(isとareの違い)を伝える表現を楽しく学びました。室内にあるいろいろなものの数を先生が質問していくスタイルです。

 

“How many cameras are there?”

という問いに、子どもたちはニッコリしながら、元気いっぱいに

“There is one!”

と答えることができました。そう、コサイト編集部の取材カメラも教材になりました。レッスンのメンバーに入れてもらえて嬉しいな。

 

ちなみに、複数形の場合は「There are」を使うことを繰り返しの中で自然と子どもたちは覚えていたようでした。「is」と「are」の違いは難しいのですが、この年齢の子どもたちは文法ではなく感覚的に覚えることができるようです。

60分のレッスンは、ご紹介した他にもアクティビティがいっぱい!歌ったり踊ったり、ゲームをしたり…飽きる間もなく終わりました。

 

子どもの「行きたい!」が入会のきっかけ

 

レッスン後、とても楽しそうに参加していたRioちゃんのママに少しだけお話を伺いました。

 

このスクールに入ったきっかけは?

 

ママ 「昨年のサマースクールに参加したのが始まりです。5日連続のスクールでしたが、毎日本当に楽しそうでした。終わってしまったのがとても残念そうで『もっと行きたい!』と私に訴えるほどだったのです。そんなに楽しいなら、入会してもいいなと思いました」

 

それはすごい。RioちゃんはKids&Usが楽しいですか?

 

Rioちゃん「うん、楽しい!大好き!」

 

迷わずはっきりと答えてくれました。子どもたちにとっては「英語を学ぶ」が目的というよりは、楽しい時間を過ごしに来ている…感覚なのかもしれません。楽しい環境があるから、英語もどんどん吸収する…そんな好循環を目の当たりにした取材でした。

2019年4月からは早くも恵比寿校がスタートし、日本では現在2校あるKids&Us。仙川校は日本でのフラッグシップ校として、ますます期待できそうです。

執筆者

Kids&Us Tokyo Sengawa 2018年4月、調布市仙川に開校する1歳からの語学スクール。ヨーロッパを中心に435校を展開し、「英語を母国語としない子どもたち」が、Kids&Us独自のメソッドで英語を学んでいます。

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