寒い毎日が続いていますね。子どもたちは元気いっぱい外遊びを楽しみますが、親は室内でぬくぬく過ごしたい～。今回は寒い日でもOK！なつかしい遊びに出会える「三鷹市星と森と絵本の家」（以下、絵本の家）へ行ってきました。

出発前にまずはお昼ごはんを用意！

「絵本の家」は調布駅からバスで15分。周辺にはあまり飲食店がないのでお昼をはさんで行く時にはランチ持参がおすすめ。

今回は布田四丁目ベーカリーさんに立ち寄りました。食パンやクリームパン、アンパンなどお馴染みのメニューが揃うパン屋さん。娘の大のお気に入りのお店です。この日は総菜パン数種とラスクを購入。

4歳娘と6カ月の息子を連れて、久しぶりの家族4人でのお出かけ。パパ運転の車で出発です。「絵本の家」は三鷹市にありますが、調布飛行場や味の素スタジアムも近くにあり調布市内と同じ感覚で行くことができます。子ども向けの施設ですが、なつかしい雰囲気に大人も癒される場所でした。

まずはお庭へGO！

 子どもって広い場所が大好きですよね。入口ホールに入るとガラス張りの向こうに広い庭が見えます。大抵の子どもはまずお庭に走って行くのでは？うちの4歳児も一気に姿が見えなくなりました。

お庭には本物の竹で作った竹馬も。自然素材でできているから、左右きっちり揃わなくて歩くのに苦労します。娘はまだ一人ではできないので補助してやりながらやってみました。チャレンジ精神旺盛なのはいいけれど、子どもの遊びの補助ってななかなか難しい～。

庭から見える建物は古い官舎を解体して立て直したものだそう。お庭で遊んで寒くなったら、すぐに建物に入ることができるのが赤ちゃん連れにはありがたい！とくに冬の外遊びはただただ寒いだけに…ね。ここなら、上の娘は外でパパと遊んでいても下の子だけはママと室内で過ごすなんてことも可能。まだまだ寒いこれからの時期重宝しそうな貴重な場所です。

この日、数ある庭の遊具の中で娘がはまったのは、この「新月満月ゲーム」でした。自然な木の丸さが可愛いですね。遊び方はオセロゲームと一緒です。

木の切り株に並べて私と娘で勝負しました。本気を出せば母が勝てたところですが、負けず嫌いの娘に配慮して一応娘が勝ったということに。本気勝負しても泣かなくなるのはいつ頃かな～。負けるのは嫌いだけど勝負好きな娘は大興奮していました。

お昼は外でピクニック気分

「新月満月ゲーム」の後はそのままお昼にしました。娘は大好きなソーセージが入っているパンやクロワッサンをパクパク。

家ではついテレビを見ながら食べてしまう食事も、このときばかりはテレビも無いので、家族でゆっくり向き合って食事ができました。親もなんだか満足感が高い時間に。お昼を食べながらに「次は工作をしようね！」という約束もしました。

工作はご自由に！

庭の端っこには、工作するエリアがあり自然素材の材料がいろいろと置いてあります。

見本がとっても可愛いですね。この中から似たものを作ってもいいし、全く自分のオリジナルを作ってもよいそうです。娘はこの中から見本を選んでいました。材料の木の枝や切れ端などもたくさん用意されています。

ペンで色をぬりぬり。グルーガンという接着機械を使って素材を貼りつけます。グルーガンは熱いので母が手伝いました。

できあがったのがコチラ！

見本はキノコだったのですが、どんぐりの帽子をかぶせたらこんなに可愛くなりました。娘も満足そうでしたが、どちらかというと母の気持ちをぐっとつかみました。娘は作ったものはこだわりなくすぐに忘れていくので、母がきちんと保管することにしましょう。

床暖房がある、あたたかい室内へ 

そろそろ下の息子はお腹がすくタイミング。室内に授乳室があるので、娘とパパを庭に残して授乳タイムです。終わって家族を探したら、二人とも建物の中に入ってきていました。このお部屋、床暖房が入っていてとってもあったかいんです。昔の日本家屋は寒いという印象がありますが、ちゃんと設備は新しくなっているので安心。

他の親子が読んでいたのを見て、読んで欲しいと持ってきました。普通の本かと思いましたが、途中に変わった仕掛けがあって面白い絵本でした。絵本って何を選んだらいいのか迷うことも多いです。ここにディスプレイされていた本を参考に選んでもよさそう。

まだ寝返りをしたばかりの息子も畳の部屋でゴロゴロ。普段家族でお出かけすると、息子はいつも抱っこばかりになりがち。今日は身体を自由に動かすこともできて、家と同じくらいのびのびです。

家族４人で畳でゲームだなんて、本当に家でやっていることと代り映えしません。でもここにいる間はとりあえず夕飯のことは考えなくていいし、子どもとの遊びに集中できます。家でキャラクターもののゲームをやるより、親も気分がいいみたい。

 冬は日が暮れるのが早いです。庭を見るとそろそろ日が落ちてくる気配。「おやつのラスクを食べよう」と誘って帰宅準備です。

この布田四丁目ベーカリーオリジナルラスク、我が家では大評判。買ってくるとすぐになくなってしまいます。

遊び疲れた娘は車でスヤスヤ。親も家事のことは忘れて子どもと一緒に遊べてよい休日でした。身体は疲れていても、心が満たされているとまだ頑張れそうな気がします。この後夕飯→お風呂→寝かしつけ（二人分）が待っていますが、なんとか頑張れそうです。

【所用時間】
調布駅から車で15分程度。バスでも調布駅北口のバス乗り場から乗ってやはり15分程度です。昼前に到着して、帰宅は16時30分ごろ。子どもの遊びがたっぷりある場所なので、何度行っても飽きずに遊べそうです。

コサイト編集部　サイトウヨウコ

調布に住んで約3年。夫が調布で生れ育った縁で引越してきました。4歳の女の子と今年7月に産まれた男の子の2児の母。睡眠不足と戦いながらも、赤ちゃんの可愛さを満喫中。