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第8回
調布私立幼稚園入園フェア2025
桐朋幼稚園 在園児保護者インタビュー2025

2025年6月9日 公開

幼小一貫教育の9年間の中で、子どもをひとりの人間として尊重し、成長を育んでいる桐朋幼稚園。自然豊かな園庭や教室では、毎日子どもたちが思い思いの遊びをして過ごしています。

 

きょうだい揃って桐朋幼稚園を選び、現在、小学校と幼稚園にお子様が通われている保護者2名の方に園生活のことや園の魅力について、お話を伺いました。

 

入園して良かったことは?

 

コサイト きょうだい揃って桐朋幼稚園を選ばれた理由や、実際に入ってみて「ここが良かった!」と感じていることなどを教えてください。

 

Aさん はじめに、「自由と自治」という幼稚園が大切にしている部分に惹かれました。説明会では、実際に子どもたちと先生が一緒になってイベントを作っていく様子を見ることができて、良い幼稚園だなと思いました。

 

Bさん 私は説明会の時に、園長先生から「子どもを1人の人間として見て、人と関わって育っていく」というお話を聞き、感銘を受けたのでここの幼稚園に入れたいと思いました。

 

Aさん うちの子どもたちは、最終的に「他者」を認めることができるようになったと思います。「あの子は〇〇だからすごい!」と言って、お友達一人ひとりの個性を知り、良いところを認められるようになりました。実は、3年間の中ではお友達とのぶつかり合いとかも色々あったりして…。そんなとき、先生はすぐ止めるのではなく、安全面を保ちつつ見守ってくださった。その積み重ねがきっと子どもたちの「他者を認め合う」に繋がっているのかなと思っています。

 

Bさん うちの子どもたちは、本当に自分の好きなことだけをやっているなって。お兄ちゃんは泥遊びや鬼ごっこ、妹はブランコに夢中な時期があって。園にいる時間はずっとやっているんじゃないかと思うくらいです。子どもたちが本当に好きなことだけに向かう時間を作ってくださっているのを見るだけでも、ここに入れて良かったなと思います。

 

▲「音楽を楽しむ会」で、演奏する子どもたち(写真提供:桐朋幼稚園)

幼稚園・先生の雰囲気、ムードは?

 

コサイト 桐朋幼稚園の先生方は、子どもたちがのびのびと遊んでいる様子を、いつも優しく見守ってくださっているなという印象があるのですが、保護者の方から見た幼稚園の雰囲気など、お聞かせください。

 

Aさん 本当に個性豊かで。色々な子がいて、色々な先生がいて、ピースが合わさるようにお互いが補い合っているので、園全体が温かい雰囲気になっているのかなって思っています。

 

Bさん 先生方みなさん、本当に優しくて。下の子が、時々「ママと離れたくない!」となってしまうことがあるんですよね。「どうする?」などと話をしていると、先生が「今日はそういう悲しい気持ちなんだね」と、まずはじめに子どもの気持ちを受け取ってくださる。「お母さんと離れたくないって言う気持ちは、全然悪い気持ちじゃないからダメじゃないよ。ただ離れられそうになったらいつでも声をかけてね」という言い方をしてくださいます。娘が感じている何となくネガティブな気持ちを、先生が「いいよ」って言ってくださることで、子どもがとても安心するのでしょう。やりたくない気持ちもすごく大事だと、声かけしてくださるのは、子ども達にとって安心できるし「そういうことを言っていいんだ」と思えますよね。

 

Aさん 親と先生との距離も近くて、気軽に話やすいです。子どものちょっとした気持ちや相談なども毎日共有できるのもありがたいと感じています。

 

Bさん 降園後、先生方は、情報共有のために会議を毎日されていると伺いました。園全体で子どもたちを見守ってくれていると思うと、ありがたいです。

 

▲自然豊かな園庭では、先生も一緒になって子どもたちと遊ぶ

 

預かり保育について

 

コサイト きりっこくらぶ(預かり保育)は、どんな雰囲気ですか?利用のしやすさなどはどうですか?

 

Bさん 時間で遊ぶ場所が決まっているなど、とても自由な幼稚園の生活とは違い、ある程度の「ルール」はあるものの、その中であれば好きなことをやっていいということなので、子どもたちも楽しく過ごしているようです。外遊びばかりだった上の子は、きりっこに入ってから、折り紙をするようになりました。きりっこの、あの空間で味わえる新たな遊び方や楽しみができて、私も嬉しく思っています。

 

Bさん 専属の先生がいらして、人数が多い中でも子どもたちにそれぞれに向き合ってくれていると感じています。何かあれば共有してくださるので、不安なこともなく、安心して預かってもらっています。

 

Aさん だから、利用している方も結構いたりして。特にスポットでの利用は人気で、予約開始10分くらいで埋まってしまうこともあるんですよ。

 

Bさん ちょっと特別感があるようで、「違うおもちゃがあるらしい」とか「おやつが食べられるらしい」とか、子どもたちの中では噂になっているみたい。わが家の子どもたちも大好きです。

 

▲きりっこくらぶでは「缶ぽっくり」といった、通常保育と違う遊びも!

 

 

園との関わりについて

 

コサイト 行事などのお手伝いや係について教えてください

 

Bさん 係もお手伝い(ボランティア)も、基本的には「できる人ができる時に」という感じで、保護者の負担がないようになっています。プレイデーの係についても、当日、長くても前日の2日間で終わるくらいの内容です。

 

Aさん ボランティアは気軽にお手伝いできるような内容で、1週間前〜数日前くらいに「こういうお手伝いを募集します」という案内が出るので、希望者は申し込みます。

係やお手伝いに参加すると、子どもの様子が見られるので、都合が合う時は参加しているんですが、最近はなかなか当たらなくて…。

 

Bさん 希望者が多くて、ほとんどのお手伝いが抽選になっているようです。ただ、1度抽選で当たった方は、次のは外れてと言う感じで、ひと通りみなさんに当たるような形になっているそうなんですが。

 

Aさん 保護者同志は、係やボランティアで顔を合わせることも多いので、和気藹々としていて交流も多いですよ。

 

▲子どもも大人も体を動かすことを楽しむ「プレイデー」では、保護者がお手伝いも(写真提供:桐朋幼稚園)

 

コサイト お子さんだけでなく、保護者のみなさんも桐朋幼稚園が大好きだということが伝わってきました。貴重なお話をありがとうございました。

執筆者

桐朋幼稚園にお子さんが通う2名の保護者の方にインタビューしました。

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