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平成29 年度版!「認可保育園入園申し込み心得」

2016年10月11日 公開

今年も、認可保育園入園申し込みの季節がやってきます。

 

「平成29年度保育園入園案内」は、10月24日(月)から、保育課(市役所3階)、神代出張所、子ども家庭支援センターすこやか、市内各認可保育園および多摩川保育園での配布がスタート。11月にかけて説明会、申込みと続きます。

 

毎年「激戦」と言われる、調布市の認可保育園への入園。平成28年度の待機児童数は289人。新設保育園が5園ほど開園したにも関わらず、前年とほぼ変わらない待機児童数でした。

 

平成29年度の入園事情はどのような状況なのでしょうか。コサイト編集部が、調布市子ども生活部保育課の保育園担当係長・谷崎智仁さんと、保育・幼稚園係の主事・戸谷はるかさんにお話をうかがいました。

 

DSC_6576▲子ども生活部保育課の戸谷さん(左)と谷崎さん(右)。

 

「平成29年度には、認可保育園が2つ開園する予定です。また、2件の認証保育所が来年度から認可保育園になることが決まっていますが、入園は相変わらず厳しい状況が想定されています。入園案内を受け取ったら、ご家庭の『利用調整指数』(点数)が何点かを確認してください。入園はこの『利用調整指数』の点数と世帯収入などから、ルールに沿って決められていきます。計算方法や基準など、少しでもわからないことがありましたら、ぜひ保育課にご相談ください」(谷崎さん)

 

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もし仮に点数が低かった場合は「入れない」可能性を事前に考慮し、早めに何らかの対策しておくことが必要だと言えそうです。ちなみに、夫婦ともにフルタイムで働いている場合は30点+30点で合計60点。そこに世帯に対する調整指数が加点されます。たとえば1年以上前から両親ともに就労を継続していて、子どもを有償の認可外保育施設(認証保育所や保育ママなど)に月極め契約で160時間以上預けている場合は2点が加点されることになっています。

 

ちなみに28年度は1715人が申し込み、およそ1000人ほどが入園しました(認証保育所を利用した人などを除いた289人が待機児童)。入園決定の判断は指数により限りなく公平に選考されますが、希望園や地域によりその基準は変わります。満点(60点)でも入れないケースもありますし、それ以下の点数でも入園している場合もありますから「まさかの落選」も十分に有り得ることと、想定しておいたほうがよいのかもしれません。そのためにも、認可保育園以外の選択肢も十分に調べ、検討しておく必要がありそうです。

 

 

一時預かり、定期利用保育なども活用して

 

働き方によっては、一時預かりなどを活用して乗り切るケースも。

「フルタイムではない方の中には、認可保育園や認証保育所の一時預かりや、定期利用保育などを利用している方もいらっしゃいます。認可保育園も3歳からは比較的入園しやすいですし、3歳になったら幼稚園利用も視野に入ってくると思います。調布市では来年度も保育園を新設する予定ですが、それでも入園希望者は増えていくと予想されています。認可保育園への入園は、変わらず厳しい状況だということをご理解いただき「もし入れなかったらどうするか」というところまで、あらかじめご検討いただけたらと思います」(戸谷さん)

 

相変わらず「厳しい」入園申し込み。認可保育園だけでなくそれ以外の選択肢も視野に、ご家庭の状況に合った「預け方」を検討できるといいですね。

 

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▲調布市役所3階「子ども生活部保育課」の窓口

 

●入園申し込み説明会日程

10月27日(木) 

14時から15時まで 文化会館たづくり くすのきホール 定員:当日先着450人(保育:当日先着10人)

10月30日(日)

14時から15時まで 市立第一小学校体育館 定員:当日先着300人(保育:当日先着10人)

10月31日(月)

10時から11時まで 文化会館たづくり くすのきホール 定員:当日先着450人(保育:当日先着10人)

 

一次受付 平成28年11月24日(木)から12月2日(金)

詳細は調布市ホームページ「平成29年度認可保育園の入園申し込みおよび入園説明会」をご覧ください。

 

 ※平成29年4月1日から入園できる子どもは、平成29年2月3日生まれまで。妊娠中でも、今回申し込むことができます。実際の出産が2月4日以降になってしまった場合は、平成29年5月1日以降の入園申し込みに自動的にエントリーされます。

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