1月8日、調布駅前にあるグリーンホール大ホールで「平成30年調布市成人式」が行われ、晴れ着やスーツ姿が初々しい成人のみなさんが参加しました。世間では「荒れる成人式」がいまだ話題になる中、調布の成人式は手作りの温かさが感じられ、主催者も参加者も一体となって楽しむことができる、魅力的な「イベント」として定着しています。
まず行われた「式典」では市長などの挨拶に続き、新成人代表による「はたちの主張」。フィンスイミングの世界学生選手権代表に選ばれたという、渡部力さんによる力強いスピーチがありました。
続く第2部のアトラクションは、二十歳前後の若者たち18名によって構成されている実行委員会が企画・運営。白百合女子大学によるチアリーディングや、桐朋学園短期大学によるダンスステージなどのほか、ゲストライブにはお笑い芸人のテツandトモさんが登場!ほかにもFC東京選手からのお祝いビデオメッセージや「映画の町調布」ならではのサプライズ演出など盛りだくさん。若者たちが「参加したい」と思える工夫に溢れたプログラムが続きます。
当日は小雨が降るあいにくの天気でしたが、調布市成人式「恒例」の「大人の階段」も登場(グリーンホール入り口の階段)。「大人の階段」をバックに記念撮影をする人たちの姿も見られました。
この日配られた「平成30年調布市成人式情報誌」も実行委員会が企画、制作したもの。「調布市インスタ映えスポット」など、楽しい特集も組まれている充実の冊子です。
14時からの式典の前には、同じ建物内にある小ホールで、調布市内の公立中学校関係者による「新成人を祝う会」も実施されました。懐かしい先生や友人たちとの再会に湧くのもまた成人式の恒例。地元ならではの、微笑ましい光景です。
魅力あふれる調布市の成人式。これからもきっとこの素晴らしき「伝統」が続いていくことでしょう。