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あなたの「防災力」大丈夫?子連れで備える風水害(後編)

2020年1月30日 公開

子連れだからこそ「準備しておきたい」防災グッズ

出前講座風水害編」に参加してわかったことは、災害時に大切なことは「自助」であり、いかに事前準備が大切かということ。

 

編集部スタッフもそれぞれ「持ち出し用防災リュック」や「備蓄食糧」などの準備をしているものの、本当にこれでいいの?と迷うことも。今回の勉強会では、参加者同士で話し合うことで、自分が気づけなかったことに気づける機会にもなりました。

 

また、大規模災害発生に備え「日常備蓄」を進めておくことの重要性を感じました。

「日常備蓄」は、あえて特別な準備をするのではなく、自宅で利用しているものを少し多めに備えること。日常の中で消費しながら、常に備蓄をしておくことで災害後も自宅で生活することが可能になります。自宅で避難生活を送ることを想定した「買い置き」も重要な災害対策だということを学びました。

 

 

また、今回の自主勉強会では市役所の方たちと災害時用に備えておきたいグッズについてもいろいろと意見交換ができました。その一部をご紹介しましょう。

 

▼マウスウォッシュ(歯磨きができないときに)

▼レスキューシート(防寒効果大とのこと!銀色のもの)

▼暇つぶしグッズ(折り紙、お絵かき帳など)

▼レジャーシート

▼使い捨てカイロ

▼マスク(感染予防) 

▼液体ミルク   など

 

暇つぶし用の折り紙などはスペースも取らないし、よさそうだねという話で盛り上がったり、レスキューシートは防寒力が高いというお話があったり。あらためて備蓄品や持ち出し用リュックの内容を見直す機会になりました。

 

勉強会参加者からはこんなアイデアや意見なども出ました。

 

東京マイ・タイムライン(外部リンク)を作成しておいた。

 

・避難所で配布されるペットボトルの水は、すぐに開封せずにとっておくとよい。避難所ではすぐに蓋をあけて飲んでいる人も多かった(調布市の担当者からも「水道が出るうちは水道水を飲み、いざという時のために命を守る水は取っておくとよい」というお話がありました)。

 

・避難時に使うことを想定して、登山グッズメーカーのレインコートを普段から使用している。防水性が高く、万が一雨のなか子連れで避難するとしても安心感がある。

 

・ペットボトルのお茶は常に箱買いし、備蓄している。

 

・「調布FM83.8MHz」の周波数をメモし、万が一の時にすぐに合わせられるようにしている。

 

・台風の直前に子連れで買い物に行ったらお店が混雑していて大変だった。日頃からの備えが大切だと痛感した。

 

・日持ちする食品や普段使っている生活用品は多めにストックして、古いものから使うようにしている。

 

・懐中電灯の電池や備蓄品の使用期限が切れていたことも…。定期的な見直しが必要だと思った。

 

・避難所を使う人のマナーも大切だと思った。ごみは持ち帰るかきちんとまとめるなど、翌日以降に小学生が気持ちよく登校できるよう、少なくとも原状復帰を心がけたい。

 

▲某スタッフの自宅玄関。持ち出し用リュックの定位置です。

 

まとめ

 

今回の講座を受けて「在宅避難」という選択肢があること、いかに事前の準備をし「自助」に備えるかが大切かということを学ぶことができました。

出前講座で使用したテキスト各種(「東京くらし防災」「調布市洪水ハザードマップ」「東京マイタイムライン」「日常備蓄で災害に備えよう」)については、調布市の総合防災安全課(042-481-7346~8)までお問合せください。在庫があれば、どなたでも手に入れることができるものです。気になる方はぜひチェックしてくださいね。

また、編集部では、今回の講座の内容をもとに、コサイト読者の皆さんとも防災について意見を交わす「リアルコサイトクラブ」の開催も計画しています。子育て中だからこその不安、準備しておきたいことなどはたくさんありますね。ぜひ同じ地域に暮らす人たち同士で情報を交換しあい、自分はもちろん家族や地域の命を守る「防災力」をいっしょに上げていきましょう!

 

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