3月10日、調布市立第八中学校では中学3年生を対象に「赤ちゃんとのふれあい体験」が授業の中で実施されました。
「赤ちゃんとのふれあい体験授業」は、世田谷区ではすでに区の事業として毎年、たくさんの学校で実施しているというもの。「子どもが生まれる前に赤ちゃんのお世話をしたことがない」という人が全体の75%にのぼるという実態をふまえ、ティーンエイジャーに赤ちゃんとふれあう機会をプレゼントするという事業です。この取り組みを知った第八中学校の先生が「ぜひわが校の生徒たちにも体験してもらいたい」と思い、実現することになりました。

当日は朝から雪まじりの冷たい雨。赤ちゃん連れには外出しづらい天候でしたが、事前にボランティアとして応募していた親子10組ほどが来校。
今回の運営団体はNPO法人せたがや子育てネット。代表でこの日の講師を務めた松田妙子さんから、まずは中学生に、赤ちゃん人形を使って、赤ちゃんとのふれあい方、注意点などをレクチャーします。

そしていよいよ「ホンモノ」の赤ちゃんとママたちが登場!


いくつかの班に別れ、それぞれのグループに赤ちゃん親子と、サポートするボランティアさんたちが入ります。最初は何から聞いていいのか、どう接していいのか緊張もあって戸惑う生徒さんたちでしたが、あやしてみたり、手を握ってもらったり、少しずつ距離が縮まります。


何人かの生徒さんたちは赤ちゃんを抱っこすることができました。ぎこちなく、でも慎重に、大切に丁寧に…。上手に抱っこできることもあれば、人見知りで泣いてしまう赤ちゃんも。けれどそれもまた、リアルな赤ちゃんを知る機会として貴重な体験なのかもしれません。



「赤ちゃんのとき、今しかできないボランティアだと思い応募しました。私にとっても、そしてこの子にとっても、よい体験でした」(赤ちゃん親子ボランティアさん談)

授業の一コマという短い時間でしたが、生徒さんたちの表情はすっかり和らいだよう。ふれあいを通して子育ての大変さを体験し、同時に赤ちゃんのかわいさ、はかなさ、強さ…などを体感できるひとときとなりました。






