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聴くだけでなく、見て、参加して楽しい!
調布のまちのいたるところで、クラシック音楽の美しさ、楽しさに触れられる「調布国際音楽祭」。クラシック音楽が好きな方も、あまりなじみがないという方も、そして子どもから大人まで、誰もが気軽に参加できるお祭りです。
昨年の来場者数は12000人超! 市内外から多くの方が調布に集う「調布国際音楽祭」、その記者会見が2月29日に行われました。
記者会見は、エグゼクティブ・プロデューサーの鈴木優人さんと、アソシエイト・プロデューサーの森下唯さんによる、2台ピアノの演奏でスタート。楽曲は調布にゆかりのある「ゲゲゲの鬼太郎」の主題歌を元にした変奏曲(編曲・森下唯さん)。おなじみの鬼太郎のテーマが、こんなにおしゃれな曲になるとは!という、驚きとワクワクから記者会見が始まりました。
2024年のテーマは「MUSIC WITHOUT BORDERS」
12回目を迎える今年のテーマは「MUSIC WITHOUT BORDERS」。
紛争や分断が絶えない世の中であっても、異なる文化や言語の壁を越え、音楽を通して私たちはつながることができる。そんなメッセージが込められた音楽祭です。
「コロナ禍においても、工夫をこらし続けてきた音楽祭。テーマにもある通り、音楽に国境はありません。音楽は生きる糧であり、ごはんのように毎日必要なもの。みなさんにボーダーをこえた演奏をお届けしたいと思います。
そして、観客やスタッフ、ボランティアや市民のみなさん…音楽祭にたずさわる人たちの交流が、音楽祭にさらに良い循環を生んでくれているのではと感じています」(監修・鈴木雅明さん)
「音楽祭は調布の花火大会のように、音楽の花火を打ち上げるお祭りです。今年で12年目、まちのみなさんが支えてくれて、調布を知らない人たちが調布を知って集まってくれるお祭りになりました。
アンサンブルという言葉が大好きで、これはフランス語で『一緒に』という意味があります。(オープニングの演奏の)2台ピアノもそうですが、気持ちを合わせて一緒に取り組むということが、平和を保つことにつながると思っています」(鈴木優人さん)
「音楽の力を社会のために生かすことと、音楽の素晴らしさをどう届けるかということ、その二つがしっかりと同居しているのが調布国際音楽祭ではないでしょうか。優人さんはさまざまな音楽を行っていますが、この音楽祭では特に実験的な要素を多く含ませています。
12年目を迎え、調布国際音楽祭にかかわるみなさんとは本当によいチームになったなと。実際にチームのアンサンブル、調和している様子が波及していくことで更によい効果が生まれ、音楽祭が育っていくことを実感しています」(森下唯さん)
回数を重ね、ますます充実する調布国際音楽祭。今年も魅力的なラインナップが発表されました。
調布でしか聴けない!オリジナリティあふれたコンサートの数々
オープニング・コンサート~情熱のボレロ!華麗な吹奏楽の祭典~
みんなで音楽祭の始まりを祝うオープニングコンサート。指揮はエグゼクティブ・プロデューサーの鈴木優人さん、ソリストにはフルートの上野星矢さんとサクソフォンの上野耕平さんが登場!そこに、調布市内にある桐朋学園大学、明治大学付属明治高等学校・中学校の学生のみなさんによる吹奏楽も加わります。ラストは出演者全員によるボレロで大団円!
将棋×音楽 スペシャルコラボイベント 駒音に耳をすませて
将棋と音楽、全く異なるこの二つは、どうボーダーをこえる!?
クラシックファンでもある一流棋士のみなさんをゲストに招き、盤面によって展開の変わる生演奏をバックに行われる緊迫の早指し対局や、次の一手クイズ、リクエストコーナーに異業種トークバトルなど、誰もが楽しめるお祭りのような内容を予定しているとのこと。
深大寺本堂に響くバロック・チェロ チェリスト上村文乃が今一番弾きたい音楽
例年チケットがすぐに完売してしまう、深大寺でのコンサート。
通常は一般公開されていない本堂で、チェリスト上村文乃さんの演奏が楽しめる贅沢なコンサートです。開演30分前には院内僧侶による声明もあります。
フェスティバル・オーケストラ 鈴木雅明の「幻想交響曲」
オーディションを勝ち抜いた若手演奏家を中心に構成する、今回限りの「フェスティバル・オーケストラ」。各パートの指導およびトップを務めるのは、国際的に活躍する演奏家や国内外の主要オーケストラの首席奏者などを務める実力者が揃います。
今回はベルリオーズの「幻想交響曲」にオリジナル楽器(作曲当時の演奏に用いられた楽器)で挑み、当時の音を探ります。
名手たちが奏でるシューベルトの名曲「ます」
フェスティバル・オーケストラの講師を務めるみなさんによる、特別なアンサンブル。「先生方による演奏が聴けるのは、とても貴重な機会になると思う」と鈴木優人さん。音楽祭の要ともいえるフェスティバル・オーケストラ。まさに今年のテーマである「MUSIC WITHOUT BORDERS」を体感できるアンサンブルとなるのではないでしょうか。
村治佳織&村治奏一 ギターデュオ・リサイタル 『夜明け』
映画音楽をはじめとする名曲の数々を、息の合った姉弟デュオでゆったりと楽しめます。
「ある晴れた日に」 森麻季ソプラノ・リサイタル
5年ぶりに森麻季さんが調布国際音楽祭の舞台に!今回はオーボエ・古部賢一さんも特別ゲストとして登場します。
鈴木優人×イザベル・ファウスト NHK交響楽団 in Chofu
既に問い合わせも多いというN響公演。イザベル・ファウストさんによるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲が聴けるのは調布のみです!
バッハ・コレギウム・ジャパン 音楽の捧げもの
バッハの音楽をたっぷり楽しみたい方に。実は「音楽の捧げもの」より 6声のリチェルカーレは、同日昼開催のN響公演でも演奏される楽曲ですが、本公演は聴けるのはエグゼクティブ・プロデューサーの鈴木優人さんの編曲版。聴き比べもおすすめです。
ワークショップ「新しい音楽をつくる」Vol.3
若手作曲家の作品に、それぞれタイプの違う作曲の大家たちがアドバイスするという、めったに見られないワークショップ企画です。第3弾のテーマはダンス音楽。ダンサーの方も出演します。
新しい作品が生まれる瞬間に立ち会える、またとない機会。作曲をしている方はもちろん、そうでない方にも楽しめる内容です。
ちいさな死神くんとあの木の上のお星さま
調布国際音楽祭に、ダンス公演が初登場!
振付・演奏を担当するのは、日本を代表するコンテンポラリーダンサーの黒田育世さん。バッハの楽曲と「ちいさな死神くん」という絵本、そして黒田さんの体験を元に紡がれる、調布国際音楽祭のための特別な公演です。
0歳から入場可!キッズコンサートも開催
アフラックpresents
子どもスペシャル!
せかいは音でいっぱい!栗コーダーカルテット&山口とものピロピロ?ドコドコ!コンサート
「ピタゴラスイッチ」でおなじみの栗コーダーカルテットと、なんでも打楽器にしてしまう廃品打楽器奏者・山口ともさんのコラボ公演。当日はくすのきホールの舞台が楽器でいっぱいになるかも!? にぎやかで思わず笑ってしまう、不思議な音色があふれるコンサートです。
たたいてあそぼう2024
毎年恒例♪ 桐朋学園大学打楽器専攻のみなさんが企画し演奏する、体験型のコンサート。演奏を聴いたり音を奏でたり。音楽の楽しさを全身で感じられるコンサートは、赤ちゃんにもおすすめです。
魅力的な無料公演も多数開催!
毎年多くの方が訪れる 布多天神社でのコンサート「ベヒシュタイン・ジャパン presents 布多天神社できくグランドピアノ Vol.3」は今年も開催!
また、文化会館たづくりエントランスでのオープンステージや調布市グリーンホール前でのウェルカムコンサートといった、ふらっと立ち寄れるコンサートも多数。
ゆっくり演奏を楽しみたい方には、グリーンホール小ホールで行われるミュージックカフェもおすすめです。ベビーカーでも入場可、カフェの営業もありますよ!
そのほか、文化会館たづくり エントランスステージでのピアニスト体験(誰でも無料でベヒシュタイン・ジャパン製のピアノを演奏できます)や、調布市内でのサテライトコンサートの開催予定も。
ホールでも街中でも、いろいろな場所で、いろいろな形で音楽と親しめます。
子どもたちが芸術に触れる機会の提供
調布国際音楽祭では、「次世代への継承」を目的に、2022年から寄附金を活用して、子どもたちに豊かな音楽体験を提供する取り組み(ジュニア招待※)を進めています。
これまで約140名がジュニア招待でオーケストラ公演を鑑賞。2024年も調布市内の小中学生を招待する予定となっています。
寄附付きチケットについて、詳細はこちら(外部リンク)をご覧ください(寄附付きチケットは、通常の発売日より早く購入が可能です)。
※ジュニア招待…寄附金を活用し、調布市内の小学4年生~中学3年生をオーケストラ公演に無料招待する取り組みです。
※そのほかにも、次世代の音楽家育成のために、フェスティバル・オーケストラ公演での留学生受け入れに関する費用の寄附を募集しています。
調布のまちに音楽があふれる9日間
遠くの会場へ出かけなくても、市内で上質の音楽に出会える「調布国際音楽祭」。
開催期間は2024年6月15日(土)~6月23日(日)。チケット発売は4月4日(木)からアートプラス会員先行発売、11日(木)から一般発売です。
各公演の詳細や出演者については、調布国際音楽祭2024公式ウェブサイト(外部リンク)をぜひチェックしてみてくださいね!