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調布市文化・コミュニティ振興財団では毎年、赤ちゃんから入場OKな児童向け演劇公演を主催しています。会場は、調布駅すぐのところにある調布市グリーンホール。本年は11月20日に、劇団銀河鉄道のぬいぐるみミュージカル「ブレーメンのおんがくたい」が上演されました。
当日はあいにくの雨模様でしたが、会場はこの日を楽しみに来場した親子でいっぱい。おむつがえや授乳のスペースも用意されており、ベビーカーでお越しの方も多くいらっしゃいました。
「シュルシュルシュッシュッ…」劇団銀河鉄道のテーマとともに頭上に現れた汽車に、子どもたちの目線はくぎ付けに。お話を運んできてくれる銀河特急。「ブレーメンのおんがくたい」が始まります。
大人にはおなじみのストーリーでも、小さな子どもたちの中にはお話を知らない子も少なくないはずですが、愛嬌のあるキャラクターと歌に引き込まれて、自然と物語に入り込んでいきます。居場所のなくなった動物たちが、力を合わせてブレーメンを目指す姿を応援したり、助けようと声を上げたり。
ハラハラする場面もありましたが、「ブレーメンへ行こう、ブレーメンへ行こう…♪」と、子どもたちは楽しそうに口ずさんでいました。
最後は、別のまちへお話を届けに旅立っていく汽車を、みんなで手を振って見送りました。
小さなお子さん連れの保護者のみなさんに、今日の感想を少しお聞きしてみました。
「最後まで観ていられるか不安だったのですが、『ワンワン』『ニャーニャー』と出てきた動物を指さしたり、音楽に合わせて体を動かしたりと楽しんでいる様子でした」
「少し子どもが騒いでしまったときも、みなさん子連れなのであまり気にならず良かったです」
「子どもが大きなホールで劇を観るのは初めてだったので、とても良い経験でした」
「小さい子どもと気軽に参加できるミュージカルはありがたいです。値段がそれなりだったり、会場が遠いとなかなか思い切って参加できないので…」
調布市文化・コミュニティ振興財団ではその他にも、子どもと参加しやすい公演や親子で楽しめる公演を開催しています。冬はせんがわ劇場で、毎年大人気の「親と子のクリスマス・メルヘン」もありますよ。
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