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平成28年度の保育園におけるアレルギー対応について

2016年3月24日 公開

医師という専門家の集団である「調布市医師会」は、行政と協力しながら市民に寄り添った地域医療を推進しています。

 

3月初旬には、調布市医師会と子ども政策課の話し合いにより、平成28年度の保育園におけるアレルギー対応について以下の3点を決定しました。

 

1. 食物アレルギー管理指導表について、昨年に引き続き平成28年度も私立、市立、認可、認証保育所すべてを対象に、統一した書式を用いる。

管理指導表サンプル ▲厚生労働省が推奨する「管理指導表」の見本です。調布市の統一書式は現在最終調整中。

 

2.食物アレルギー対応マニュアルについては平成28年度中に施行開始する予定。
内容については、小学校、中学校で行っている内容に準拠し、食品除去に関しては、「対象食品の全部許可または全部除去」となり、「1/2個まで」や「50mlまで」の表現はなくなる。また誤食が起こった時に対応についても統一した記載がされる。

 

3.緊急時の対応については、東京都や各関係団体、小学校などで行っている食物アレルギー対応の講習会に保育職員が参加し、その参加した職員が園に持ち帰って知識を共有する。

 

これらの決定の狙いは、「現場の混乱を防ぐ」こと。
書式が同じになり指示が統一されることで、現場での対応がまちまちにならないよう、また「対象食品の全部許可、または全部除去」と指示を単純化することで事故を防いでいこう、というものです。
小、中学校での対応については、調布市医師会、調布市教育委員会、慈恵医大第三病院で検討した対応マニュアルがあり、今後は保育園でもそれに準じた対応を行っていくことになります。

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