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お薬手帳を活用しましょう

2017年5月15日 公開

現在お子さんや自分自身が服薬中の方は、出かける時に「お薬手帳」を携帯していますか?調布市民の健康を下支えする「調布市医師会」では、お薬手帳の携帯と活用をすすめています。

医師会インフル

お薬手帳とは、調剤薬局などで手に入るもの。薬の「処方内容」「調剤日」「調剤薬局名」「処方せん発行医療機関名」「薬剤名」「薬剤の用量・用法」「日数」「ジェネリック医薬品か否かなど」「副作用歴」「アレルギー歴」や「主な既往症」について、細かく記載できるものです。

お薬手帳の役割は主に、次の3つが上げられます。

1. 飲み合わせや重複をチェックし、副作用や飲み合わせのリスクを減らす。
2. 副作用歴、アレルギー歴、過去にかかった病気などの情報を伝えることができる。
3. 旅行や災害、急に具合が悪くなった時に、自分が服用中の薬の情報を正確に伝えることができる。

 

たとえば、初めての薬を服用中に発疹や体調不良が起こった場合、お薬手帳に記録しておけば、次回以降の診察時にお薬手帳を見れば、「使えない」薬がひと目でわかるので安心です。また、医療機関や薬局に行く時だけでなく、市販薬やサプリメントを購入する時にも役立ちます。

 

「最近、子どもが病院にかかる時に、鼻水は耳鼻科、湿疹やアトピー性皮膚炎は皮膚科、熱がでたら小児科のように「かかる科」を分けているご家庭を多く見かけます。実は薬の副反応で発疹が出ていたなど、今まで飲んでいた薬が分かることによって必要な治療の方向性が決まることがあります。
 いくつかの医療機関にかかっていても、一冊のお薬手帳に薬の処方内容が順を追って記載されていれば、これまでの症状や治療に必要な薬が分かります。処方箋を提出する調剤薬局は自分で選ぶことができ、お薬手帳は全国どこでも使えるので、1冊にまとめて、保険証と一緒に携帯することをおすすめします」(調布市医師会 貫井清孝先生)

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